おんな城主直虎 あらすじ 19話 罪と罰

永禄8(1565)年10月19日、甲斐の武田信玄は
嫡男・武田義信(オレノグラフィティ)を謀反のかどで
幽閉しました。今川に激震が走ります。

今川氏真(尾上松也)の妹が義信に嫁いでいたのです。
これにより武田と今川の同盟に深い亀裂が生じました。

井伊直虎(柴咲コウ)は、小野政次(高橋一生)の裏切りが
すべて井伊を守るための策であると気づきます。

甚兵衛(山本學)が綿を布にして売りたいと提案してきました。
その方が高く売れるというのです。三河から来た又吉(すわ親治)が
そのやり方を知っているというのでした。


近藤康用と井伊直虎の言い争い

近藤康用(橋本じゅん)が至急の用で訪ねたと
弥吉(藤本康文)が知らせに来ます。
今川からの目付の1人である近藤は「実は、井伊の者が
わが領内に勝手に入り、木を盗んだとの訴えにございます。
つきましては盗人をお引き渡し頂きたく」と言いました。
近藤康用は太い眉毛で、もみあげも迫力ありますね。

近藤は「盗みがあったのは井伊との境の山でして。
ここのところ井伊にはどこの馬の骨とのしれぬ輩が、
ずいぶん入ってきてるそうですし、その者たちが
盗みを働いたと見て間違いござらぬかと」と言ってきます。
直虎は「皆、井伊になじみよく働いてくれておる。
盗みなど働く輩はおらぬ」とかばいました。

直虎と近藤が言い合いになって、
奥山六左衛門(田中美央)は共に山狩りをしては?
中野直之(矢本悠馬)は捕らえれば一目瞭然と提案し、
山狩りをすることに落ち着きます。

直虎や近藤たちが山へ入ってみると、近藤の領地だけでなく、
井伊の領地の木も、数十本切られていました。
近藤は「慌てて細工したのでは」と疑い
直虎は「昨日の今日でかようなことはできぬ」と反発!
とりあえず盗人を捕らえることにしました(汗)

寿桂尼、復活!

井伊直虎が怒りを鎮めるため、龍潭寺で座禅を組んでると
南渓和尚(小林薫)がやってきます。
直虎が松下常慶(和田正人)は見つかったかと聞くと
常慶はあちこち回ってるので捕まらぬと南渓は答えました。

駿府の今川館、瀬戸方久(ムロツヨシ)小野政次は
今川氏真、関口氏経(矢島健一)から種子島が完成できぬことを
責められていました。氏真はブチ切れて、菓子を投げつけます。

廊下で、寿桂尼(浅丘ルリ子)が歩いているのを見かけました。
政次は「お元気になられたのか」とつぶやきます。
寿桂尼が復活しましたね。

直虎が龍潭寺へ行くと、虎松(寺田心)亥之助(荒井雄斗)が
五目並べをしてるのを、僧たちが見守っていました。
大接戦なので、直虎が「これはこれは」と笑顔になると
昊天(小松和重)は「勝ちはせぬが、負けはせぬ。
おもしろい打ち方をされています」と教えてくれます。

直虎が思い出したのは、政次の「私なら、戦わぬ道を探ります。
戦に戦わずして勝つ。もしくは戦いに及ばずとも済むよう
死力を尽くす」という言葉です。

盗人を捕らえてみれば、旅の男

3日たっても山狩りに進展がないので、直虎が傑山(市原隼人)
とともに山へ行くと、直之が布をかぶって見張りをしていました。
直虎と傑山も見張りをしていると、笛の音が響き!
「待て!いたぞ!」と大声が聞こえます。

直虎たちがかけつけると、近藤とその家来が盗人を捕まえようと
していました。吹き矢で、近藤の家臣が倒されます。
傑山が吹き矢が飛んできた方向に矢を放つと、
木の上に隠れていた男が落下しました。

盗人を捕らえてみて、直虎は「おぬし!」とびっくり!
旅の男・龍雲丸(柳楽優弥)だったのです。
「これは甘小僧様ではないか!」と旅の男も驚きました。
近藤が刀を抜いて斬ろうとするのを
直虎は、井伊で処分するからと引き取ります。


旅の男・龍雲丸は打ち首に!?

