おんな城主直虎 あらすじ 32話 復活の火

武田信玄(松平健)徳川家康(阿部サダヲ)による
今川攻略が始まろうとしていました。

小野政次(高橋一生)は虎松(寺田心)の偽首を差し出し
今川氏真(尾上松也)の信頼を勝ち取って
井伊谷の城代に収まります。

井伊直虎(柴咲コウ)は政次と示し合わせながら
家康に書状を送ることにして、傑山(市原隼人)に
書状を託しました。

南渓和尚(小林薫)が「徳川へか?」と聞くので
直虎は「徳川にだけには前もって事情を知らせておかねば」
と答えます。

南渓は「井伊谷が今川方についていると思われては
攻め込まれるしのう」と言い
直虎は「戦が始まる前に知らせねば」と言いました。


高島政宏さん初登場 本多忠勝役

三河・岡崎城、徳川家康は武田から書状を受け取りました。
あと10日で戦が始まるというのです。

武田の居城の武田信玄は、地図に赤い筆で、
今川への侵略経路を一筆書きします。

岡崎城、家康は石川数正(中村織央)本多忠勝(高島政宏)らと
調略について話していました。
高島政宏さんは初登場、徳川四天王の1人・本多忠勝役です。

酒井忠次(みのすけ)が傷ついて戻ってきました。
調略をしに気賀へ向かっている途中、大沢か浜名、
湖岸の国衆に襲われたのです。

家康は陣座峠から井伊谷へ入ることにすると決めますが
忠次は井伊は今川に取り潰されたようだと報告しました。

徳川家康と瀬名

瀬名(菜々緒)は徳川家康から、井伊が取り潰され
小野但馬守が乗っ取ったと聞かされます。

瀬名は「小野但馬。存じております。母を今川への
人質に差し出した小野の息子にございます。
あね様、なんと運のない。こたびこそ、お力になれると
思いましたのに」と無念そうです。

家康は「そう思うての、1つ調略を試みたのじゃ。
井伊には小野以外に3人の目付がおって、そのうちの1人が
野田の菅沼の親戚なのじゃ。この者を通じ、3人の目付に
調略を仕掛け、その者たちとともに井伊に攻め入り、
但馬を討ち取ろうと持ちかけたのじゃ」と打ち明けます。

瀬名が「殿!」と家康に近づいていくと
数正が井伊から書状が来たと邪魔をしました。
家康は書状を呼んで「井伊は、潰れておらぬそうだ」
と言うので、瀬名は「えええ」とびっくり!

直虎から家康への書状

直虎から家康の書状には、井伊から今川へ差し出したのは偽首で
虎松は三河の鳳来寺で修行していると書いてありました。

さらに、これは直虎と政次が示し合わせた謀で、徳川が攻めて
きたら、城を開ける段取りだというのです。
その折には、井伊を認め、国衆の列に加えてとありました。

家康は「思い切ったことをするお人じゃ。早う会ってみたい
ものじゃ。返事を出す。使者にしばし待てと伝えよ」
と数正に命じます。

瀬名が「よろしいのですか?別の調略も持ちかけられて
しまれたのでは」と心配すると
家康は「その者たちがこちらにつくとなれば、事情を明かせば
よいだけのこと。つかぬとれば敵というだけのこと」と笑いました。

瀬名は「殿、それでこそ日の本一の豆狸でございます」
と褒めてくれます。

武田信玄と山県昌景

武田本陣、山県昌景(山本龍二)が「徳川はなんと?」と聞くと
武田信玄は「調略に手間取っているらしい。望みの日までに
掛川に入るのは難しいと書いてよこしおった」
と書状で鼻をかみました。

