おんな城主直虎 あらすじ 18話 あるいは裏切りという名の鶴

井伊直虎(柴咲コウ)は、井平の刀鍛冶・五平(おかやまはじめ)
に種子島と同じものを作ってと頼んでいました。
ところが、小野但馬守政次(高橋一生)に見つかってしまいます。

政次が「このまま駿府へご同行頂き、太守様の前で
じかにお話しいただく」と言いだしました。
中野直之(矢本悠馬)が「斬ってしまえばよろしゅござる」
と怒って、刀を抜くのを
奥山六左衛門(田中美央)瀬戸方久(ムロツヨシ)が止めます。

直虎は「但馬、心得た。そなたの言う通りにする。
しかし種子島は置いておけ」と命じました。
直虎は六左衛門に留守を頼んで、直之と政次とともに
駿府へ向かいます。

方久は「なんじゃ、まだ出来ておらぬではないか」と
種子島の試作品を見て嘆くと
五平が「金具の部分がうまく作れず」と謝ります。
ところが方久は、何かひらめいて、笑顔になりましたね。


瀬戸方久は銭の犬

龍潭寺の南渓和尚(小林薫)のもとへ、六左衛門、
祐椿尼(財前直見)が相談に行きます。
南渓は「その種子島とやらをわしが預かることはできぬか?」
と言いました。

ところが館へ戻ると、方久がいません。
弥吉(藤本康文)によると、方久は銭の匂いがすると
すごい勢いで出ていったというのです。
南渓は「さすが銭の犬じゃ、嗅ぎつけおったか」と笑います。

駿河との国境の寺、直虎は直之に、こんなことになって嫌になると
ぼやきながらも、寿桂尼に会い、話を聞いてもらおうと言いました。

駿河・今川館、今川氏真(尾上松也)が
寿桂尼(浅丘ルリ子)の様子をたずねると、
侍女(小山萌子)は「今日、明日が峠と」と答えます。
そこへ家人が、瀬戸方久が種子島を献上しに来たと知らせに来ました。

主殿で、今川氏真、関口氏経(矢島健一)は方久と会います。
方久が「銭の犬」だと自己紹介すると、氏真と氏経は大笑い(笑)
廊下、直虎が寿桂尼に会いたいと言うと、
政次は寿桂尼が病に伏せっていると初めて明かします。

そこへ、方久が歩いてきて「今川様に直虎様のお指図にてと
種子島を五平ごと売り渡して参りました。謀反を企んだ跡形など、
そもそもどこにもござらんということです」と言うので、
直虎は「でかした」と大喜びです。

武田義信の幽閉、今川と武田の同盟は

主殿で、氏真は政次に、方久との話はなかなか良い話だったと
ごきげんでした。そこへ家人が来たので、政次は退室します。

政次が廊下で耳をそばだてていると
家人は氏真に「武田の義信公が謀反のかどで幽閉されました」
と報告しているのが聞こえてきました。

武田義信(オレノグラフィティ)は出てきましたが
武田信玄は誰が演じるのでしょうか?
武田義信は武田信玄の嫡男で、今川氏真の妹の嫁ぎ先もあったのです。
その義信が幽閉されたということは、今川と武田の同盟を揺るがず
大事件でした。

侍女が「太守様、大方様が!」と知らせに来たので
氏真は寿桂尼のもとに走り、寝ている寿桂尼の手を握ります。
氏真が「ばば様、義信公が信玄公が謀反のかどで幽閉されました。
武田に信玄公に物申せるのは、ばば様しかおりませぬ。
ばば様、どうかお戻りくだされ」と頼むと
寿桂尼は「武田がなんじゃと。何をしたと?」と目を覚まします。

なつと政次は良い関係

小野の屋敷、なつ(山口紗弥加)が「何か心配事でも?」と聞くと
政次はお銚子を開けていて「少しほうけていたのかもしれぬ」
と笑いました。
なつがお酌をすると、政次はそれを飲んで
「これをそなたと亥之助に」と上品なお菓子を
プレゼントしてくれます。政次となつ、良い関係ですね。

瀬戸方久は直虎に、氏真と面会した時のことを話しました。
方久は氏真に、種子島の金具の細工さえできれば完成するので、
つづきを駿府で作らせてと頼んだのです。

数を作るとなると、人も鉄もいるので、直虎に報告すると
直虎は氏真に相談してと言われたと伝えたのでした。
方久が「いかがにございましょう」と言うと
氏真は「乗った!」と答えたのです。


