いだてん 24話 関東大震災の復興運動会

大正12(1923)年9月1日
関東大震災が発生し、浅草の町は
たった2日で消えてしまいます。

大日本体育協会は岸(岩松了)の家に
居を移し、始動したばかりだったのです。
岸と野口(永山絢斗)ががれきの中から
金庫を見つけ、中を開けると
書類は残っていました。

岸が「金栗!ストックホルムの時の写真も
無事だったぞ」と叫びますが、金栗四三
(中村勘九郎)はうつろな表情で
「シマちゃんが見つからん。俺のせいばい」
と泣き顔です。シマ(杉咲花)はまだ
行方不明だったのでした。

余震が起こり、悲鳴が響き渡ると
四三は「もう、やめちくれ!」と
絶叫しました。この震災で死者行方不明者
約11万人、全壊家屋11万棟、火事で
焼けた家11万棟だったのです。

イッセー尾形さん登場

有楽町の東京市庁舎も被災し、外に張った
テントの青空市長室を震災対策室として
急場をしのぎました。東京市長の
永田秀次郎(イッセー尾形)は被災者のため
バラックと呼ばれる仮設住宅を日比谷などに
設置したので、震災市長と呼ばれます。

嘉納治五郎(役所広司)は永田を訪ね
神宮外苑スタジアムをバラックのために
提供すると話しました。直ちに建設された
外苑バラックには6400人の罹災者が
収容されます。

りくを背負った増野(柄本佑)と四三は
シマを探し続けていました。
清さん(峯田和伸)が「どうだ?」と声を
かけると、増野が首を振ります。

小梅(橋本愛)は「丸焼屋のすいとんだよ。
1杯目はただよ。2杯目へ5銭」と
たくましいです。増野がシマたちの結婚式の
写真を見せると、小梅は「里に帰ったん
じゃない。金栗さんも家族が心配してるん
じゃないの?」と気遣います。

金栗四三、4年ぶりに熊本へ

金栗四三は4年ぶりに熊本に帰って来ると
スヤ(綾瀬はるか)が政子とともに
迎えてくれました。

実次(中村獅童)も無事を喜んでくれました
が、幾江(大竹しのぶ)は「なして帰って
来た!」と厳しいです。子供が生まれた時に
も帰ってこないで、震災が起こったら帰って
来たことに怒っていたのです。

シエ(宮崎美子)初太郎(吉田翔)が訪ねて
来て、再会を喜びますが、幾江の怒りは
収まりません。こんな時こそ弱っている人に
手を差し伸ばさないでどうするというのです。

スヤと幾江とシエに問い詰められ
実次が「逆らわずして勝つ!何も思いつかん
けん。大きい声を出した」と言うと
四三は「そぎゃんたい。逆らわずして勝つ。
柔よく剛を制す。何も考えず、バカになって
走ればよか」とひらめきました。

四三が東京へ戻る決意を固めると
幾江は救援物資を用意してくれ
韋駄天は、人のために走って、食いもんを
集めた神様だと教えてくれます。
四三はスヤとともに東京へ向かいました。

韋駄天は、食いもんを集めた神様

金栗四三が播磨屋へ戻ると、辛作(三宅弘城)
が大量の救援物資が熊本から届いていると
驚いていました。幾江が手配してくれた
のです。

短髪にした四三はスヤに水をかけてもらって
「ひえー」と叫びます(笑)
四三は野口たちと一緒に救援物資を背中に
背負って走り出しました。日比谷や日本橋
などのバラックへ救援物資を運びます。

村田富江(黒崎結菜)梶原(北香那)
溝口(松浦りょう)白石(百瀬さつき)の
女学生たちも救援のため働いていました。
増野は「シマは里に帰っていなかった」
と元気ありません。富江はスヤからおにぎり
を受け取って、増野に渡しました。

おりん(夏帆)がお餅のカビを包丁で削り
ながら「寄席はいつ開く?」と聞くと
美濃部孝蔵(森山未來)は「戒厳令下だよ。
一杯引っけてくる」と出かけて行きます。

寄席のあったところへ行くと、仮の建物で
寄席が開かれていたので、孝蔵も高座で
落語をはじめました。お客さんに笑顔が
広がってましたね。

街では復興節が流行りだします。孝蔵が
バラックで落語をしてると、救援物資を
背負った四三が来て、荷物を置くと
すぐに去っていきました。

シマは帰らぬ人に!?