家来に耳打ちされ昌景は「こちらに新たに臣従を申し出てきた
今川の武将がおるのですが」と言うと
信玄は「そうか、誰だ?」と聞きます。


家康から直虎への書状

今川館、今川氏真は武田軍が攻めて来るので、落ち着きが
ありません。

庵原忠胤は、北条氏康の嫡男・北条氏政が加勢してくれると言い
関口氏経(矢島健一)は、井伊は小野と氏経の家臣が
守りを固めていると報告しました。

井伊谷城で、政次は家臣から、関口氏経の家臣たちが
駿府へ引き上げ始めたと知らせを受けます。

夜の龍潭寺、直虎は傑山が持ち帰った家康からの書状を
読んでいました。
南渓が「ひと安心じゃの。徳川がわかってくれて」と言うと
傑山は「徳川様はこの話をおもしろく思われたそうで
井伊の殿に会ってみたいと仰せだったとのことです」と言います。

直虎が「まことに、さようなことまで。和尚様、政次と一度
会うてきていただけぬでしょうか」と頼んでいると
政次本人がやってきました。

月明かりに照らされた碁盤

部屋で、直虎と政次は碁盤を挟んで座ります。
政次は、関口氏経が武田に寝返ったらしいと言いました。
直虎が小野の家来たちのことを聞くと
虎松の偽首のことは知っているが、小野が井伊を乗っ取るため
やったと思っていると言います。

直虎は家康からの書状を見せて、徳川が攻めてきたら
城を明け渡し、井伊は徳川の国衆になると話しました。

そして直虎は「もし、そなたが主の座にとどまりたいと
思うておるなら、それでかまわぬと思うておる」と言い出します。

政次は「よその商人たちに、ぜひうちの領主にと望まれる。
潰れるとなれば、何一つ言わぬのに百姓たちが体を張って
歯向かうてくれる。盗賊たちまでが尼小僧のためなら
しかたねえと、ひと肌脱いでくれる。

かような領主がこの日の本のほかのどこにおられますか。
私には到底さような芸当できませぬ。降りる道など、
もはや許されませぬ、殿には」と辞退しました。

政次が「殿の番にございますよ」と言うと
直虎は「なんじゃ、よう見えぬの」と涙を隠します。

政次は月明かりに照らされた縁に、碁盤を移動させました。
直虎は月を見て「もうじき日の光の下で打てるようになるの」
と話します。

なつと政次

館へ戻った政次は、なつ(山口紗弥加)と話しました。
なつが「徳川が来れば終わりにございますね、私のお役目も。
もう今川を欺かずともようなりましょう。これでやっと
肩の荷がおりまする」と言います。

政次は「なつ、こたびのことが終われば、俺と一緒にならぬか。
もちろん形ばかりの夫婦ということだが」とプロポーズ!
なつは「事が成れば、次郎様の還俗もかなうことになりますが
よろしいのですか?」と聞きます。

政次は「うまく伝わらぬかもしれぬが、私は幼きときより
のびのびふるまうおとわ様にあこがれておったのかもしれぬ。
それは今も変わらぬ。

なれど、それとはまったく違う気持ちで、そなたにはそばに
おってほしいと思う。そなたを手放したくはないのだ」
と言いました。

なつは政次に寄りかかってきて「かようなときには
殿のことは、もうなんとも思うてないと、そう言うものですよ。
なれど致し方ありませぬね。

私がお慕い申し上げておるのは、さような義兄上様に
ございますゆえ。致し方ございませぬ」と答えます。
政次はなつの背中に手を回しましたね。

直虎、直親たちに祈る

夜明け、直虎は井戸端に盃を並べて
井伊直親(三浦春馬)井伊直盛(杉本哲太)井伊直平(前田吟)
井伊直満(宇梶剛士)新野左馬助(苅谷俊介)中野直由(筧利夫)
奥山朝利(でんでん)小野玄蕃(井上芳雄)小野政直(吹越満)
の名前を呼んで、お酒をついでいきました。

そして数珠を手に合掌すると
「こたびのことがうまく運べば、ようやく今川に振り回される
日々が終わります。夜明けがやってまいります。どうかご加護を」
とお祈りします。

