おちょやん 19話 千代の初舞台

千代(杉咲花)が「長いことお世話に
なりました」とあいさつすると
シズ(篠原涼子)は「あと7日。天海一座が
千秋楽を迎えるまで、うちで働いてもらい
ます」と言いました。

千代はみつえ(東野絢香)と通りを歩き
ながら話します。みつえは「あんたが
あほなこと知ってたけど、ここまでとは
思わなんだ。次の奉公先の料理屋、
客に女中あてがうという悪い噂がある」
と言いました。

千代が「どないしたら、ええと思う?
みつえちゃん」と聞くと
みつえは「みつえちゃんやない。
いとさんや」と答えますが、涙目です。

* 天海一座の突然の千秋楽

かめ(楠見薫)富士子(土居志央梨)たち
女中は、千代のためにお金を集めますが
シズは「お断りや。こげなことしても
千代のためにならしません」と受け取ろうと
しません。

宗助(名倉潤)が大慌てで戻ってきます。
鶴亀社長の鶴の一声で、天海一座は
公演半ばで千秋楽となったのです。

えびす座の楽屋、千之助(星田英利)は
「一匹の平目は煮ても焼いても食えぬ
もはやこれまで」と置手紙を残し
いなくなって、大騒ぎとなります。

徳利(大塚宣幸)は今日は幕を開けられない
と消極的になりますが、天晴(渋谷天笑)は
何としても開けると積極的です。

そして天晴は「一匹の平目とはボンのこと。
千さんの役はボンがやりい。千さんがおらん
でも、やれることを意地でもお客に見せな
あかん」と一平(成田凌)に言います。

* アクシデントの連続

シズはお茶子たちに指示をしますが
節子(仁村紗和)は「今日楽日なんやろ」
と動きが止まりました。

千代は「かわんわ。急すぎるわ。けどしまい
まで、きちんとやらせてもらいます」と
笑顔を作ります。

千代が楽屋の役者さんたちに、おにぎりを
配っていると、天晴が「おのおの方
そろそろしたくや」と鉦と太鼓で知らせ
ました。

ところが漆原要二郎(大川良太郎)が
突然の腰痛に苦しみだします。
女形は要二郎しかいません。

熊田(西川忠志)もこれ以上開演を
引き延ばせないと焦っていました。
すると一平が「おるやないか!ほんものの
女中が!お前、出え」と千代を指名し
台本を渡してきます。

* 千代の初舞台

やがて幕が上がりました。舞台の一平が
「おみの、お茶持ってきてくれんか」と
頼むと、袖から千代が「へい」と返事し
お茶を持って出てきますが、緊張で
ブルブル震えてました。

客席の端で見ていた、ハナ(宮田圭子)
宗助とみつえはびっくり!

一平が「今日は身震いするほど寒いな」と
アドリブでかわそうとしますが、
千代は茶碗をこぼし、お茶が一平に
かかりました。

一平が「熱い!」と叫ぶと
千代は「暑いんか、寒いんか、どっちだす」
と思わず言い、お客さんは大爆笑!
ハナも「面白いな」とつぶやきます。

* シズ、福富の菊のもとへ

シズはきれいな着物を着て、福富へ行くと
菊(いしのようこ)が迎えていました。

えびす座の舞台は終盤です。
一平が「お前にべっこうのかんざし買って
やるさかい」と言います。ここで千代が
去る予定でしたが、千代は台詞が飛んで
動けません。

一平が「みの、頼むさかい出て行ってくれ」
と千代を去らせようとしますが、千代は
「嫌や!うちはどこにも行きとうない!
岡安にいてたいんや!もう1人になんの
嫌や!うちはここにいてたいんや」と
本気で涙を流しました。

やがて我に返った千代は「やっぱり気
変わった。出て行きますね」と去って行き
お客さんは大爆笑です(笑)

* 千代の笑顔と涙

天晴は千代に「だんない、だんない。人生
雨のち晴れや」となぐさめてくれました。

芝居が終わり、一同が舞台に並んで
挨拶をします。天晴に「天海一平より
ひとこと挨拶させて頂きます」と振られ
一平は焦りますが「また必ずここに
戻ってまいります」と頭を下げ
千代たち一同は頭を下げました。

熊田は号泣。楽屋で一人で寝ている要二郎も
舞台の様子を聞いていました。

舞台の千代は、笑顔になって、涙をぬぐい
ます。千代の初舞台は無事に終わりましたね。

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