おんな城主直虎 ネタバレ 33話 嫌われ政次の一生

井伊直虎(柴咲コウ)は徳川家康(阿部サダヲ)に
味方することを条件に、井伊家再興の約束を取り付けました。
徳川軍が遠江に攻め入り、井伊谷城の明け渡しとなります。

徳川の使者・酒井忠次(みのすけ)が軍を率い
井伊谷三人衆・鈴木重時(菅原大吉)近藤康用(橋本じゅん)
菅沼忠久(阪田マサノブ)とともに井伊谷城へ到着しました。

酒井忠次が開門を迫ると、小野政次(高橋一生)が門を開けます。
直虎は異変に気づいて「但馬、罠じゃ」と叫ぶと
弓矢が徳川軍に降り注いできました。
近藤が「おのれ!かかれ」と命じ、攻めてきたので
政次はあわてて門を閉めます。

城内の政次は家来たちに「川名の隠し里へ向かえ」と命じました。
門外の直虎は近藤と忠次から門を開けるよう責めたてられます。

今回のラストシーンは、衝撃的な最期となりましたね。
予想外の展開で、高橋一生さんと柴咲コウさん、名演技でした!


徳川家康 井伊谷城へ入城

小野政次は館へ戻ると、なつ(山口紗弥加)亥之助(荒井雄斗)
を連れて、川名の隠し里へと逃げていきました。

井伊谷城で、直虎は家康からの書状を見せ
約束通り城を明け渡したので、井伊家の再興をと頼みます。
近藤と忠次は矢を射ってきたこと責めるので
直虎は今川の残党か、井伊の仕業と見せかけたい者では
と言い返しました。
忠次は「但馬とやらがやったのではないか?今川の犬だという
話ではないか」と政次を疑います。

中野直之(矢本悠馬)は藪の中で矢で男を倒し
「近藤の家来だな!」と迫ると
男は自害してしまいました。

徳川家康が石川数正(中村織央)本多忠勝(高島政宏)
とともに井伊谷城へ入城します。
忠次たちは騒動について家康に報告し、
直虎は牢に入れたと言いました。

井伊谷三人衆が去ってから、武田から書状が届きます。
武田軍はすでに駿府城を落とし、今川氏真(尾上松也)が
掛川城へ逃げたので、徳川軍は攻めよという内容です。

井伊直虎、牢に捕らえられる

井伊直虎は牢に捕らえられていました。
そこへ徳川家康がやってきます。

直虎は「こたびのこと神明に誓いまして、我らは徳川様を
襲っておりませぬ。今川の野武士か、近藤殿に謀られたのやも
しれませぬ。どうか徳川様の手で事の次第をお調べいただけ
ませぬでしょうか」と訴えました。

すると家康は土下座をして、土下座をしたまま後ずさりし
去っていってしまいます(汗)

政次、なつ、亥之助は、川名・隠し里に到着し
祐椿尼(財前直見)あやめ(光浦靖子)に
必ずなんとかすると約束しました。

龍潭寺、直之は徳川軍を襲ったのは近藤の手の者だと
南渓和尚(小林薫)昊天(小松和重)に話します。
傑山(市原隼人)は現場に落ちていた矢を見せました。
先端が丸まっていて、傷つけないようになっています。

直之は「狂言か!」と苦々しい表情になり
直虎が捕らえられていると知って、怒りだしました。
南渓は直之に何かを頼みます。

井伊のため何を成すべきか、落ち着いて考えよ

川名の隠し里の政次は、なつに膝枕してもらって
まったりしていました。
なつは白い1つの碁石を渡してから
手で政次の目をふさぎ「今はなしです。今だけは」と言います。
政次は素直に「はい」と笑いました。

徳川軍は井伊谷城を出立していき、
近藤の隊がとどまることになります。
南渓が訪ねていって「次郎は今はただの出家にございます。
御仏に仕える者を捕らえるとは、あまりに情けないご所業。
なにとぞ、身柄をお返し願いたく」と頼みました。

近藤は「まことの城主は小野但馬。但馬と引き換えならば
すぐにでもお返し申し上げます」と答えます。
そして牢の直虎との面会を許してくれました。

南渓は「そなたが但馬を逃そうとしたのではないか。
どこへ逃したか教えてくれぬか。但馬を引き渡せば
そなたは助かるのじゃぞ」と言います。

直虎は政次がどこにいるか知らないと強情なので
南渓は直虎に近づいて「井伊のため何を成すべきか
落ち着いて考えよ」と紙を渡しましたね。


翼が1つでは、鳥は飛べぬ

南渓が龍潭寺へ帰ってくると、龍雲丸(柳楽優弥)
力也(真壁刀義)モグラ(マキタスポーツ)が来ていました。
南渓は直之に、龍雲丸を呼んできてもらったのです。
南渓は龍雲丸に、直虎を牢から逃し、
気賀へ連れて行ってと頼みました。

政次は井戸端にやってきていて、
白い碁石を見て、握りしめます。

仏間で、傑山が「私は和尚さまは但馬を
突き出すお考えと思うておりました」と言うと
南渓は「政次が死ねば、あれは死んでしまうからな。
翼が1つでは、鳥は飛べぬ。2人して落ち延び、
そこで再起を図れば良い」と語りました。

