いだてん 44話 田畑政治、事務総長辞任へ

昭和37(1962)年、東京五輪を2年後
に控え、その前哨戦としてジャカルタで
第4回アジア競技大会が開かれます。
しかし開催国のインドネシアは政治的に
対立する台湾とイスラエルに招待状を
送っていなかったのです。

これが政治問題に発展し、日本が参加したら
東京オリンピックは取り上げられるかも
しれないとマスコミが騒ぎ出します。

田畑政治(阿部サダヲ)は「中止、中止。
帰りましょう…と言ったらさぞかし困る
でしょうな。スカルノ大統領とずぶずぶの
関係にあるオリンピック大臣は。
なんかついてますよ」と言いました。

川島正次郎(浅野忠信)は口元についた
ロブスターのソースをぬぐって
「別に構わんよ。参加、不参加どっち
でもいい」と言い、津島(井上順)は
「東京オリンピックに影響がないなら
参加でもいい」と言います。

政治は「出ますよ。でもあんたの顔を立てる
ためじゃない。選手のために、アジア民族の
祭典を心待ちにしているインドネシア人の
ために出ます」と話しました。

8月24日午後3時、日本は参加を表明し
日本選手たちは大喜びします。
競技が始まると、日本代表は好成績を連発!
しかし日本のマスコミは大バッシングし
戦犯探しが始まりました。

* アジア大会は親善大会

インドネシアの政治は、東京の
岩田(松坂桃李)松澤(皆川猿時)に電話し
日本代表の好成績のことが新聞にのってない
と不満をもらします。

菊枝(麻生久美子)も政治のことを
心配していました。

東京の岩田から電話があったと思ったら
マリー(薬師丸ひろ子)からで
特に用事はないと言います(笑)

政治が占ってくれと頼むと
マリーから代わった河野一郎(桐谷健太)
が出ました。河野は大会を親善大会にすれば
問題ないとアイデアをくれます。

政治はインドのソンディとともに
親善大会に変えようと訴えますが
インドネシア国民は怒りだしました。
東龍(松重豊)は事態を収めるため
先に東京へ帰国します。

* アジア大会の波紋

9月4日、アジア大会が閉幕し
日本代表は155個のメダルを取りました。
田畑政治は津島たちとともに帰国しますが
待っていたのはマスコミからのバッシングの
嵐でした。

国際陸上連盟からも、どういう理由で
アジア大会に参加したのかと詰問されます。
政治はまだ決定される前に、親善大会だと
ポロっともらしてしまい、責められました。

テレビから政治の事が流れるのを
今松(荒川良々)知恵(川栄李奈)が
見てると、美津子(小泉今日子)が
五りん(神木隆之介)を呼びます。

美津子は古今亭志ん生(ビートたけし)との
二人会に着てほしいと着物を五りんへ
プレゼントしました。志ん生が着ていた
着物です。

一方、志ん生が境内で稽古をしているのを
りん(池波志乃)がそっと見守って
ましたね。

* 三波春夫の東京五輪音頭

田畑政治は国会に召喚され
責任を追及されます。
政治は発言の仕方が悪かったと答弁しながら
「何がおかしい。どこで間違えたんだろう」
と心の中で自問自答しました。

嘉納治五郎(役所広司)や過去の事を
思い出し、高橋是清(萩原健一)に
「政府は国家事業として、金も出し
口も出したらいかがでしょうか」
と言った事だと気づきます。

やがて国際オリンピック委員会から
インドネシアのみの責任で、日本や参加国
にはお咎めなしと回答が来ました。

政治は三波春夫(浜野謙太)の東京五輪音頭
を大絶賛します。

* 田畑政治、事務総長辞任へ

岩田に組織委員会の懇親会があると言われ
政治がでかけていくと、そこでは会議が
始まろうとしていました。

東龍は「懇親会を始めますが、田畑さんと
津島さんの責任問題を話し合う場なので
退出してください」と言ってきます。

料亭で、津島は川島と東龍に
会長を辞任するが、政治も一緒に
辞任させて欲しいと言っていたのです。

政治は「どうして辞めなきゃならないんだ。
俺のオリンピックはどうなる」と叫びますが
強引に退出させられてしまいます。
「田畑」の名札だけが空しく床に
落ちていきました。

廊下で、政治と津島が待っていると
やがて東龍が来て、事務総長として
最後の仕事をして欲しいと言ってきます。

昭和37年10月2日、田畑政治は
事務総長を解任されまました。
政治は津島とともに記者会見にのぞみ
「私は辞めたくないんですよ。だが辞めざる
を得ないんです」と無念さを訴えます。

* 古今亭志ん生の復活

五りんは政治が辞任して、オリンピック宣伝
大使の仕事はどうなると思っていました。
境内で稽古をしている志ん生に、
五りんは二人会を祝して一杯やりましょうと
誘います。

志ん生は「やめとく。毎回酒でしくじって
いるんだ。人間っていうのは潮時がある」
と話しました。

二人会の当日、五りんがいなくなって
しまいます。質屋に志ん生の着物を預け
「足袋に出る」と書置きを残して
どこかへ行ってしまったのです。

志ん生は今松に支えられ、高座に座り
やがて幕があがると、大きな拍手が
響き渡ります。志ん生は、地獄の閻魔様に
止められ、三途の川から戻ってきましたと
あいさつし、笑いを取りました。

政治はバーローズで飲んできて
酔っ払って帰宅します。
政治と菊枝のやりとりが
志ん生の落語「変り目」と
だぶります。うまい演出でしたね。

政治は「オリンピック、オリンピックで
新婚旅行にも、子供の運動会にも
行ってない。こうなったら思い切り
女房孝行してやる」と言います。

おでん屋に行ったと思っていた菊枝がいて
玄関に競技場の模型が置いてありました。
岩田と松澤、大島(平原テツ)
森西(角田晃広)が来てくれたのです。

東京オリンピックの直前で、事務総長を
辞任させられた田畑政治、あまりに
かわいそうすぎですね。オリンピックに
これから政治はどう関わるのか、それとも
まったく関わらないのか心配でなりません。

いだてん あらすじネタバレ、感想
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