わろてんか 72話 てんのへそくりで、寺ギンを始末する

寺ギン(兵動大樹)が風鳥亭へやってきて
「困ってるんやろ。わしがここ買い取ったる。
この様子では一月もたんやろ。売るんやったら今やで」
と引導を渡しに来ました。

風太(濱田岳)が大勢の芸人たちを連れて来て
トキ(徳永えり)はびっくりします。

てん(葵わかな)藤吉(松坂桃李)
亀井(内場勝則)寺ギンも表に出て来ました。

万事休すだと思ったら、大どんでん返しが
待ってましたね!


オチャラケ派の芸人150人、北村笑店へ

風太は「頼みます。こいつらのこと
ここで雇って下さい」と頼むと
芸人たちも頭を下げました。

そして「オチャラケ派の芸人150人全員
北村笑店に来たい言うてます」と続けます。

寺ギンは「何やと!お前ら、何寝ぼけたこと
言うてんや?こんなことして、ただで済むと
思うてんのか」と怒りました。

風太は「みんな覚悟決めて、ここに来たんです」
佐助(湯浅崇)は「北村笑店に世話になろうて
みんなで決めましてん」
富(宮嶋麻衣)は「どうか雇うて下さい。お願いします」
と頼んできます。

藤吉が「ありがたい」と驚いてると
風太は「お前らが積み上げてきた信用だ」と言いました。

芸人の借金2500円

寺ギンは「お涙頂戴はええけどな、忘れたわけやないな。
借金の証文や!忘れたとは言わせんで。
この金きっちり返すまで、お前らはわしのもんや」と
借金の証文の束を突き上げます。

藤吉は「わしのもんって。芸人はものやないで」
てんは「そうどす。大切な家族です」と言うと
寺ギンは「家族いうんやったら、こいつらの借金2500円
親のあんたが払うてくれるんか」と言いました。

てんは「よろしおす。その証文、みな北村笑店で肩代わり
させてもらいます。大丈夫です。うちに任せておくれやす」
と満面の笑みで答え、芸人たちから拍手喝采が起こります。

喜楽亭文鳥登場、てんのへそくり2511円

喜楽亭文鳥(笹野高史)が「これは祭りでっか?
それとも大阪夏の陣?いや春の陣でっか?」
と登場したので、事務所へ移動しました。

てんは戸棚の奥から大きな壺を出してきて
藤吉は「いつの間に?へそくりか。なんぼあるんや」
とびっくり!

てんは「しめて2511円50銭あります。
これで芸人さんたちの借金きっちりお支払致します」
と答えました。

文鳥は「ごりょんさん、わしがカレーうどんを頂いたのは
6年前。あんさんのおめしもの、あの時と同じ着物ですな。
寄席3軒のごりょんさんが、そこまで始末なさってな。

この壺の銭も、コツコツ貯めはったんやな。
そんな大事な銭で、見ず知らずの芸人の借金肩代わりするや
なんて、アホらしい、やめときなはれ」とアドバイスします。


伝統派の噺家53人も、北村笑店へ

てんは「見ず知らずやおへん。うちは芸人さんみんな
家族や思ってます。みんながつかれた時、苦しい時、
大変な時、家族にお薬をあげるんは当たり前。
そう思ってるんです」と言いました。

文鳥は「わしの好きな噺に「貧乏花見」というのがありまして
貧乏な連中が長屋で片寄せあいながら、面白おかちゅう
暮らしてる噺なんやが、ここにおったら、貧乏でもなんでも、
毎日わろうて暮らせそうな気がするわ。

伝統派の噺家一堂53名、北村笑店でお世話になりたいんやけど
どないでっか」と申し出てきます。
てんと藤吉は「もちろんです。おおきに」と大感謝しました。

寺ギンが「そんな殺生な」と泣きそうになると
文鳥は「昔の気持ちを思い出してみたらどうや?」と言います。

てんは「一緒に仲良うやり直しませんか。
うちは寺ギンさんにも、わろてほしいんです。
笑いは、作る人がわろてんと、お客さんもわらわれ
しませんさかい」と満面の笑みで答えます。

寺ギンは「ああ、もうどうにでもせい。
ええわ。わしの持ってるもん、全部お前らに
譲ってやるわ」と証文の束を差し出しました。

風太、北村笑店の番頭へ

風鳥亭の客席で、トキと風太が話します。
トキが「おおきに」とお礼を言うと
風太は「お前のためにやったんちゃう」と答え
トキは「わかってる。そやけど
ほんまにおおきに」と涙目です。

風太が「風の向くまま、気の向くまま」
と出ていこうとすると
てんと藤吉が出てきて、引き止めました。

てんが番頭として働いてとお願いすると
風太は「番頭?藤岡屋で手代止まりやってん。
いっぺんだけでも番頭さんって呼ばれてみたかった」
と涙まじりで大喜びします。

寺ギン、お坊さんに戻って、諸国行脚に

客のあふれる風鳥亭の表から、お坊さん姿の寺ギンが
笑顔でのぞきます。

木戸口から亀井が「達者でな」と声をかけると
寺ギンは軽く会釈して、去っていきました。

寺ギンはお坊さんに戻り、笑いの心を取り戻しに
諸国行脚に旅立ちます。

北村笑店は200人以上の芸人を抱え
寄席を一気に10軒までに増やして
日本史上初となる寄席チェーン化に乗り出しました。

そして大阪一の繁華街、千日前に
新たな本拠地となる南地風鳥亭を開業します。

文鳥と団吾(波岡一喜)の口上を
てんと藤吉が見守ってました。

てんのへそくりに、寺ギンがあっさりと始末されました。
もうちょっと寺ギンが食い下がるかと思ったら大どんでん返し!
てんと藤吉は、笑いの力でスーッと
乗り越えてしまいましたね。

わろてんか ネタバレ あらすじ 感想
わろてんか キャスト 相関図

関連記事

ページ上部へ戻る