西郷どん 38話 渡部豪太さん 静かなる薩摩隼人を名演

渡部豪太さんは西郷吉之助(鈴木亮平)の弟
西郷吉二郎を演じていました。

吉之助だけでなく、信吾(錦戸亮)
小兵衛(上川周作)も戦場へ出かけていく中
吉二郎だけは薩摩に残って西郷家を
守っていたのです。

吉二郎が西郷家にいるので、吉之助は家の
ことを心配せずに留守にできたのですが
その吉二郎が今回初めて戦いたいと
言い出しました。

吉二郎は静かなる男でありながら、心の底に
熱き薩摩隼人の血が流れていたのですね。
渡部豪太さんが、穏やかでありながら
情熱を持って西郷吉二郎を演じて
くれていました。
「西郷どん 38回 傷だらけの維新」です。



彰義隊 VS 新政府軍

慶応4(1868)年4月、吉之助は
江戸城無血開城をやり遂げました。
しかし新政府に不満を持つ旧幕府軍が
上野に集結し、彰義隊を名乗ります。

彰義隊を速やかに殲滅させるため
長州藩・大村益次郎(林家正蔵)の作戦に
従い、吉之助は攻撃を開始しました。

上野戦争と呼ばれる彰義隊との戦いは
わずか半日で決着がつきます。

会津や東北諸藩の同盟

彰義隊が倒れても、会津や東北諸藩が
同盟を結び、抵抗を続けていました。

大村益次郎は有栖川宮(小須田康人)
林玖十郎(岡部たかし)に兵だけでなく
兵糧、武器が足らないので、十中八九
負けると言います。

吉之助は「薩摩を動かせと?この戦、最後の
最後まで戦い尽くさねば終わりません。
お引き受け致しましょう」と言い
薩摩へ戻りました。

吉之助、薩摩の西郷家へ戻る

吉之助は信吾(錦戸亮)小兵衛(上川周作)
とともに薩摩の西郷家へ戻り
糸(黒木華)園(柏木由紀)熊吉(塚地武雅)
川口雪篷(石橋蓮司)らが笑顔で迎えます。

吉二郎(渡部豪太)は書いていた帳面を
こっそり床の下に仕舞いました。

小兵衛が撃たれた話に、熊吉は感動しますが
信吾の話です。ちゃっかりしてますね(笑)

西郷吉之助の名が有名になり、遠い親戚や
友人が訪ねて来て、金を無心するという問題
が西郷家に持ち上がっていました。
吉二郎は吉之助の名に傷がつかぬよう
お金を渡しているというのです。

吉之助は「吉二郎、おはんが家にいてくれて
おいたちは何の憂いもなく働ける。
あいがとな」と頭を下げます。

雪篷は「吉二郎はこの西郷の城を立派に
守っとるんじゃ」と絶賛しました。
さらに吉二郎は、大島にいる愛加那や
菊次郎のために、反物や書物を送って
くれていたのです。



島津久光と島津茂久

西郷吉之助は鶴丸城へ登り、
島津久光(青木崇高)島津茂久(長田成哉)
に薩摩から兵、金、兵糧を戦地へ送るよう
上申します。

「薩摩の忠義と底地からを天下に知らしめ
ましょう」と訴えると、久光と茂久は
許可してくれました。

吉之助が薩摩藩士たちに、越後長岡へ
出兵するよう命じているのを
離れたところから吉二郎が見ていました。
信吾は吉二郎に気づきます。

夜明け前、吉二郎が畑に行こうとすると
信吾が「何でそんなものいる?」
と聞きました。吉二郎は鍬だけでなく、
木刀を持っていたのです。

吉二郎は木刀を構え、向かってきますが
信吾は吉二郎をねじふせ「こげな傷が
でき、片方の耳が聞こえなくなる」
と傷を見せました。
信吾は朝ドラ「半分青い」の鈴愛みたいに
片耳が聞こえなくなってしまったのですね。

