花燃ゆ 第4回 生きてつかあさい


吉田寅次郎(伊勢谷友介)が金子重輔(泉澤祐希)とともに、ペリーの黒船に乗り込んだことで、杉文(井上真央)たち家族が苦労することになりましたね。文は、梅太郎(原田泰造)百合之助(長塚京三)を心配します。

下田から江戸へ、寅次郎は罪人用の籠に入れられ、移動させられました。その道中、小田村伊之助(大沢たかお)が「何でせくんじゃ!何で打ち明けてくれんかった」と声をかけますが、寅次郎は答えません。

杉家、玉木文之進(奥田瑛二)は「何で寅次郎を止めることができんかった」と梅太郎を叱り飛ばします。滝(檀ふみ)が「寅次郎は今どこに」と聞くと、梅太郎は「江戸の伝馬町の牢に」と答えました。文が寅次郎はどうなるか質問すると、文之進は「国禁を犯したんじゃ、死罪じゃ」と話します。

夜、敏三郎(大橋律)は荷物をまとめて江戸へ行こうとしていました。梅太郎が廊下を歩いて行くので、文と敏三郎がついて行きます。梅太郎は仏間に座って、小刀を傍らに起きました。

亀(久保田磨希)が来て「お前様、お帰りになられてからずっとせわしかったので、言いそびれちょりました。お帰りなさいませ。ようお戻りになられました。ほんにご苦労様でございました」と涙をこらえて、笑顔を作ってあいさつします。文だけでなく、亀も梅太郎の様子がおかしいと気にかけていたのですね。


夜、百合之助は起き上がって、墨をすりはじめました。昼、文が小田村家へ訪ねて行くと、寿(優香)だけしかいなくて、水を運んできます。寿は「父上はお腹を召されるんやろうか。寅兄の育役ですもん。切腹せよと言われたら、お受けするしか。寅兄はいつまでうちらをこんな目に会わせるつもりなん」と怒ってました。

萩城、毛利敬親(北大路欣也)の前で、寅次郎のことが話し合われます。椋梨藤太(内藤剛志)は「許されることではございません!長州からあのような不届き者が出るなど、一体御公儀に何と申開きするつもりか」と怒りますが、敬親は「寅次郎は長州の宝ぞ」とかばってくれました。

下田、伊之助は牢番・金太郎(大河内浩)から寅次郎の様子を聞いていました。浦賀奉行所での黒川嘉兵衛(おかやまはじめ)の取り調べで、寅次郎は自分から密航を洗いざらい打ち明けたというのです。

江戸伝馬町の牢、囚人・平六(春風亭昇太)からいろいろと聞かれても、寅次郎は素直に答えました。いったん黒船に乗り込みますが、記録係・スポールディングから「ウイリアムズのところへ行け。ポーハタン号に」と言われてしまいます。

そこでまた舟をこいで、ポーハタン号に到着しますが、ウイリアムズから「提督は大変喜んでいます。だが我々と日本の間には条約が結ばれています」と拒否されてしまいました。やがて寅次郎と重輔は浜辺でうちひしがれていましたね。

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牢の中、寅次郎は「命など惜しうない。国禁を犯し、密航を企てたら、もとより死罪は覚悟の上。死罪となってこの企てが天下に露呈すれば、それも本望。それこそが義の始まりである。今海外で何が起きちょるかご存じか?清国はアヘンによって列強に侵食され、力に屈した。

列強の矛先は今や日本に向けられつつある。今こそこの五大州を探索し、敵を、異国を学ばにゃならん。それが罪だと言うなら、喜んで我が死をもって異国の脅威を天下に知らしめる警鐘となろう」と叫ぶと、牢名主(市オオヤマ)が「続きを聞かせろ」と出てきました。

杉家、百合之助の様子がおかしいので、文は寿の生まれてくる子のために籠を作ってと頼みます。やがて、寿が男の子を生み、篤太郎と名づけられました。嘉永7年8月25日です。

数日後、伊之助が帰国し、寅次郎は国元での蟄居を命じられたと報告しました。ペリーが寛大な処分をと御公儀に訴えてくれたのです。これで済むかと思ったら、萩城で椋梨藤太が「いくら条約を結んでるとはいえ、ペルリの申し入れ1つで、御公儀が吉田寅次郎を許しましょうや?国禁を犯した大罪人を我は藩がどのように扱うか、御公儀は我が藩の忠義を試そうとしてるのでは」と言い、寅次郎をかばう周布政之助(石丸幹二)と対立していました。

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百合之助がいないので、文は探しまわると、百合之助は畑にいました。ほっとしましたね。文が「切腹なさるおつもりですか」とズバリとたずねると、百合之助は「わしは腹を切らにゃならん」と打ち明けます。

やがて梅太郎が来て、新たな沙汰により、寅次郎は野山獄につながることになり、百合之助の切腹願いは差し戻されたと報告しました。文と梅太郎は「どうか私たちともども寅次郎をお守り下さい」と土下座すると、百合之助はわかってくれたようです。

10月、寅次郎が萩へ移送されてきました。文たちだけでなく、重輔の母・金子ツル(麻生祐未)もかけつけます。滝が「あんなに旅の好きな子やったのに、もう2度と外へ出られん」と嘆きました。

文は「兄さまが言うてました。書物は人じゃ。はるか古の人にも会える。海の向こうを知ることができる。兄上が牢の中から出られんというなら、うちが兄上の手足になります。外のことはうちが見て、聞いて、兄上にお伝えします。そうすれば兄上は海も渡れる。異人にも会える。学ばんと。兄上と同じくらい」と話します。

野山獄、寅次郎が「吉田寅次郎と申す。どうぞお見知りおきを」と牢の中からあいさつすると、一番端の牢から女の白い手が出てきます。高須久子(井川遥)でしょうか?次回予告がなかったですね。

大河ドラマ 花燃ゆ あらすじと感想
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