旅の男は井伊家の牢に閉じ込められ、傑山が見張りました。

直虎は直之と六左衛門に「2度ほど知恵を貸してもろうた
ことがある。綿の人手を集めておるときと、
虎松が寺に来ぬようになった時。虎松に負けん気が
芽生えたのは、あの男の忠告のおかげ」と打ち明けます。

直之は、旅の男を打ち首にすべきだと言いました。
「盗人は死罪。これが当節の習いでござる。井伊のご先祖様が
戦い血を流し、命を懸け守り通した大事な山の木が盗まれたので
ございますぞ。それも1本2本ではないのですぞ」

六左衛門が「とりあえず但馬殿のお帰りをお待ちしては」と
言ってくれ、政次の裁定を待つことにしました。

直虎は居室に戻って、褥に倒れると「賊であったとは…」
牢の旅の男は「ご領主様であったとは…」とつぶやきます。

小野政次と井伊直虎

小野政次が駿府から戻ってきました。
政次も打ち首だと主張するので、直之はニンマリを笑います。
しかし直虎は「では打ち首にはせぬ。但馬がせよというをすれば
罠にかかることになると思わぬか?
百叩きにでもして放り出せばよかろう」と言いました。

直虎と旅の男が知り合いで、恩があると六左衛門から聞いて
政次は呆れ果てます(汗)

小坊主(森遥野)が来て、南渓が話があると言うので
直虎が龍潭寺へ行きました。
すると南渓が直虎を、政次と2人きりにします。

政次は、あの男を見逃せば、井伊は盗人を打ち首にせぬと噂が立ち
次から次へと賊が入ってくると主張しました。
しかし直虎が殺すほどのことはない、働かせればと言うと
政次は労役の内容を吟味すると答えます。
直虎は「わかってくれたかありがたい。鶴、恩に着る」
と感謝しました。

直虎が「今川のほうはどうであったか?」と質問します。
政次は「1つ喜ばしいことは、大方様がお元気に
なられたことにございます。武田義信殿の幽閉を解くべく、
信玄公に働きかけなさっておられます。
うまくいかなければ、今川は松平と和睦を結ぶことを考えるかも
しれませぬ。武田に備えるには最も手早くございましょうから」
と答えました。

直虎が「そうなれば我らは武田と戦うことになるのか」と聞くと
政次は「そうなれば恐らくは」と言います。
小野政次は井伊直虎の良いアドバイザーになってましたね。

今川-武田-北条の三国同盟、破れる

直虎が、今川-武田-北条、上杉、松平と井伊の絵地図を書いてると
南渓がやってきて「何をしておるのじゃ?」と聞きました。
今川と武田が手切れになり、武田に立ち向かうため、
今川が松平と結ぶと説明すると、
南渓は「ありうる話じゃの」と言います。

直虎が「武田はさような動きになると考えなかったのでしょうか?
そもそも武田は上杉と戦うために今川と結んでおった訳で、
まだ戦っておる訳です。となると今川を切るというのは
結局、南北に敵を抱えることになる訳で…」と話しました。

南渓が「そこは武田は北条とも結んでおる訳でだから」と言うので
直虎は訳がわからなくなり混乱します。
今川-武田-北条の三国同盟が破れた後、どうなるのか
当時の人たちは誰も予想できなかったでしょうね。

傑山と旅の男

牢の旅の男は「なぜ尼小僧様はご領主様なんぞやってんですか?
冥土の土産に教えてくだせえよ」と頼みました。
傑山は直虎について教えてあげます。

桶狭間の戦いで、井伊には直系の男子が幼い虎松しかいなくなり
先々代の領主・井伊直盛の一人娘の直虎は10才で出家し、
許嫁・井伊直親が父親の謀反のかどで追われ、
その許嫁の息子に井伊を引き継ぐべく、
直虎は走り回っているのです。

旅の男「てめえの息子じゃねえんだろ?」
傑山「そうじゃな。直虎様は生まれてこの方、
お家のためにしか生きておれれぬかもしれぬの」
旅の男「家なんざ、そこまでして守るもんなんですかねえ」

傑山「幸せなのかのう」
旅の男「お坊様にもわからねえので?」
傑山「しかしあれは竜宮小僧ゆえ、
恐らく、そのようにしか生きられぬのじゃ」
六左衛門が見張りの交代に来たので、傑山は去って行きました。


中野直之と小野但馬守政次

中野の館、直之と直久(山田瑛瑠)が剣の稽古をしていると
政次が訪ねてきます。
政次「盗賊が捕らえられた時、近藤殿はいかがなご様子で?」
直之「それはもう、その場で成敗せんばかりでござった」