菅沼忠久(阪田マサノブ)は鈴木重時(菅原大吉)
近藤康用(橋本じゅん)に、井伊は徳川と通じているので
遠江に道案内するだけで良いと話していました。
近藤は「井伊は切り取り次第とならぬということか」と怒ります。


武田信玄、今川に攻め上る

永禄11(1568)年12月6日、ついに武田信玄は動きました。
武田軍は甲府を立つやいなや、あっという間に今川の喉元の
薩埵峠に攻め上ってきます。

今川館の今川氏真は「北条の援軍はいつ来るのじゃ」
と焦っていました。家臣の日根野が非常時に鎧を脱いでいる
家臣がいると報告に来ます。関口氏経たちです。
氏真は日根野に見張るよう命じました。

やがて関口氏経をはじめ、21名の有力武将が武田に
寝返ってしまいます。今川が頼みにしていた賤機山も
すでに武田に占領されてしまっていたのです。

徳川家康は遠江との国境・陣座峠へ軍を進めました。
徳川家臣の菅沼定盈は家康に、井伊谷三人衆の
菅沼忠久、鈴木重時、近藤康用を紹介します。

家康は井伊谷三人衆に起請文を与え、領地を安堵しました。
数正が「花押を」と言うと、近藤は「お待ちくだされ」
と待ったをかけます。

山の中で、傑山と昊天(小松和重)は狼煙が上がってるのを
見て「まさか」と驚いていました。

龍潭寺、直虎は中野直之(矢本悠馬)に「但馬の手助けをして
欲しいのじゃ」と命じます。
直之が「混乱に乗じて、但馬の首をかけばよいのですな。
それがしはまだ信じておりませぬぞ」と言いました。

直虎は「では、それでよい。ただし但馬を見て、信じることが」
と話しかけていると、
南渓が「徳川が近づいてきた」と知らせに来ます。

井伊と小野は2つで1つであった

井伊谷城、徳川勢がこちらに向かっていると知らせを受け
小野政次は刀を抜き「この者たちを捕らえよ」
と関口の家臣たちを捕らえさせました。

政次は「これより小野は徳川に城を明け渡す。徳川につき
その下で井伊家を再興する。そなたらの中で、ともに参りたいと
思う者がおるなら口添えしてやる」と言います。
すると関口の家臣たちは次々に「参る」と従いました。

そして政次は小野の郎党たちに「にわかには信じられぬで
あろうが、井伊と小野は2つで1つであった。

井伊を抑えるために小野があり、小野を犬にするため
井伊がなくてはならなかった。ゆえに憎み合わねばならなかった。
そして生き延びるほかなかったのだ。

だが、それも今日で終わりだ。みな今日まで
よく耐え忍んでくれた」と頭を下げます。

小野の郎党たちは「とうに存じておりましたよ」
「われらがわれらで殿を欺いておったのです」と笑顔です。
政次は「さようであったか、それでこそ小野じゃ」と言います。

鈴木重時「小野但馬は実に狡猾な男です」

徳川家康は近藤康用の言葉を思い出していました。
近藤は「この話、眉唾だと。小野但馬は実に狡猾な男です。
井伊とともに徳川に寝返ったと見せかけ、その実
徳川様の首をかくつもりでは」と言ったのです。

井伊直虎と中野直之が井伊谷城の前で待機していると
徳川軍と井伊谷三人衆がやってきました。
直虎は井伊谷三人衆が徳川についていたので、驚きます。

酒井忠次と直虎があいさつしていると
城のほうから、カラスが飛び立ちました。
直之たちが様子を見に行きます。

直虎と忠次が門の前へ行き
忠次が「徳川の使者・酒井忠次と申す。開門せよ」と叫ぶと
城の中の政次が「かしこまった。しばし待たれよ」と受けました。

直虎は後ろにいる近藤を気にします。
やがて門が開いて、政次の姿が見えました。
直虎が「但馬、罠じゃ、門を閉めよ」と叫ぶと
無数の矢が徳川勢に降り注ぎます。

永禄16年12月13日、くしくも今川館が焼け落ちる日と
同じ日でした。

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