花燃ゆ 第13回 コレラと爆弾


文(井上真央)と祝言を挙げた久坂玄瑞(東出昌大)は江戸へ向かいます。コレラが流行しはじめ、大沢たかおさんも出演してるので、ドラマ「仁 JIN」を連想してしまいました。夕方に再放送もやってましたからね。

安政5(1858)年、文は玄瑞に手紙を書きます。前原一誠(佐藤隆太)が萩に戻ってきて、小野為八(星田英利)が加わったと伝えました。長崎で洋式砲術を学んだ小野は、地雷火という兵器について塾生たちに説明します。寿(優香)は男の子を産んで、久米次郎と名づけられました。

江戸、吉田稔麿(瀬戸康史)が玄瑞に、文に返事を出してと話してると、桂小五郎(東山紀之)が呼びに来ます。東山紀之さんは「今夜も生でさだまさし」に出演してましたね。

文が市場で歩いてると、母親とはぐれてしまったキク(根岸姫奈)という子と出会います。一緒に母親を探してると、小野が現れ「ひっとして、父の所におるんかも」と言いました。小野の父は山根文季(平田満)で、診療所の先生をしています。キクは母親を見つけますが、山根は「近づいてはならん!」と叱りました。キクの母親はコレラにかかってしまったのです。


長州藩洋学所、小田村伊之助(大沢たかお)の兄・松嶋剛蔵(津田寛治)は緒方洪庵が書いたコロリについての本「虎狼痢治準」を文に貸してくれました。杉家へ戻った文は風呂を炊いて、塾生たちを入れて、消毒します。

屋根裏部屋、高杉晋作(高良健吾)が声をかけると、吉田松蔭(伊勢谷友介)は「怖いんです。コロリで揺らぐこの国がです。異国にもたらされた病に、その場しのぎの策しか持たん。薬すら手に入らん。我々はすでに無力のまま、彼らの脅威にさらされておる」と嘆きました。

診療所、雨の中、文が訪ねて行くと、キクが折り鶴を手に中庭で座っています。やがて山根が出てきて首を振りました。キクの母親が亡くなったのです。

江戸、井伊直弼(高橋英樹)は間部詮勝(堀部圭亮)に「浅はかな。小手先の攘夷で病は消えぬ。今の日本に欠かせぬものは、病に打ち勝てる西洋の知識、文化じゃ。このままではこの国は前に進むことができぬ。異国との戦を避け、前に進むには」と話します。

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6月、井伊は勅許を待たず、アメリカとの修好通商条約を締結しました。松下村塾の塾生たちは危機感を募り、松蔭は建白書を書くことにします。

江戸、来原良蔵(松本実)や桂が止めるのも聞かず、玄瑞は藩の許しを得ないまま、京へ向かいました。

松下村塾、玄瑞が京へ向かったと知って、伊藤利助(劇団ひとり)は松蔭に、天子様を彦根に移す動きを利用し、藩の重役たちに、探索のため京へ人を送るよう仕向けたらと提案します。

畑、コレラで亡くなった人たちの煙を見て、文は高杉に「みなで夕餉を囲んで、その日あったことを笑いながら語らい、眠る。そげな当たり前の暮らしが、どれほど大切な宝物か」と言いました。

杉家、文が玄瑞のお茶碗を見てると、滝(檀ふみ)が「せわぁない!手紙が来んのはお達者な証です」となぐさめてくれましたね。

塾、文はキクに読み書きを教えてあげたいと、富永有隣(本田博太郎)に協力を頼みます。文は富永について「怖くありませんよ」とキクに説明しました(笑)

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松蔭は建白書を書き上げます。萩城、周布政之助(石丸幹二)長井雅楽(羽場裕一)は将軍を討てという内容に怒りました。伊之助は、井伊大老が天子様を彦根に移そうという動きがあると言い、京へ人をやって松蔭の言うことが真か偽か確かめるべきとかばいます。

文が小野と話してると、爆発音が響きました。そこへ伊之助が訪ねてきたので、松蔭は「異国の侵略に備え、新しい武器ができんかと皆で知恵をこらしておっただけじゃ」とごまかします。

伊之助が「約束してくれ。殿にいくら意見をしてもよい。じゃがせっかく造り上げたこの福堂からむやみに飛び出してはならぬ」と注意しました。

松蔭は「お前は塾生の何を知っておる?書をめくるだけならば、1人座してすればええ。ここへ来るのは、皆それだけじゃ満たされんもんがあるからじゃ。飢えに苦しみ、世に受け入れられず、それでも止まれん思いを、何かに注ぎたいと通う僕のその1人じゃ。意見をするも、戦道具を工夫するも、そのためじゃ。論じるだけでは国は変わらん。ここを踏み出す一歩がいずれ世の中を変える。僕らは信じとる。誠を尽くせば、この狭い座敷から世の中が変えられる」と話しました。

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京、梅田雲浜(きたろう)と玄瑞が会っていると、赤禰武人(阿部亮平)が呼びに来ます。表へ行くと高杉が待っていました。玄瑞が朝廷や他藩の動きを探ると言うと、高杉は文に手紙を書いてあげろとアドバイスします。

杉家、文が帰ってくると、キクは親戚に連れられて行った百合之助(長塚京三)と言いました。敏三郎(森永悠希)が手紙を持ってきます。

松下村塾、地雷火を実際に発火させると小野が言うと、松蔭は「やりましょう」と賛成しました。そこへ文が、小野の父親が倒れたと伝えに来ます。

診療所、弱り切って柱にもたれかかっていた山根を、小野が励ましました。

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松下村塾、前原たちが河原へ地雷火の実験に向かったのと入れ替わりに、文が帰ってきて、山根の死を報告します。松蔭は「戦いとは戦を言うんではない。戦いとは屈しない心を言うんじゃ。お前も戦こうたではないか。キクに字を教え、送り出した。戦いを教えたんじゃ。あの子が生きるために」と話しました。

やがて小野が帰ってきて、父親の代わりに松蔭に実験を見守って欲しい、背負って行くと頼みます。足をつかなければ、蟄居を破ったことにならないというのです。松蔭は小野に背負われていきましたが、途中で地に足をついて「この一歩はいずれ…」と歩き出し、ついに走りだしました。

途中までついていった文は、遠くに黒い煙が上がるのを見て「あれが、旦那様、あれはいかなる火になるんでしょう」とつぶやきます。しばらくして、玄瑞からの手紙を受け取って、文は笑顔を見せましたね。

大河ドラマ 花燃ゆ あらすじと感想
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