ひよっこ あらすじ 80話 宗男、インパール作戦に従事

1966/昭和41年6月29日
ビートルズ公演前夜、裏の公園で、すずふり亭、福翠楼、
柏木堂、あかね荘の人たち、宗男(峯田和伸)総動員で
600人分の赤飯のお弁当を作っています。
日本武道館の警備に当たる人たちに届けられるのです。

元治(やついいちろう)宗男、
秀俊(磯村勇斗)島谷(竹内涼真)
省吾(佐々木蔵之介)一郎(三宅裕司)
五郎(光石研)安江(生田智子)がそれぞれペアを組んで
作業をしてましたね。

みね子(有村架純)が安江を呼びに来て、厨房へ行くと
鈴子(宮本信子)たちが準備していました。
高子(佐藤仁美)は早苗(シシド・カフカ)に
「どこの美容院いってるの?それ普段着?何食べてるの?」
と質問攻めです(笑)

せいろに赤飯を敷き詰めたら45分蒸し上げるので
みんな休憩に入りました。


宗男、インパール作戦に従事

省吾が「宗男、戦争中、どこにいた?」とズバリ聞きます。
宗男はため息をついて髪の毛をかきむしり、座ると
「陸軍でビルマにいました」と答えました。

省吾「お前、茨城だろ?ビルマってまさか?
インバール作戦ってことか?」
宗男「はい。生き残りです。仲間はほどんどみな戦死しました」
省吾「だったらお前?ひどい戦いをした相手だろ、イギリスは」

インバール作戦とは、昭和19年春、ビルマ西部の密林と高山を
突破して、イギリス軍の拠点、インドのインパールを攻略。
あわよくばインド内部に進行しようという大作戦でした。

しかしイギリス軍の大反撃を受けた上、食料や弾薬の補給も十分
でなく、戦死戦病死あわせ6万人以上を出して敗北。
全滅する部隊も数多くあったのです。

宗男、インパール作戦を語る

宗男は当時を語りはじめました。
「ただただ山の中、飲まず食わず歩くだけで、歩けなくなった奴は
置いていかれて、置いてかれるのが怖くて、ただただ歩いて、

ときどき空の上から偵察機に見つけられれ、雨みていに爆弾
降ってきて、逃げて隠れて、それが行っちまったら、また歩いて
俺は死んだなって毎日思ってた。毎日仲間が死んでいくならね。
なんつうか、死ぬまで生きてんだな俺はって思ってた」

省吾が「すまん、話したくなかったらいいんだぞ」と言いますが
宗男は「大丈夫です。ありがとうございます。
悲しい話で終わんねえからよ、心配すんな」と言い
鈴子は「宗男はこうして生きてるものね」と言いました。

宗男、イギリス兵と遭遇する

宗男はみね子の肩に手を置いて、話を続けます。
「ある晩に、斥候っていって、偵察に行かされてよ。その夜は
月が曇っていて、ジャングルの中だから真っ暗で何も見えねえんだ。

で、いきなり出くわした。イギリス兵にね。気づいたらすぐ目の前に
いた。俺も驚いたけど、向こうも驚いた顔してた。
お互い銃を構えて動けなくて、怖くて震えてたけど、
向こうも同じだったと思う。

だんだん暗闇に目が慣れてきて、相手の顔が見えた。墨で黒く
塗ってたけど、俺と同じ年頃の男だった。今のみね子くらいかな。

遠くから、声が聞こえたんだ。向こうの仲間だ。そしたら
目の前の奴が仲間になんか言ったんだ、なんてったかわかんねえ。
そしたら、そいつ俺見て、にこっり笑ったんだよ。
でそのまま仲間の方さ走ってった。

俺はそのままぼーっとしててよ、なんで笑ったんだろって
わかんなくてさ。でも俺はあいつのおかげで死なずにすんだんだ」



ビートルズとイギリス国旗

早苗が「だから?あれ」と宗男のバイクのイギリス国旗を指すと
宗男は「俺な、悔しかったんだよ。俺は笑うこと出来なかったからな。
だから何かあっても拾った命だから、笑って生きようって決めたんだ。
悔しかったからね」と言います。

省吾が「そっか」と言うと
宗男は「で、ビートルズだよ。ちきしょう、またイギリスかよ
って思ったけど、なんか俺はうれしかったんだ。

もちろんビートルズとそん時のあいつとは関係ないと思うけどよ
確かにあいつのおかげで生きてんのかも知んねえけど
あいつだって俺のおかげで生きてるって考え方もあっぺ。

だから俺の中で、あいつとビートルズがごっちゃになっちまって
だから俺は言いてえんだ、ビートルズに

『俺は生きてっとう!俺は笑って生きてっとう!
お前も笑ってっか!笑ってっか』ってな言いてえんだ。
叫びってえんだ。という訳でした。いや、参ったな
しんみりさせちまったな」と話しました。

ビートルズとかけて、600人分の赤飯弁当ととく

元治がしんみりしてるので
宗男は元治を蹴って「何かつまんねえギャグ言え」
と無茶ぶりします。

啓輔(岡山天音)祐二(浅香航大)が「良い匂いがしてきました」
と立ち上がり、みんなで厨房へ入りました。
鈴子は宗男の肩に触れて、
宗男はみね子の肩に触れて、厨房へ行きます。

みんなでお弁当箱に赤飯をつめていきました。
一郎が「みなさん、ビートルズとかけまして、
600人分の赤飯弁当ととく、その心は?」と聞くと
宗男は「ヘルプ!」と正解します。

みね子「お父さん、お父さんの弟は、今日も笑っていますよ。
なぜいつも笑ってんのか、その理由を教えてくれました。
お父さんは知っていましたか?」

みね子と宗男がはしゃいでいるのを、島谷が見てましたね。

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