政次「ではやはり盗賊は近藤殿に引き渡そうかと。
井伊で処罰すれば仲間の恨みを買うかもしれぬ。このまま殿に
任せておけば、近藤殿が怒鳴り込んでくるのは必定。
近藤殿には私のほうから伝えておく」

2人の会話を、直久が聞いていました。
中野直之と小野但馬守政次、2人の意見が珍しく一致します。

旅の男を間者に

直虎は、祐椿尼(財前直見)たけ(梅沢昌代)に
旅の男の処分について相談していましたが
「間者!」と思いつきました。

龍潭寺へ行った直虎は、虎松や亥之助たちにも相談します。
直久は、直之と政次が旅の男の処分を、
近藤に任そうと話していたと報告しました。

井伊の館へ戻った直虎は、直之の胸ぐらをつかんで
「我に黙って引き渡そうとしたとはどういうことじゃ」
と怒ります。

小野の館へ乗り込んだ直虎は、近藤家へ行こうとしていた
家人を止めようとしました。
政次は直虎を羽交い締めにして、阻止します(汗)

小野政次 VS.井伊直虎

直虎「戦わぬのが最上!そう、我に教えてくれたではないか!
太刀を交えて殺し合うのではなく、その前に敵に屈させるが最上。
そすれば兵も銭も最も失することがない。

裏を返せば、命をやり取りしてしか物事を決められぬというのは
決して上等でないということじゃ!偉そうに説教を垂れたそなたが
なぜちっぽけな盗人一人の命を取ろうとする」

「生きておれば、ただそれだけで血が流れる。けがもする。
病にもかかる。いやおうなく戦に巻き込まれることもある。
他に打つ手もあることに、わざわざ血を流すことはない!

もし誰かに血を流させることを、それが力だ、それを強さだと
言うなら、なんと愚かなことか!なんと無邪気なことか!

そなたの敬愛する孫子とかいう御仁は、こんな話も書いて
おられた。敵国の宰相を手なづけ、敵国の王や民に逆らう
意志をなくさせ、戦わずしてその国を得たという話じゃ。
われは家老にはぜひ、かくあって欲しいと願う」

政次「俺からも言わせてもらうが、あの男が虎松をさらったり
すればどうする?瀬戸村に押し入ればどうずる?
殿が今、守らねばならぬのはなんだ?」

小野政次 VS.井伊直虎の言い合いとなります。
そこへ直之が来て「直虎様!あの男が!」と知らせに来ました。

旅の男、逃げ出す

直虎たちが牢へ行くと、六左衛門がグーグーいびきをかいて
寝ています。旅の男は、隠し持っていた吹き矢で
六左衛門を眠らせ、掘った穴から逃げたのでした。

直虎は「阿呆ではないか!」と叫ぶと
政次は「自業自得でございましょう」と嘲笑します。
直虎は「もう情けなどかけてやらぬ!今度会ったら
鋸挽きの刑(のこぎりびきのけい)に処してやるわ」と怒りました。

旅の男はアジトに帰り、水浴びから上がって
カジ(吉田健悟)たちと話してましたね。

近藤は「逃げられただと!どうなっておる井伊は!
やはりあの女子では治めきれぬと太守様に申し上げては」と大激怒!
政次は「太守様は今、それどころではあられぬ様子」と言うと
近藤は「確かに。どうなりましょう武田と今川は」と冷静になります。

今川、松平と手を組む!?

今川館、関口氏経が「武田から、かような知らせが」
と書状を持ってきました。
今川氏真は「ご嫡男・武田義信殿を廃嫡し、わが妹とは離縁。
何故かような汚い真似ができる。信玄公が追放した父上を
受け入れたは、我ら今川ではないか。我らが信玄公に国を
取らせてやったようなものではないか」とあぜんとします。

寿桂尼は「そもそも親を追放するような男です。
道理を言い立てても詮ないことでございましょう。
西にもう1人恩知らずがおったはずです。
そちらと手を組むことを考えてはいかがでしょう」
とアドバイスしました。
氏真は「松平と」と気づきました。

第三の女・高瀬(高橋ひかる)

祐椿尼があわてて直虎のところへ来ると
「落ち着いて聞くのですよ。今、寺に
直親の娘と名乗る者が来ておるのです」

龍潭寺、1人の少女が座っているのを
傑山、昊天たち多くの僧が見ていました。
南渓が前に座ると、少女は笑顔を見せましたね。

第三の女・高瀬(高橋ひかる)とは一体誰なんでしょう?
井伊直親の隠し子なんでしょうか?

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