真田丸 ネタバレ 第11話 祝言

真田は頑として沼田を諦めようとしません。北条は再度徳川に、真田の説得を迫ります。追い詰められた徳川家康(内野聖陽)は、室賀正武(西村雅彦)を浜松城へ呼び出します。

海士淵に築いている城について、家康は「海士淵の城を預かるは、真田のみ。室賀殿の名も他の小県衆の名も、どこにも書かれておらぬわ。真田安房守にまんまとやられましたな。おぬしも、わしも」と証文を見せました。

本多正信(近藤正臣)は室賀正武に「真田安房守の嫡男・信幸が、真田家の新しい当主になったという知らせを聞きたい。室賀殿の口から」と言って、真田昌幸を亡き者にするようそそのかします。真田信尹(栗原英雄)がその様子を見てましたね。

堀田作兵衛(藤本隆宏)の家、真田信繁(堺雅人)は梅(黒木華)と夫婦になると、矢沢三十郎(迫田孝也)佐助(藤井隆)に伝えました。三十郎は「驚いたな!私はおきりさんと一緒になるものと…」と口を滑らせ、佐助に突き飛ばされます(笑)

信繁が「梅、作兵衛、1つ言っておかねばならぬことがある。正室というものは、家と家の結びつきを固めるために使われる。お前は側室としてしか認めてもらえぬだろう。だが私は梅のほかに嫁をもらうつもりまったくない。よってほとんど正室だ。側室とは祝言を挙げぬものだが、私はあえてきちんとやろうと思っている」と言うと、梅と作兵衛は納得しました。

真田信幸(大泉洋)は「めでたい話ではないか。しかし、いつからだ?」と聞くので、信繁は「いつからとは何をもって決まるのですか?」と聞き返すと、信幸は「それはやはり口吸いだろう」と答えます。信繁が「梅の腹の中には、ややこがおります」と報告すると、信幸は「口吸いどころではないではないか。そんな顔して、やることは、やっておるのだな」とびっくりしました(笑)

真田昌幸(草刈正雄)は「腹の中にややこまでおると聞いては、許すもなにもあるまい。これで人質の駒が1つ増えたぞ、内記。ばば様だけでは心もとないと思っておったのじゃ」と喜んでくれましたが、高梨内記(中原丈雄)は複雑な表情です。


とり(草笛光子)の部屋、薫(高畑淳子)は「私は不承知です。何ゆえそのような家柄のおなごを娶らねばならぬのですか」と大反対します。薫は京の公家出身なので、家柄を大事に考えているようです。とりは「よかったのう。源次郎が選んだおなごなら間違いあるまい」と賛成します。

薫が部屋へ戻って写経をしてると、三十郎がユリの花をプレゼントしてくれました。三十郎が出て行くと、天井裏から佐助が香りの出る油を熱しはじめ、香りを下へ流します。

そして信繁が入っていって、梅と夫婦になることを許して欲しいと頼みました。薫は納得してくれそうでしたが、天井裏から垂れた油が、薫の額に当たります。薫は「曲者じゃ!」と叫んで、薙刀で天井を突き刺しました。信繁は「逃げろ!」と叫んで、佐助に知らせます。信繁は策を弄したことを謝りました(汗)

信繁から頼まれた昌幸が「お前の目にかなったおなごは、ゆっくり探せばよいではないか。そして改めて正室に迎えようぞ。源次郎を困らせるな」と言います。薫は梅が信繁の側室になることは認めますが、祝言には出席しないと断ります。

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内記が「寝耳に水じゃ。若はお前のことが好きではなかったのか!しかもよりによって堀田作兵衛の妹とは」とガッカリすると、きり(長澤まさみ)は「お梅ちゃんはいい子です」と言いました。内記が「腹の子が男の子だったら目も当てられんぞ」と言うと、きりは「お子がおるのですか」と初めて聞いたようです。

作兵衛の家、きりは「お梅ちゃん、おめでとう」と佐助と三十郎に鯛を持ってこさせました。きりは信繁の前では笑顔でしたが、庭のすみへ行って、声を殺して、泣いてましたね。

信幸が来て「祝言はなしだ。俺は父上の言葉を伝えに来ただけだ」と言います。信繁が「母上と話してくる」と立ち上がると、梅は「やめて下さい。そんなことで、お方さまと源次郎様がもめてほしくないのです」と止めました。

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上田平に新しい城が完成しました。上田城です。真田昌幸は室賀正武に不信感を抱いています。真田信尹から、家康と正武が浜松城で密談していたと連絡が入っていたのです。出浦昌相(寺島進)は「それとなく浜松へ行ったことをたずねてみてはどうか?」と提案します。

大広間、室賀正武が来て「これは誰のための城だ?」と聞いてきたので、昌幸は「もちろん、我ら国衆のため。ここに城があれば、上杉であろうが、徳川であろうが、一歩足りともこの小県に攻め入ることはできん。そのための城じゃ」ととぼけました。