夜になって、小梅がろうそくに火を灯して
くれます。孝蔵と清さんが話してると
すすり泣きが聞こえてきました。震災で
家族と別れてしまった人たちが泣いて
いるのです。

バラックの四三が顔を上げると、犠牲者を
供養する祭壇が見えました。やがて
「スッスッハッハ」と誰かが走るのが
見えます。四三が外へ出ると、
シマが松明を持って走っていました。

四三が「シマちゃん、無事だったか」と
声をかけると、シマは一瞬振り返りますが
また前を向いて、走り去ってしまいます。
シマは帰らぬ人となってしまったようですね。

四三が救援物資を持って、バラックへ行くと
りくを背負った増野が、シマの似顔絵つきの
尋ね人のチラシを貼っているところでした。

復興運動会をバラックで

地震発生から1ヵ月、嘉納治五郎は岸、
永井(杉本哲太)可児(古舘寛治)
二階堂トクヨ(寺島しのぶ)との
再会を喜び合います。

治五郎は3つの事を提案しました。
1つ目はパリで開かれるオリンピックに
日本選手団を派遣する事、
2つ目は、全国陸上選手権大会を
開催する事、3つ目を言いかけると
トクヨが時局を見て下さいと
大反対します。

ところが野口が非常時だからこそ強国日本を
世界にアピールすべきと賛成すると
トクヨは動揺しました(笑)

治五郎は3つ目は復興運動会をバラックで
開く事と言って、カーテンを開けると
四三が子供たちと走っていました。
子供たちが元気なのが唯一の救いで
オリンピックを見せてあげたいので
運動会を開くと話します。

シャーロット・ケイト・フォックスさん

自治会長となった清さんや小梅が反対に
回りますが、増野がやって欲しいと
頼みました。運動会が宣伝されれば
シマの耳にも入るというのです。

五りん(神木隆之介)が高座に上がり
復興運動会の話が続きました。
大森安仁子(シャーロット・ケイト・
フォックス)も運動会にやって来て
四三と再会します。兵衛が亡くなった後
安仁子は私財を投げうって児童福祉施設を
作ったのです。

運動会では40種目が行われました。
ドッチボールやバレーボールも行われ
綱引きではトクヨのかつらが取れて
しまってました(泣)

人見絹枝 VS 村田富江

人見絹枝(菅原小春)が岡山からやって
来ました。シマから日本女子スポーツのため
力を貸してくれと手紙をもらって、絹枝は
東京へやってきたのです。

四三と増野はシマの手紙を読ませてもらい
感動しました。四三は絹江の足のサイズを
聞きます。

女子リレーが行われ、富江 VS 絹江の
アンカー対決!遅れていた絹江が加速し
富江とほぼ同時にゴールテープを切りました。
感動的なシーンでしたよね。
孝蔵は復興寄席で、お客さんたちを
笑わせていました。

いだてん第1部完結

男子陸上のスタートラインに、四三と野口が
立つと、三島弥彦(生田斗真)が現れ
隣に立ちます。コートを脱ぐと日本代表の
ユニフォームを着ていました。
吉岡(満島真之介)本庄(山本美月)の
姿も見えます。

四三と弥彦はほぼ同時にゴールしますが
四三はそのまま走り続けて
落語をしていた孝蔵の前を走り抜けて
いきました。孝蔵は「最後までやらせろ」
とぼやきます(笑)

古今亭志ん生(ビートたけし)はスタジアム
の客席に座って「こうして復興運動会は
終わりました。その夜、外苑バラックから
泣き声は終わりませんでした」と話します。

いだてん第1部は今回で完結です。
金栗四三たちの出番がなくなるのは寂しい
ですが、田畑政治(阿部サダヲ)に
良いバトンがつながれそうで楽しみですね。

いだてん あらすじネタバレ、感想
いだてん キャスト

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