エール 24話 ミュージックティーチャー御手洗の悲しみ
裕一(窪田正孝)音(二階堂ふみ)の結婚を
三郎(唐沢寿明)光子(薬師丸ひろ子)が
認めてくれることになり、三郎が茂兵衛の
説得を任せてと言ってくれます。
夜、三郎がいびきをかいて寝ているのを見て
裕一はメロディーを思いつきました(笑)
音は父親の安隆を思い出して、詩を書こうと
しますが、思い浮かばないと言うと
吟(松井玲奈)は婿を取って家を継ぐ責任が
あるので、7年がたっても父を思い出すと
言います。
梅(森七菜)が帰って来たので、
音が歌詞を書くのを手伝ってと頼みますが
梅は嫌だと断りました。
* まさと浩二、結婚に反対する
福島に帰った三郎が裕一と音の結婚のことを
伝えると浩二(佐久本宝)まさ(菊池桃子)
が反対してきました。一緒に住まないのに
結婚するのがおかしいというのです。
演奏会の詩は梅が書くことになりました。
梅は文芸雑誌を開いて、16才の幸文子と
いう女学生が新人賞を取った記事を読み
ため息をつきます。
* ミュージックティーチャー御手洗の悲しみ
裕一が「先生のおかげで助かりました」と
言うと、ミュージックティーチャー御手洗
(古川雄大)は「こちらこそサンクスよ。
ファンタスティックなタイムだったわ」と
笑顔でした。
御手洗は、裕一の作詞した「いびき」を
ピアノで弾いて「最高!プログラムに
入れましょう」と乗り気です。
なんで、先生と呼ばれることを嫌うのかと
裕一が質問すると、御手洗は「私こんなん
でしょ。学校で先生に男から男らしくしろと
殴られたの。どうしようもないの、こうして
生まれてきちゃったんだから。
両親が認めてくれて、海外へ行かせてくれた
もちろんあっちでも東洋人だと差別を受けた
でもあっちは結果を出せば認めてくれるの。
死に物狂いで頑張ったわ。
私は恵まれている方。みんな隠して生きて
るの。先生という言葉が嫌いなのは、昔の
つらい記憶を思い出しちゃうからって訳。
私は音楽と出会って救われた。自分の存在を
認められた。あなたに私みたいに辛い思いを
してる人に曲を作って欲しいの。どう?
トライしてくれる」と聞きます。
裕一が「はい」と笑顔で答えると、御手洗も
笑顔を見せてくれましたね。
* 裕一の作曲のコツ
裕一が関内家へ戻ると、梅しかいません
でした。梅は作曲ってどうやってるのかと
聞くと、裕一は「何かきっかけがあったら
バーンって降ってくる感じ」と答えます。
梅は、16才で新人賞を取った文芸誌の記事
を見せ「16才で賞を取る子がいるのに、
私は最後まで書いたことない。裕一さんの
バーンと降ってくるのはどんな感じ?」と
聞いてきました。
裕一は「きっかけがあったら、一曲まるまる
書くことが多いかな。僕一度、音楽を諦めた
ことがあったんだ。失恋」と打ち明けると
梅は「そんなこと」と笑います。
裕一は、プロになる最後の道が広がってるが
音がいないと曲が書けない。ものを作るには
何かのきかっけとか、つながりが必要で
書けないなら、外に目を向けたらいいかも
とアドバイスしました。
* 音と光子、安隆のお墓参りへ
軍へ馬具を納入してきた帰りに、音と光子
岩城(吉原光夫)が通りを歩いています。
光子が安隆のお墓参りへ行こうと誘いますが
岩城は仕事があるからと先に帰りました。
音が薄情だと言うと、岩城は月命日に行って
くれてると光子が言います。
音がお墓に手を合わせた後、光子が何を
お願いしたかと聞きました。音は結婚、留学
商売、吟の縁談、梅が素直に…と言うと
光子は多すぎと笑います。
音は頼むのはタダだよと言うと
光子はさびしくなるな。音がいなくなると
と手を合わせました。
音が故郷はここだけだから帰ってくると
言うと、光子は「忘れないで。お父さんも
お母さんもいつもあなたを見守っている。
幸せになるんだよ。約束だからね」と
2人でシェイクハンドします。
三郎から「バンジヨシ スグカエレ」と
電報が来て、裕一たちは安心しました。
しかし実際はどうなんでしょうね(汗)