花燃ゆ 第29回 女たちの園

元治元(1864)年、文から名を美和(井上真央)は奥勤めを始めます。鈴が鳴って総触れという朝のあいさつがはじまりました。毛利敬親(北大路欣也)都美姫(松坂慶子)毛利元徳(三浦貴大)銀姫(田中麗奈)が上座に座りますが、都美姫と銀姫の軽い口撃がありましたね(笑)

椋梨藤太(内藤剛志)が都美姫を訪ね、お力添え願いたいと言ってきます。園山(銀粉蝶)は美和と鞠(石橋杏奈)に、萩へ移ることになり、部屋が足りないので、女中を減らすよう命じてきました。

潮(鷲尾真知子)は「何という勝手な」と怒り、銀姫は「面白い、その働き、とくと見せてもらおう。ただし、この部屋からは1人のおつきは減らさぬ。心せよ」と釘を刺してきましたね。

帳面を見ながら美和と鞠がどうするか考えていると、志乃(高橋由美子)らが猛抗議に来ます。渡り廊下、日出(江口のりこ)は志乃に「案ずるな。少々面倒くさい者でも当てがって相手をさせれば、城移りの手伝いなどあきらめるであろう」と意地悪です。


美和は、日出に言われ、蔵にいる国島(白石加代子)を訪ねました。豪華な調度品が並んでいる中を、美和が歩いて行くと、国島が「誰じゃ!」と現れます。美和がお願いしたいことがあると言い終わらぬうちに、国島は「帰りなされ。ここは毛利の奥の奥。どなたといえど断りなく立ち入ること許しませぬ」と迫力満点!

と思ったら、倒れてしまいました。美和と鞠は国島を布団に寝かせてあげます。鞠によると、国島は50年以上も奥に勤める御蔵番だというのです。やがて気がついた国島は「奥で生きた者の歳月はここで暮らした者にしかわからぬ。お前に差配を命じたは園山様か?ここへ運んでくれたこと礼を申す。だがお前の力にはなれぬ」と冷たいです。

椋梨らは幕府への謝罪以外に道はないというのに対し、小田村伊之助(大沢たかお)周布政之助(石丸幹二)は幕府と戦うべきと強行な考えでした。宿舎へ戻った周布は酒を飲み、伊之助が気を使います。周布は大酒飲みなんですね。

高杉小忠太(北見敏之)が伊之助に、椋梨には注意しろと警告してくれました。そして、井上聞多(石井正則)が襲われます。椋梨派のしわざでしたが、井上は奇跡的に一命を取りとめました。

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寿(優香)が美和を訪ねてきて、周布の死を知らせます。周布が切腹したことで、政は椋梨の意のままになると寿は伝えました。

美和と鞠が必死に頼むと、国島が蔵を案内してくれます。「こちらがご婚礼の折、使われたお道具じゃ。ここに置かれているお道具は使われることはまずない。使われるどうかわからぬ道具を、手入れするだけの日々が、哀れと思うか?それは誠の喜びを知らぬ愚か者じゃ。時によってこれらは姿を変える。光の加減で輝き、時が経てば、触れずとも、ひびが入り、これらもまた生きておるのじゃ。この蔵の中での。

近頃よう夢を見る。幸せな夢じゃ。これらが再び日のもとで使われている。みなの手の中で温もっている。なぜだろう。そこにはなぜが私もいて、次に生きる命はああここかと笑っている」

京、辰路(鈴木杏)が産んだ赤子を、幾松(雛形あきこ)が抱いています。本当に久坂玄瑞(東出昌大)の子なのでしょうか?京でのシーンはこれだけで、相変わらず、京での他藩の情勢はまったく描かれません(汗)

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美和と鞠は都美姫らに、蔵にある使われていない婚礼道具を売ることを提案しました。国島の許しを得ていると美和が話すと、女たちはざわつきます。美和が至誠について話すと、銀姫が私の女中を減らすと言い、都美姫も「私も」と応じてくれました。

城は山口から萩へ戻されることになります。椋梨が萩での政の実権を握りました。幕府軍は総勢15万の兵で長州を取り囲みます。岩国、幕府側の西郷吉之助(宅間孝行)は吉川経幹と椋梨に、3人の家老の首を差し出すこと、動乱を煽った桂小五郎(東山紀之)高杉晋作(高良健吾)の始末を要求してきました。その高杉は、雅(黒島結菜)の産んだ赤子に会ってから姿を消します。

萩城、都美姫と銀姫が移ってくると、園山が「お待ち申し上げておりました。新しくお仕えする女たち、みなそろってございますれば」と出迎えました。障子が開かれると、乃木坂46の十福神が控えてましたね!都美姫は「新しい住まいでお世継の顔を見ることができれば、これ以上の喜びはない。元徳のお世話をよろしく頼みますぞ」と満足そうでした。潮が「女中の宿下がりとはこのために。新しい女たちを城へ招き入れるために」と言うと、銀姫は涙目です。

都美姫は「我らは何のために萩へ来たと思う?この長州の危機を生き延びるためじゃ。表ではこの毛利家を残すため、日々政がなされ、殿や多くの家臣が身を削って働いておる。我らもまた同じ。お世継ぎを生み、育て、毛利家を守らねばならぬ。それこそが我らの誇り。心せよ」と美和に話し、立ち去ります。

銀姫は「何と申開きいたす!お前のせいで飛んだ恥をかいた。よもや殿の側室を増やすために、女中に暇乞いをさせるとは!許さぬ」と怒ってましたね。

大河ドラマ 花燃ゆ あらすじと感想
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