青天を衝け3話 小林薫さんと和久井映見さん、村川絵梨さん
武蔵の血洗島にたくさんの職人たちが集まっ
てきて、藍のすくも作りがはじまります。
渋沢栄一(吉沢亮)も職人たちに加わって
クワを振るいました。
発酵をはじめて100日、すくもが出来上り
液状にすると美しい青ができて、染料になり
布に色を入れて水洗いを繰り返し、天日干し
します。
栄一と市郎右衛門(小林薫)が話してるのを
ゑい(和久井映見)が微笑ましそうに
見ていましたね。
栄一は喜作(高良健吾)に「もうすぐ父さま
に江戸へ連れて行ってもらう」と打ち明け
笑顔を見せます。
* 北大路欣也さんの徳川家康
徳川家康(北大路欣也)が「こんばんは、
徳川家康です」と登場しました(笑)
好きな外国人として、マルコ・ポーロ、
ウイリアム・アダムズ(三浦按針)
テナルド・マクドナルドが挙げられます。
そして運命の外国人としてマシュー・ペリー
(モーリー・ロバートソン)が紹介され
「ヨーロッパの船がひしめいている。彼らを
出し抜いてやる!今こそアメリカの力を
見せつけてやる」と話しました。
尾高惇忠(田辺誠一)が本を読んでると
千代(橋本愛)が論語について教えてと
やって来ます。
やへ(手塚理美)がお兄様に失礼だと言い
ますが、惇忠は考えを変えて、千代にも
論語を教えてくれる事になりました。
* 渋沢栄一、初めての江戸へ
渋沢栄一は市郎右衛門とともに江戸の街へ
到着します。多くの人がいたので今日は
祭りかと栄一は勘違いしました。
栄一は、タケノコの天ぷらをもらって
大通りへ出て、走り出します。
越後屋呉服店の前で、栄一が「父さま、
俺はうれしい。この町は商いでできている。
お武家様が脇役だ」と話してると
通りがかった平岡円四郎(堤真一)が
「聞きづてならねえ」と言ってきました。
栄一と市郎右衛門は慌てて逃げます。
円四郎の妻・やすの木村佳乃さんも
登場しましたね。
神田紺屋町の紺屋へ行って、藍の見本を
見てもらいますが「いい色だが、大店は
阿波藍しか買わない」と言われてしまいます。
栄一は江戸城を見て「あそこに公方様が
おられるのか」と目を輝かせました。
* 12代将軍・徳川家慶が体調崩す
12代将軍・徳川家慶(吉幾三)が体調を
崩し、徳川慶喜(草彅剛)がお見舞いに
行きます。
家慶は徳川斉昭について、慶喜に「そなたの
顔を見てると、悪い男でなかったと思うから
不思議だ」と話しました。
その徳川斉昭(竹中直人)は「尊攘」と
大きな字を描いてましたね。
* 12代将軍・徳川家慶の死
黒船が浦賀にやってきて、喜作はペリーの
似顔絵入りの瓦版を買ってきて、道場へ
持ってきました。
道場から家へ戻った長七郎(満島真之介)が
黒船が来たと伝えると、尾高惇忠は清国が
夷狄に乗っ取られたと書いてある本を見せ
「今こそ人心を1つにして戦わねば」と
危機感をつのらせます。
徳川斉昭が幕府に大砲を献上し
阿部正弘(大谷亮平)は「さすが水戸様」と
感心しました。
徳川家慶は「水戸の斉昭に力を借りるのじゃ
徳川を頼む」と慶喜の手を握ります。
その10日後、徳川家慶が亡くなりました。
徳川家定(渡辺大知)は、これからの幕府の
方針を決めるため広く意見を募集します。
徳川斉昭は海防参与という役に任じられ
「快なり」と喜んでいると、藤田東湖
(渡辺いっけい)が錦絵を持ってきました。
斉昭を諸葛亮孔明に似せた錦絵です。
* 高島秋帆と渋沢栄一
武蔵国では、捕らえられていた砲術家の
高島秋帆(玉木宏)が牢から出されます。
栄一と喜作が畑を歩いていると、
渋沢宗助(平泉成)まさ(朝加真由美)らが
話していました。罪人だった高島秋帆が
江戸へ連れ戻されると教えてくれます。
やがて、きれいに変身した高島秋帆が
馬に乗って、役人たちとやってきました。
宗助たちと頭を下げていた栄一が思わず
声をかけると、幼い栄一(小林優仁)を
覚えていた秋帆は馬を降りて近づいてきて
「そうかお前か」と言いました。
そして高島秋帆は、自分は日本のために
尽くすと決めたので、お前も励めと
栄一の肩を叩いて、笑顔で去っていきます。
* 藍葉が虫に食われる
収穫間近の藍葉が虫に食われてしまい
ました。市郎右衛門は急いで藍葉を
刈り取るように指示します。
やがて市郎右衛門、信州や上州へ藍葉を
買いに1人で出かけていきました。
* 徳川慶喜の直言の臣
徳川斉昭と徳川慶喜と話しますが
慶喜は「私にこの先、将軍になる見込みは
ありません。父上は私を傀儡としご自身が
将軍になりたいのでしょう」と言い
一橋家が書いたという建白書を破いて
去っていってしまいます。
斉昭は「直言の臣はおらぬのか?」と
慶喜を心配しました。
* 渋沢栄一の初仕事
渋沢栄一は「俺を信州へ行かせて」と頼み
ますが、なか(村川絵梨)は「あんた
みたいな子供に誰が売ってくれる」と
バカにします。
ゑいも反対してましたが、奥から箱を
持って来て、箱の中の青い袋を栄一に渡し
「決して無駄にしたらいけえねえ」と
信州行きを許してくれました。
栄一は1人で、藍葉を育てている村へ行き
藍をしっかり吟味し、そろばんを出して
藍を買っていきます。来年用の肥料のお金
も上乗せしてあげてましたね。
やがて栄一は大量の藍葉を持って帰って
きます。渋い顔をした市郎右衛門は
その藍葉をチェックし、いくらで売ったかと
栄一に売り値を聞きました。
栄一が答えると市郎右衛門は「よくやった」
と褒めてくれたので、栄一は大喜びします。
一方、平岡円四郎のところへ
川路聖謨(平田満)が訪ねてきました。
徳川慶喜に仕えてくれというので
円四郎は断ろうとしますが、結局は
受けることに決めます。
栄一は「商いとは楽しいもんだ」と
喜作に話して、空を眺めていましたね。