わろてんか 59話 団吾と団真の崇徳院

団吾(波岡一喜)が風鳥亭にやってきて
「久しぶりでんな。これは何の余興や?」と言うと
団真(北村有起哉)は逃げ出します。

団吾は「あんな男!見限った方がええで」と
お夕(中村ゆり)に言いました。

団吾は団真の弟弟子で、お夕は師匠・先代団吾の娘だと
てん(葵わかな)藤吉(松坂桃李)に話します。

そして借金が2万あるので、契約料は2万円、
加えて毎月の給金は500円だと要求してきました。


団真は先代団吾の一番弟子、団真は団吾の兄弟子

お夕はてんに、団真は先代団吾の一番弟子で
団吾は団真を慕って、ほんまの兄弟みたいだったと言います。

そして、お夕は「団吾の名前を継ぐんは団真のはずでした。
けど父は団吾さんを選びました。あいつさえおらんかったら、
自分が跡継いで一緒になれたもんを、駆け落ちなんか
せんでもよかったのにって、あの人は思てます。

10年も前、あの人は破門になって、二人で旅回りする
しかのうて、食べるもんにも困って団吾さんの名かたったら
大ウケで。それからはニセ団吾で旅を続けました。
あげく稼いだお金は全部お酒に消えてしもて」
と打ち明けました。

てんが「好いたはるんや」と言うと
お夕は「うちはうちの人の落語がホンマに好きなんです。
「崇徳院」はうちの父の十八番でした。けどうちの人の
「崇徳院」は父にも負けまへん」と話しました。

てんは「諦めたらアカン。もう一度席主に話しますさかい」
と励まします。

噺「崇徳院」の解説

亀井(内場勝則)が、てんとトキ(徳永えり)に
崇徳院の噺について解説してくれました。

町ですれ違ったお嬢さんに一目惚れした男が
恋の病に伏せって明日をも知れない命になります。

お嬢さんの居所はどこか分からないので、
周りにいる人間が一生懸命2人を引き合わして
やろうという噺です。

百人一首「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の
われても末にあはむとぞ思ふ」

亀井は「川の流れが岩にぶつかって一旦は別れる。
けど後にまた一つの流れになるちゅう恋の歌やで。
あれ?団真ってどっかで聞いたな」と言い出します。

お夕が長屋に返ってくると、団真が寝ていました。
団真が「あいつはお前があの寄席で働いてんの
聞きつけて来たんや。何でも奪わんと気ぃ済まん
そういう男や。けどあいつには負けへん」と言います。

お夕は「うちがそばにおるから安心して。
あんたは芸を磨く事に励んでくれたらええんや」
と2人してじゃれあいました(汗)

団吾の「崇徳院」

藤吉は座敷で遊んでいる団吾のところへ行きます。

団吾は「団真。あれは最低のカス芸人や。
あんな奴が出るような小屋なんか願い下げやで。
たとえ2万積まれても出んいうこっちゃ」
と条件を出してきました。

藤吉は「わかりました。金輪際団真さんをうちの寄席に
出す事はありません。お金はどうにか用意しますさかい
どうかうちの小屋だけに出て下さい。お願いします」
と頼みます。

真夜中、藤吉は酔っ払って座敷で寝てしまいました。
起き出して、廊下を歩いていくと
団吾が何度も「瀬をはやみ岩にせかるる滝川の」
と練習しているのを見ます。 

風鳥亭へ戻った藤吉はてんに
団吾のために、2万円用意する。
団吾の言うように、団真は高座に上げないと
話しました。

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