直虎は牢から出され、政次は牢へ

牢の直虎は南渓から渡された紙を読みます。
「頭を頼り、そなたを盗み出してもらう。
但馬と2人、気賀を逃げよ」

そこへ傷ついた政次が運ばれてきて、直虎はびっくり!
近藤の家臣は「出られよ、次郎法師殿、
この者は我が主を襲ったのじゃ」と言い
近藤の腕に刀傷がありました。

政次は「もう少しで首を取れたものを」と言うので
直虎は「何を言うておる!ともに徳川と話をしたではないか」
と言いますが
政次は「信じておられたとはおめでたい」と返します。
直虎は牢から出され、政次は牢へ押し込められました。

龍潭寺へ戻った直虎は、南渓と龍雲丸に
牢に入れられた政次を助けてと頼みます。

牢の政次のところへ近藤がやってきて
「まさかかようなの山猿に足をすくわれるとは思われなんだか。
おぬしはとうにわしを騙したことなど、忘れておろうな」
と言いました。

政次は「何のお話をされておるのか分かりかね」と答えます。
近藤は「取れるものは取る。取れる時にの。世の習いじゃ」
と去っていきました。
すると龍雲丸が「行きますぜ」と顔を出します。

それこそが小野の本懐

直虎は井戸端へ行って「亀、われはもう二度とあのような目は
ごめんじゃ。どうか、鶴を」と井伊直親(三浦春馬)に祈りました。

昊天に呼ばれ龍潭寺に戻りますが、政次がいません。
龍雲丸は直虎に白い1つの碁石を渡し
南渓は「本懐ゆえ、戻らぬそうじゃ」と言います。

龍雲丸が牢の見張りを吹き矢で眠らせ、助けに行くと
政次は「すまぬが俺は行かぬ。殿や俺は逃げればよいかもしれぬ。
しかし恨みが晴れなければ、隠し里や寺、虎松様、民百姓、
何をどうされるかわからぬ。そして井伊にはそれを守りきれる
だけの兵はおらぬ。俺ひとりの首で済ますのが、最も血が流れぬ」
と言ったのです。

龍雲丸が「けど、あんたがいなくなったら、
あの人、誰を頼りゃあいいんだよ」と聞くと
政次は「和尚様がおるし、そなたもおるではないか」と答えます。

龍雲丸が「御免こうむらあ!大体あんたそれでいいのか!
このままいきゃあ、あんた井伊を乗っ取ったあげく
罪人として裁かれる。悔しくねえのかよ」といらつきました。

政次は「それこそが小野の本懐だからな。忌み嫌われ
井伊の仇となる。恐らく私はこのために生まれてきたのだ」
と笑います。


我をうまく使え。我もそなたをうまく使う

話を聞いた直虎は、政次のところへ行こうとしますが
龍雲丸に「井伊ってのは、あんたなんだよ」と言われ
直虎は井戸端へ行きました。

南渓が来たので、直虎は何をすればいいかたずねます。
南渓は「誰よりも、あやつのことがわかるのは、
そなたじゃろ。答えはそなたにしかわからぬのではないか」
と去っていきました。

直虎は碁石を見つめ「政次、われは何をすればよい?
今さら、そなたに何を」と泣き出します。

牢の政次と井戸端の直虎は思い出していました
直虎が「我をうまく使え。我もそなたをうまく使う」
と政次に話していたことを。

井戸端で直虎が夜明けを迎えると
南渓が「次郎、今日、政次が磔にされるらしい。
我らは引導を渡しにいくが、行くか?」と誘ってきました。

直虎は「参ります。政次が行くというなら
私が送ってやらねば」と力なく立ち上がります。

地獄へ落ちろ!小野但馬!

牢の政次は書をしたためていましたが
「出られよ」と命じられ、外へ出ました。

直虎が、南渓と傑山と昊天とともに
近藤の待つ河原へ行くと
政次が連れ出されてきます。
直虎と政次はしっかり視線を交わしましたね。

政次は磔の木にくくりつけ、立てられます。
近藤が合図を送ると、家臣2人が槍を構えました。

直虎は走り出すと、その槍を奪って
政次の前に出て、政次の胸に槍を突き刺します!

直虎は「地獄へ落ちろ!小野但馬!地獄へ!
ようもここまで我を欺いてくれたな。
遠江一、日ノ本一の卑怯者と未来永劫語り伝えてやる」
と叫びました。

政次はニヤリを笑って、口から血を吐くと
「笑止!未来など、もとより女子頼りの井伊に
未来などあると思うのか!生き抜けるなどと
思うておるのか!

家老ごときにたやすく謀られるような井伊が、
やれるものならやってみろ!
地獄の底から…見届け…」と息絶えます。

南渓、昊天、傑山そして近藤も呆気にに取られていました。
直虎は政次の胸から抜いた槍を捨てると
近藤に一礼し去っていきます。

「白黒をつけむと君を ひとり待つ
 天伝う日ぞ 楽しからずや」

直虎は政次とともに打った囲碁を見つめていました。

まさか直虎が政次を倒すことによって
井伊家を守ることにするとは予想外の展開でした。
小野但馬守政次の高橋一生さん、井伊直虎の柴咲コウさん
大熱演でしたね。

歴史的には悪人として描かれている小野但馬守政次を
井伊家のために殉じた英雄として「おんな城主直虎」では
描かれました。

山本周五郎原作「樅ノ木は残った」の原田甲斐(原田宗輔)を
思い起こしました。2010年に田村正和さんが演じてましたね。

大河ドラマ おんな城主 直虎 あらすじ
大河ドラマ おんな城主 直虎 キャスト

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