真田丸 ネタバレ 第24話 滅亡

小田原城を豊臣の大軍が取り囲みました。北条軍はなおも徹底抗戦の構えを見せます。北条氏政(高嶋政伸)を説得するため、真田信繁(堺雅人)は小田原城に潜入しました。

北条の家臣たちが襲ってきたので、信繁は戦い、佐助(藤井隆)が煙玉を投げ、対抗します。そこへ小山田茂誠(高木渉)が現れ「真田源次郎信繁、お久しゅうござる」と腕を引っ張りました。倉へ移動してから、茂誠は松(木村佳乃)と別れた場所にとどまっていたが、小山田家は北条家と縁が深かったので、小田原を頼ったと打ち明けます。

板部岡江雪斎(山西惇)が来たので、信繁は松が生きていることを茂誠に伝えられず、倉を離れました。氏政の居室へ行くと、氏政は「顔をしっかり見たい。もう少し近う」と言います。御簾が上げられ、信繁が近づいていくと、氏政の顔は真っ白です。

突然に家臣たちが現れ、信繁が捕まえられてしまいました。氏政は「殺せ。北条がどれだけ真田に振り回されてきたか知らぬことはあるまえ。よう抜け抜けとわしの前に姿を現したな」と言います。

信繁は「私は豊臣の使者として参ったのです。真田安房守昌幸の息子としてうかがった訳ではございませぬ。戦の勝敗はもはや決しました。後はどれだけ兵の命を救えるか。ご隠居さまにご決心頂くべくまかりこしました。せめて徳川様の書状だけでもお読み下さい」と訴えると、氏政は江雪斎と家臣たちを引かせました。

信繁が「徳川様は、ご隠居様、御屋形様のお命を救うべく、奔走しておられます」
氏政「わしは降伏はせぬ。この城におれば、決して負けることはない」
信繁「されど勝つこともできません。関東の大名は国衆で北条に従う者はもう誰もおりません。頼みの伊達政宗も豊臣に下りました」
氏政「城の外で何が起こっておる?」

信繁は「お味方の城はほどんど落ちております」と鉢形や八王子などが落城し「そして、沼田。真田が奪い返しました」と話します。
氏政「因縁の城もか。ついに東国の覇者になれなんだ。返す返すも心残りは、どうせ秀吉と一戦交えるなら、伊達や徳川と組んで日の本を分ける大戦をやってみたかった。華々しく戦国の世に幕を引きたかった。秀吉が恨めしいぞ」
信繁「今はその秀吉公に頭を下げる時にございます。殿下はご隠居様と御屋形様のお命を助けると仰せになりました。豊臣の家臣として新しい道を生き直してくださいませ」

廊下、江雪斎は信繁をほめてくれました。信繁は倉へ寄って、松が生きていることを茂誠に伝えられます。茂誠は感激してましたね。
信繁は金属の塊を見つけ「これはなんですか」と聞くと、茂誠は「鉛だよ。これを溶かして、鉄砲の弾を作る」と教えてくれます。
信繁は鉛に刻まれた刻印に気付きました。


石田三成(山本耕史)忍城を任せた真田昌幸(草刈正雄)真田信幸(大泉洋)は武蔵に入り、鉢形城を落として、八王子城へ向かっていると3DCGで有働アナの解説があります。

八王子城近くの寺、信幸が「殿下は何と言ってきたのですか」と聞くと、昌幸は「八王子は上杉に任せ、わしらは忍城へ戻れと」と答えました。
出浦昌相(寺島進)は忍城はまだ落ちてないのかと聞くと、昌幸は三成が苦戦しているようだと言います。
出浦が「お主、氏政がうらやましいようだな」と言うと、昌幸は「あやつは己のための戦をしておる」と話しました。

天正18(1590)年7月5日、ついに北条氏政は城を出て、秀吉に降伏します。北条氏直(細田善彦)は剃髪していました。

小田原の豊臣秀吉の陣、豊臣秀吉(小日向文世)は「氏政は死んでもらおうか。これだけねばられたのだ。腹でも切ってもらわねば、示しがつなぬだろう」と言い出し、信繁、徳川家康(内野聖陽)大谷吉継(片岡愛之助)が反対します。
しかし秀吉は「城の明け渡しが済んだら、氏政は切腹。それを見届けたら我らは京へ帰る」と言いました。

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7月10日、氏政は髷を落とし、秀吉の軍門に降ります。家康が「お命、必ずお救いいたす」と手を取ると、氏政は「生き恥はさらしとうない」と言います。
家康が「恥は一時でござる。生き延びることこそが肝心」と言うと、氏政は「これ以上関わると、貴殿に災難が振りかかると。ここまでにしていただこう」と手を離しました。

家康、昌幸、上杉景勝(遠藤憲一)は氏政のところへ行って、生き延びて欲しいと話します。
昌幸は「死にたければ、死になさい。されど生きておればまだまだ楽しいものが見られますぞ。このまま秀吉の天下が来るとは到底思えません。ここにいる誰もがそう思っているはず。そうではござらんか?もうひと暴れ、したいとは思いませんか?」と誘いました。

氏政は「お主らの働きぶり、あの世でしかと見物させていただこう」と言うと、家康は「ここまで…でござるか」と聞くと、氏政は「ここまでで、ござる」と答えました。
景勝が「よき戦相手でござった」と言うと、氏政は「その言葉、貴殿にもお返し申す」と言います。