昌幸から「そういえば源三郎、室賀殿にたずねたいことがあるそうだが」と振られ、信幸は戸惑いながら「室賀様はいつも肌ツヤがよろしいが、秘訣はおありですか?うなぎは肌によいそうですな。浜松ではよいうなぎが取れると聞いております。近頃、浜松に行かれたようだが、そちらでうなぎを?」とたずねます(笑)室賀正武は「誰かと勘違いしているようだ。浜松などここ10年、に行ったことがない」と言い切り、去って行きました。

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浜松城、室賀正武は「やはりできません。あやつは幼なじみじゃ」と断ると、本多正信は「ご心配なら、よりすぐりの者を2人ほどつけましょう」暗殺者と言ってきました。

上田城、正武がまた浜松城へ行ったというので、出浦昌相は正武が昌幸の暗殺を狙っていると気づき「源次郎に祝言を挙げさせ、室賀に案内状を送りつける。やつもよい機会と食いついてこよう」と策を出します。

信幸は「祝言の席を、血で汚すおつもりですか」と反対しましたが、昌幸は「室賀がわしの命を狙うという確たる証はない。それを見極めるためじゃ」と言います。そして信幸は陰謀のことは内緒にし、信繁に「源次郎の初めての婚儀、ごく近しい者だけへのお披露目として、やはり祝言を挙げさせたいと仰せだ」と伝えました。

一方、室賀正武は「真田昌幸の次男坊が祝言を挙げることになった。この機会に昌幸を討つ」と2人の男に明かします。

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上田城、祝言の日が来ます。梅が、こう(長野里美)に化粧をしてもらってると、信繁がのぞきに来ました。きりが信繁にちょっかいを出すので、梅はきりを別室へ連れて行き「源次郎様は私の旦那様になられたんですよ。私たちのことはほうっておいてくれませんか。きりちゃんの気持ちがわかるから。きりちゃん、今もあの人のことが好きだから」とピシャリと言います。

信幸はこうに「酒の席がはじまったら、源次郎から目を離すな。あいつを広間から出してはならぬ。よいな」と命じました。

信繁と梅は固めの盃を交わし、そののち、大広間でお披露目の宴が催されます。宴がたけなわとなった頃、昌幸は正武を囲碁に誘い、居室へ移動しました。徳川からの暗殺者2人は、カラクリ扉から出てきた昌相によって葬られます。

昌幸の居室、昌幸と正武が囲碁を打つのを、廊下から信幸が見ています。正武の死角から、内記と昌相が見ていました。きりが信幸の近くへやってきて「お構いなく」と座り込みます。信幸が「向こうへ行ってろ。いられては困るのだ」と言いますが、きりは動きません。

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大広間、信繁が「兄上はどこへ行ったのだ?探してくる」と立ち上がろうとすると、こうが「これより真田名物、雁金踊りをご覧にいれましょう」と立ち上がり、咳き込みながら踊り始めました(汗)

昌幸の居室、囲碁が佳境を迎えると、昌幸が「正武、その懐に隠し持ってるのは小刀か?」と聞くと、正武が「何の話だ?」と聞き返します。

昌幸は「わしを殺し、徳川からこの城をもらうつもりであったか?さしずめ、お主の連れてきた2人は徳川の手の者。亡骸は徳川に送り届けることにする。お主の負けじゃ。わしの家来になれ。さすれば許す。よう考えろ。お主にはそれ以外の逃げ道はない」と一手を打ちました。

正武が「お前とは生まれ育った場所も近く、同じような人生を歩んできた。幼い頃より、わしの前にはいつもおぬしがいた。だが、わしは人として、武士として、おぬしに劣ったと思ったことは1度もない。ただの一度も。わしの勝ちじゃ」と懐から小刀を取って、碁盤の上に置き「帰る」と立ち上がります。

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そして、正武が「お主の家来にはならぬ」と刃物を抜くと、昌相が手裏剣を正武に投げ、ひるんだ正武に信幸と内記が斬りかかり、昌相がとどめを刺しました。

きりはその惨状を目撃してしまい、悲鳴を上げながら大広間へ行きます。きりは信繁を引っ張っていき、梅もついていきました。

昌相は信繁たちにもわかるように「室賀正武、徳川家康にそそのかされ、殿を暗殺せんと参ったところ、返り討ちに致しました」と報告し、昌幸が「ご苦労」と答えます。

信繁が「読めました。それで祝言を」とつぶやくと、きりは「何、つっ立ってんのよ!あなたたちいいの?これで?お梅ちゃんが」と責めました。昌幸は「わしが命じたのじゃ。真田が大名になるためには、室賀がいては困るのだ。すべては真田のためじゃ」と言います。

本丸の櫓、信繁が月を見てると、信幸がやって来ました。信繁が「父上は、また見事に成し遂げられましたね。室賀の骸を見た時、不思議と怒りはありませんでした。ただただ父上の策を見抜けなかったことが、悔しかった。そして、兄上、私はそんな自分が好きになれません。あの時、梅のために、怒り、泣いたのは私ではなかった。私はどこへ向かうのですか」と泣き出します。

信幸は「悩め、源次郎。それでも前へ進んでいくしかないのだ。今の我らは」と信繁の肩を抱きましたね。

大河ドラマ 真田丸 あらすじ
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