真田丸 ネタバレ 第20話 前兆

豊臣秀吉(小日向文世)は織田信長の姪・茶々(竹内結子)を側室とし、その権勢は頂点に達しようとしていました。秀吉に逆らえない真田は徳川家康(内野聖陽)の姫との縁組を迫られます。

上田城、真田信幸(大泉洋)真田昌幸(草刈正雄)とともに松(木村佳乃)が帰ってきて、とり(草笛光子)薫(高畑淳子)は再会を喜び合いました。

信幸の居室、信幸は「おこう、すまん」と謝ります。こう(長野里美)は「お手をお上げ下さい。私が頭を下げることはあっても、あなた様が下げることなどありません。たとえ離縁だとしても頭を下げ…。え?離縁ですか?かしこまりました」と言いました。

信幸が「驚いたり、怒ったりせぬのか?」と聞くと、こうは「驚きはしましたが、お考えがあってのことでしょうし。悩みぬかれたことでしょうし。ただ私としては、何がいけなかったのでしょうか」と泣き出します。信幸は「そうではないのだ。徳川から本多忠勝の娘を嫁にもらうようにという話が来た。今の真田は徳川に逆らっては生きていけぬ」とこうを抱きしめました。

こうは昌幸やとりたちに「長い間、お世話になりました」と言います。とりが「ひどすぎる」と非難すると、昌幸は「実はわしも断るつもりでおったのじゃ。しかし源三郎がどうしてもと」と責任逃れです(汗)

信幸は「これも真田の家のためでございます。もはや腹は決まっております」と潔いです。薫から「これからどうされるのです?」と聞かれ、こうは「ひとまず里に戻ります」と答えました。昌幸が「事の次第を文にしたためて、佐助に託す。頼んだぞ」といいますが、佐助(藤井隆)は動きません。信幸に「佐助、わきまえよ!」と叱られ、佐助はやっと走り出しましたね。

松は「おこうさん、あなたのことは正直ほとんど覚えてません。でも
、めげずに生きていって下さいね。生きてさえいれば、きっとよいことがあります」と声をかけました。

1ヶ月後、稲(吉田羊)が徳川家康の養女となって、輿入れしてきます。従者が肩を震わせないていたと思ったら、稲の父親・本多忠勝(藤岡弘、)でした!昌幸は見破りましたが「そっとしておこう」と薫とともに立ち去ります。信幸と稲は三三九度の盃を交わし、夫婦となりました。

信幸の居室、信幸が「これからはここがそなたの家じゃ。不便があれば何でも申してくれ」と言うと、稲は「よろしいのですか?よろしいのですね。寒うございます」と震えます。信幸が廊下へ出て侍女を呼ぶと、こうでした!びっくりしましたね。昌幸やとりたちも了解してました(笑)

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天正16年4月14日、後陽成天皇が聚楽第を訪れます。正装した秀吉や大名たちが拝謁しました。居室に戻った秀吉は「いやー!さすがに疲れたわ」と言うと、家康は「信長公ですら成し遂げえなかったことおめでとうございます」と持ち上げます。秀吉が「佐吉、風呂にでもひゃあるか」と言うと、石田三成(山本耕史)が「風呂にひゃあるがよろしいかと」と答え、秀吉は大笑いしました。

一室に戻った家康は本多正信(近藤正臣)に「後は北条と伊達が従えば、この日の本はあやつのもの。だが、秀吉には大きな悩みがある。あれには子がおらん。ようやく手に入れた天下、誰に継がせるか、さぞ頭が痛いことであろう」と話します。

天正17年、寧(鈴木京香)阿茶局(斉藤由貴)が話している横で、茶々はお菓子を食べるのをやめません。きり(長澤まさみ)と一緒に茶々がお菓子を取りに行ってから、阿茶局は寧に「お茶々様のことですが、ひょっとしてお腹にややこがおられるのでは」と言いました。

やがて茶々が子を身ごもったとわかって、秀吉は大喜びします。秀吉は54才です。ところが、裏門の白壁に、それをやゆする落書きが見つかりました。片桐且元(小林隆)がそのことを報告し、秀吉は大激怒し、不埒者を捕らえるよう命じます。

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真田信繁(堺雅人)は平野長泰(近藤芳正)とともに、三成から犯人探しを任せられました。現場へ行った信繁は、落書きの内容を書き留め、消し炭で書かれていると見破り、地面に折れた木が落ちているのを発見します。信繁は、ハシゴを使っていて、犯人は1人ではないと推理しました。月が出ていないので、ハシゴに登って、松明を掲げて、1人で落書きはムリだというのです。

信繁と長泰は門番たちに話を聞いて、三成に報告に行きました。大谷吉継(片岡愛之助)もいます。刀狩りをして、集めた刀を溶かして、方広寺の大仏用の釘にする話し合いをしていたのです。

落書きについて、小半時に1度、門番が見回りに来ていたので、賊はそのすきを狙っていたのではと信繁は話します。番人は18人で、夜は半分の9人が担当してましたが、尾藤道休という男が、体の調子が悪いと帰ったことがわかりました。見回り中に、転んで体を打ったのです。

