おちょやん 26話 清盛と仏御前と正チャンの冒険
山村千鳥一座は三楽劇場で月替わりに
芝居を上演していました。中でも
「清盛と仏御前」という演目は
山村千鳥(若村麻由美)の十八番(おはこ)
でした。
千代(杉咲花)が舞台袖でお茶を持って
待機してると、舞台を終えた千鳥が戻って
きます。千代が「お疲れさんだす」と言うと
千鳥は「疲れてない」と通り過ぎました。
上演後の反省会、千鳥は清子(映美くらら)
シゲ(西村亜矢子)たちに物を投げて
ダメ出しします。台本だけでなく、イスや
薙刀を投げようとするので、千代が必死で
止めました(汗)
* 清盛と仏御前
千鳥の家で、千代が台詞を口に出しながら
廊下を雑巾がけしていると、2度と声に
出さないで!と注意してきます。
稽古が始まると、千鳥は美鈴(鳩川七海)
艶子(實川加賀美)たちに物を投げて
叱り飛ばしました。千代がセルロイドの人形
を渡すと、千鳥は「これ私の大切な…」と
驚きます。キューピーちゃん?
千鳥の家、千代は四つ葉のクローバーを5つ
集めてきました。千鳥は「こういうのは
めったにないからうれしいの。私の喜びを
奪わないで」と怒ります。
* 織田信長も右大将
山村千鳥一座の「清盛と仏御前」は
目に見えて、お客さんが減っていきました。
千鳥の仏御前が「右大将様」と呼びます。
大河ドラマ「麒麟がくる」で、織田信長が
右大将になった話がでてきましたね。
三楽劇場の座本(多賀勝)が楽屋の千鳥の
ところへ来て、「ひいきやし、見て見ぬふり
してきたけど、さすがにもうあかんわ。
あと半月、そういうこっちゃ」と言って
出て行きます。
清子が「正チャンの冒険」をやろうと提案し
千代や座員たちが頼むと、千鳥は
「あんたたちだけで勝手にやりなさい。
どれだけ客が呼べるか、お手並み拝見させて
もわうわ」と許してくれました。
* 「正チャンの冒険」のネズミ3
カフェキネマで、千代は自分にも台詞つきの
役がついたと発表すると、真理(吉川愛)
純子(朝見心)京子(めがね)
平田(満腹満)が寄ってきました。
しかし、ネズミ3役で「もう大丈夫で
ちゅう」という台詞しかないとわかり
バカにします。
ところが洋子(阿部純子)は「ネズミも
正チャンを助ける大事な役やろ」と
かばってくれました。
やがて宮元(西村和彦)が「進太郎が
起きてしまった」と男の子を抱っこして
やって来ます。
進太郎(又野暁仁)は宮元の子でなく
洋子の子だというので、千代はびっくり!
別れた夫が、地方に出かけるので
洋子が預かることになったのです。
進太郎が「あ!正チャンの冒険や!
僕も見たい」と食いついてきますが、
千代は演技が下手だから面白くないと
見せようとしません(汗)
* 杉咲花さんのアドリブ(笑)
2階の部屋で、真理から「舞台に出る事
知らせたい人おらんのけ?」と聞かれ
千代は「おるけど。今はまだやめとくわ。
もっとちゃんと芝居して喜んでくれるまで」
と答えます。
真理は「頑張られ」と励ましてくれました。
「正チャンの冒険」の稽古が始まり
千代は「もう大丈夫でちゅう」と言うと
清子が注意します。
杉咲花さん、アドリブなのか、いろんな
バージョンをやってましたね(笑)