別の部屋で、信繁と江雪斎、直江兼続(村上新悟)本多正信(近藤正臣)が控えていました。
信繁が「何ゆえ徳川様はここまでして氏政様をお助けしようとされるのですか」と聞くと、正信は「ああ見えて我が殿は情が深うござってな、北条とは長年競い合うてきた仲。いつしか輩(ともがら)のような気持ちになられたようです」と答えます。

家康、景勝、昌幸がやって来ました。家康は「戻るぞ」と正信に言ってから、江雪斎を見て首を振ります。昌幸は信繁と、景勝は兼続とそれぞれ出て行きました。江雪斎は泣きそうな顔で庭へ出ると、奥へ向かって一礼し去っていきます。

北条氏政は白装束を着て、飯に汁をかけて、それを食べました。翌日、北条氏政は切腹します。北条氏直は出家の後、高野山へ送られました。これによって北条家は滅亡します。

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小田原の大谷吉継の陣、信繁は吉継に、刻印の刻まれた鉛の塊を見せました。千利休(桂文枝)の刻印です。信繁と吉継が小田原城の倉へ行きますが、何もありません。鉛を運びだした利休は「危ないところやった」とつぶやいてました。

7月12日、小田原城が落ちても、武蔵の忍城だけは降伏していません。石田三成はまた堤を破られたと怒っています。
昌幸は「ここは、それがしにお任せいただけぬか。速やかに開城させてご覧にいれましょう。貴殿のお嫌いな卑怯な手を使ってもよろしいか?」とたずねました。

三成が許可すると、昌幸は「戦に勝つとは、人の心を制することにござる。忠義が邪魔なら、そこにつけ込めばよろしい。小田原から土産を持ち帰りもうした。北条氏政の兜でござる」と兜を出します。
「血の一滴も付いていないこの兜は、氏政が命乞いして、助かった証し。氏政は、家来を見捨て、己が生き延びる道を選んだ、そう噂を流しまする」
信幸が「兜1つが証となりましょうか?」と聞くと
昌幸は「目に見えるものが、そこに1つあれば、噂は噂でなくなる」と言って、出浦に兜を忍城へ置いてくるよう命じます。

7月14日、忍城は開城しました。三成は「貴殿の策はやはり好かん。だが貴殿のおかげで無駄な犠牲を払わずにすんだ。それがしに戦の何たるかを教えて頂けぬか」と昌幸に頼んできました。

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いわゆる宇都宮仕置きにおいて、伊達政宗(長谷川朝晴)は秀吉に対し所領のすべてを差し出します。
昌幸は伊達政宗の家臣・片倉景綱に連絡をつけようとしました。伊達政宗が秀吉に反旗をひるがえした時、真田が先鋒となって大坂を討つというのです。

宇都宮城で酒宴が開かれました。伊達政宗は赤い着物に黒い眼帯で、片倉景綱(ヨシダ朝)とともに餅をつきます。政宗はそれに餡をまぶし「これぞ、名物ずんだ餅。ご一同、召し上がられよ」と秀吉に差し出しました。
秀吉も「よし、わしもつこう」とご機嫌になると、政宗は「これぞ天下餅」と持ち上げます。

その様子を見ていた昌幸は「もうよい」と信幸に言って、伊達とコンタクトを取るのを中止しました。
家康も「伊達政宗、もう少し気骨のある男かと思っておった。まあ人のことは言えぬがな」とあきれます。

秀吉が来て「徳川殿、江戸はどうであった」と聞くと、
家康は「まことすばらしき土地にございました。それがしが江戸を東国一の都にしてご覧に入れまする」と答えました。
秀吉は「安房守、こたびはよう働いた。真田のこと決めたぞ。小県は安堵。沼田もお主にくれてやる。ほっとしたろう。ついでに徳川の与力な、あれも忘れていい。上田に腰を落ち着けて、この先、徳川をしっかりと見張ってくれ頼むで」と立ち去ります。
昌幸は笑顔になりましたが、家康は憮然としてましたね。

*****
夜、信繁が着物にこびりついた餅を取っていると伊達政宗が登場します。信繁が自己紹介すると、政宗は「安房守のせがれか」と隣に座るよう言いました。信繁が政宗の右側に座ろうとすると、政宗は「こっちにしてくれるか」と目の見える方を指します。

政宗は「殿下に気に入られた。ずんだ餅もうまくできたし、よいことずくめじゃ。わしと殿下は似ているところがある。気が合うのはわかっておった。もし北条が先に降参しておったのなら、わしの命はなかったのでは?」と聞くと
信繁は「殿下はそのように仰せでした」と答えました。

政宗「わしの人生、綱渡りだ。小さい男だと思っているだろう?」
信繁「北条氏政様は伊達様を待っておられました。頼みの綱だったようです」

政宗「知らん。生き残るためじゃ。わしだってどうせ戦国の世に生まれたからには、天下をかけた大戦にのぞみ、何万という大軍を率いて、敵を蹴散らしたい。お主だとてそう思うだろう。

もしわしが、もう20年早く生まれておれば、
もしわしが、もう少し京の近くで生まれておれば、
大広間の首座に座っていたのは、秀吉ではなく、わしであった」
と刀を突き上げます!
信繁がさやを差し出すと、政宗は刀を収め「真田の小倅、またどこかで会おう」と去って行きました。

京、聚楽第、秀吉はお捨を抱き、左右に寧(鈴木京香)茶々(竹内結子)を座らせ、大名たちに「こたびの戦、まことに大義であった。小田原の北条もついに滅び、天下一統はここに成し遂げられたぞ」と宣言します。
北条の滅亡により、関白秀吉は名実ともに、天下の覇者となりました。関ヶ原の戦いまであと10年です。

大河ドラマ 真田丸 あらすじ
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