信繁と長泰は本願寺を訪ね、道休と会おうとしますが、対応した坊主は合わせてくれません。そこで、三成は病の豊臣秀長(千葉哲也)に頼んで、一筆書いてもらいました。秀長は「それにしても兄上にも困ったものだな。近頃とみに怒りやすくなられた。少しでもわしが肩代わりして、兄上の重荷を分かちあえればよいのだが。病なんぞにかかっている場合ではないな」と力なく笑います。

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ふたたび本願寺に行くと、道休は布団に寝ていました。道休はいつも番小屋で酒を飲んでいて、見回りなどやったことがないと言います。野良仕事は苦手だった道休は、刀狩りで刀を奪われ、ケンカも禁止され、やっと番人になったが、やることがないと愚痴りました。先も短く、生きている価値がない自分だが、字が書けないので、落書きも書けないと打ち明けます。

報告を受けた秀吉は「この件、決してうやむやにはせんぞ!書いた奴は必ず厳罰に処す!わしを侮ったらどんな目に合うか、思い知らせてやるのだ!そもそも門番たちが悪い。門番すべてその役を免じ、今すぐ牢につなげ。明日の夜、ことごとく磔にする。わしが本気で怒っていることを世にしらしめるのだ」と命じました。

きりと信繁は、豊臣秀次(新納慎也)に秀吉を諌めるようお願いします。しかし秀次が会いに行くと、秀吉は「お前は何もわかっていない!わしのことは何と言われようと構わん。サルだとか、ハゲネズミとか、若い頃からさんざん言われてきた!今度のことが許せんのは、どこの誰ぞが、わしの息子をこけにしおったんじゃ。書いた奴を見つけ出し、耳と鼻をそぎ、磔にしたうえで、首をはねる。それでも許せん。その親類縁者、ことごとく磔じゃ」と大爆発しました。

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2月25日の夜、17人の門番たち磔にされます。信繁が「こんなことがあってよいのでしょうか?彼らには何の罪もない。ひどすぎます」と訴えますが、三成は酒を飲んで答えません。信繁が部屋を出ると、三成の妻・うた(吉本菜穂子)が「旦那さまはずっと1人でお酒を飲んでらっしゃいます。今夜はいくら飲んでも酔えないと」と言います。

聚楽第、秀吉は馬のおもちゃを用意し、茶々と大蔵卿局(峯村リエ)の前で、いつ生まれるのかと楽しみにしていました。庭で、きりと信繁が秀吉について話してると、寧が通りかかります。

寧は「人は痛いところを突かれた時に、一番腹が立つもの。あの落書がきっかけで、生まれる子が殿下の子ではないのではと、ウワサが立ったでしょう。誰よりも疑っているのは、ひょっとしたら殿下ご自身かもしれません」と言いました。

きりが「殿下は恐ろしい。殿下は変わった」と言うと、寧は「みんなあの人のこと、わかっとらんの。殿下は昔と少しも変わっとらん。昔から怖い人でした。明るく振る舞ってはいるけど、実はそりゃあ冷たいお人。信長公よりずっと怖いお人。そうでなきゃ天下など取れません」と話します。

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本願寺から道休が死んだと知らせが来ました。信繁は「尾藤道休に罪をかぶってもらいましょう。落書を書いたのは道休ではありませんが、しかしあの男が落書をしたとしても、誰も疑いません」と提案します。本願寺の納屋へ行って、道休の遺体と対面しました。

聚楽第、三成と信繁は首桶を持って、秀吉に報告します。秀吉は「六条河原にさらせ。こやつの一家親類ことごとく探しだし、その首をはねよ。家を焼き払い、近所の住民を根こそぎ磔にしてしまえ」と命じました。

三成が「どうかこの首をもって、こたびのこと終わりになさいませ。これ以上の殺生は無用にございます」と言うと、秀吉は「血迷うたか佐吉」と不快感を表します。信繁が「私からも…」と言うと、三成は「口を出すな」と制しました。

秀吉が三成に切腹を申し付けようとすると、寧が入ってきて「あんた、いいかげんにしときゃあよ。私がでんと、あんたが収まらんでしょうが。落ち着いてよう考えや。あんたが怒れば怒るほど、うわさが本当に思えてくるんだに。でーんと構えとりゃええんです。どうしてもご心配なら、茶々殿に聞いてごらんなされ」と言います。

「そんなことできるか」と秀吉が言うと、茶々が「聞いてみてくださいな」とやって来ました。茶々は「この子供の父親は、源次郎です」と言い、信繁は「お待ちください」とあわて、茶々は「そんな訳ないでしょう。殿下のお子に決まっておりまする」と笑って、去っていきます。秀吉は茶々を追いかけて行きました。

三成が礼を言うと、寧は「せめてもの罪滅ぼしです。京と大坂の人たちが、喜んでくれることを何でも良い。考えて下さいな」と言います。信繁が「思い切って、金をばらまくというのは」と提案すると、寧は「それぐらいやった方がええ。殿下の子供が生まれるんです。派手に参りましょう」と賛成しました。

廊下、信繁が「実のところ、あの落書は誰のしわざだったのでしょう?」と質問すると、三成は「決まっておるではないか。民の仕業だ。大勢の民が殿下に対して、同じ思いを抱いた。それがあの落書になったのだ」と答えます。信繁が「だから殿下はあれほど恐れたのかもしれませんね」と言うと、三成はうなずきました。その3ヶ月後、茶々は男児を出産し、捨と名付けられます。

大河ドラマ 真田丸 あらすじ
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