吉二郎「戦働きがしたか」

琴(桜庭ななみ)が西郷家に来て
吉之助に文句を言ってきます。
もっと家の者をいたわって、糸や園には
新しい着物を、吉二郎にも何か形を
残してあげてというのでした。

吉之助がわかったと言い、願いはあるかと
たずねると、吉二郎は「戦働きがしたか。
一生に一度でよか。侍らしく生きてみたか」
と頼んできます。

園は「行って欲しくなか。じゃっどん今日
初めて吉二郎さんがご自分のしたかことを
口にしました」と頭を下げました。

吉之助は、今までの侍の戦いとは違う
西洋の武器の戦いだと念を押してから
「共に参れ」と許すことにします。

北越戦争で河井継之助のガトリング砲が

吉二郎は信吾と小兵衛とともに
越後長岡へ向かいました。
その数日後、薩摩の吉之助のもとに
村田新八(堀井新太)が急を知らせに来ます

長岡藩の河井継之助が用いたガトリング砲に
よって新政府軍が苦境に陥っているというの
でした。
吉之助は新八とともに軍艦・春日丸で
越後へ向かいます。

東北各地から出陣要請が来る中で、信吾が
「吉二郎兄さぁが撃たれた」と来ましたが
吉之助は軍議中であり、兵の命はみな同じ
だと言って断りました。

北越戦争というこの戦いで、双方1500名
もの死傷者を出し、長岡城は陥落します。



渡部豪太さんの西郷吉二郎

越後柏崎の陣、吉之助が訪ねていくと
多くの負傷者が横たわっていました。

吉之助が「よう気張ってくれた。
おはんらのおかげで長岡は落ちた」
と声をかけながら、奥へ行くと
吉二郎が横たわっていました。
信吾と小兵衛が寄り添っています。

吉之助が「おいじゃ」と声をかけると
吉二郎は「兄さぁ」と答え
小兵衛に支えられ体を起こしました。

吉之助が抱きしめると
吉二郎は「侍らしか働きができて
うれしかった。あいがとさげもした。
兄さぁ、体だけは大事にしてくいや」
と目を閉じます。

前回の予告で何とかく予想できましたが
悲しい結果となってしまいました。
渡部豪太さんが、穏やかでありながら
情熱を持った吉二郎を熱演してくれました。
おつかれさまでした。

江戸から明治へ

明治元年になり、江戸城は東京城と名を
改められ、明治天皇の新しい住まいと
なります。

大久保一蔵(瑛太)と吉之助は対面し
お互いの功績を称えあいました。

そして吉之助は「一蔵どん、頼みがあって
きた。おいに薩摩に帰らせてもらいたい。
もうおいの役目は終わった」と言います。

大久保が「新しき国を作れと言うたは
おはんじゃ」と怒りますが
吉之助は「そのためにおいはすべてを
壊した。多くのもんを死なせてしもうた。
世界に負けん日本を作ってくいやい」
と小さな巾着を置き、頭を下げて去って
いきます。

大久保が巾着を開けると「Cangoxina」と
書かれたボロボロの紙が出てきました。
大久保は涙を流し、大笑いしてから
紙を机に叩きつけましたね。

吉二郎、無言の帰宅

吉之助は信吾と小兵衛とともに薩摩の
西郷家へ戻り、園に吉二郎の遺髪を
渡しました。

吉之助が謝り、吉二郎は最後まで薩摩の
侍らしく立派に戦ったと信吾が言います。

園は「そうですか。吉二郎さん、おやっとさ
でございました」と涙を流しました。

糸は、吉二郎が残した帳面とかめを見せて
くれます。かめの中には銭がたくさん入って
いました。吉二郎が吉之助のためを思って
してくれたと言うので吉之助は号泣します。

やがて吉之助は、糸の手も借りて
短刀で髷(まげ)を切り落としましたね。




西郷どん あらすじ感想ネタバレ
西郷どん キャスト

関連記事

ページ上部へ戻る