知恵など、借りられるだけ借りればよい話じゃ

井伊直虎は、南渓のところへ報告に行きました。
しかし直虎は「私は助けられてばかりではないですか」
と落胆します。

すると南渓は「知恵など、借りられるだけ借りればよい話じゃ、
当主を継ぐような者なら皆、学んでおるようなものじゃがの」
と孫子などの書物を、直虎に貸してくれました。

直虎が「政次もこれを学んだのですか?これを読めば
政次の手の内が分かるということにございますか」と聞くと
南渓は「そうかもしれぬ」と答えます。

直虎が部屋で書物を読んでいると
直之が「あまり考えず、気に入った言葉を拾うのが
頭に入りやすうございますよ」とアドバイスしてくれました。

夜道をひそかに照らしてくれる秋の月

直虎が祐椿尼のところへ行くと、なつが来ていました。
直虎が政次のことを聞くと、なつは政次は優しいと味方します。
そして「義兄は夜道をひそかに照らしてくれる秋の月のような方に
ございます」と言いました。
なつは政次からのお菓子を置いて帰っていきます。

直虎、祐椿尼、たけ(梅沢昌代)は政次について話しました。
たけは政次が好きではないとズバリと言います。
祐椿尼は、政次がどうして嫁をもらわないで、
後見に執着するのかと不思議に思います。
井伊家を乗っ取るなら、小野家を大きくすればいいからです。

直虎は、おとわ(新井美羽)鶴丸(小林颯)時代を思い出し
「敵を欺くには、まず味方から。政次を欺こうと思ったら
まず六左衛門や直之を欺かねばならぬのか」とつぶやきました。
そして、祐椿尼や政次の言葉を思い出し、目を左右に揺らします。

政次が積み上げてきた策は水の泡となるだけ

夜、直虎は寝ている南渓を叩き起こし「和尚様、われはずっと
政次に欺かれておったのですか?和尚様はそれをご存じ
だったのですか?」と聞きました。

直虎が「政次は直親を裏切ることで、井伊を守ったのではないですか?
政次は、自分が今川には犬であると見せかけることで、井伊からは
毛虫のように嫌われることで、一人矢面に立ち、己の手で
井伊を守ろうとしていおのではないですか?」とたずねます。

南渓は「そうであれかしとは思うが、わからぬ。わしは政次では
ないからの。じゃが、あれは優しい子じゃ、おぬしの言う通り
かもしれぬ。もし仮にそうだとして、おぬしはどうするのじゃ?
その思いにどう応えるのじゃ。直虎よ、仲良しごっこをしていては
政次が積み上げてきた策は水の泡となるだけぞ」と言いました。

直虎は「政次の思いを無に帰さぬよう努めようと思います。
けれど政次は1つだけ、大きな間違いをしております。
それはきちんと伝えたいと思います」と話します。

この身を直親の写し身とする

井戸端で、政次は「武田が今川を切り崩しにかかった。恐らく
井伊は松平と武田と今川の思惑に揺り動かされる、やっかいな
土地となっていく。あいつの夢枕に立ち、言うてくれぬかの、
亀、危うくなるうえ、早く下がれと」とつぶやいていると
直虎が現れました。

政次が去っていこうとするので、直虎は政次の袖をつかんで
「話そう、政次、われと、少しでよいから」と頼みます。

直虎が「敵も味方も欺くことで、守る。そういう手があるのじゃな。
兵法というものには。われは種子島を備えることで井伊を守ろうと
思っておった。それが今川の手に渡り、この先どうなるか分からぬ。
そなたがわれならどうする?」と質問しました。

さらに「われは己で選んだのじゃ。この身を直親の写し身とする
ことを。誰に望まれるでもなく、強いられるでもなく、己で選んだ。
己の手で井伊を守ると、われは己で決めたのじゃ。
われをうまく使え。われもしなたをうまく使う」と続けます。


戦いに戦わず勝つ

政次は「私なら、戦わぬ道を探ります。戦に戦わずして勝つ。
もしくは戦いに及ばずとも済むよう死力を尽くす。
周りの思惑や動きに嫌らしく目を配り、卑怯者、臆病者よとの
そしりを受けようが、断固として戦いませぬ。それが大国に挟まれた
小さな井伊が生き延びる唯一の道かと考えます」と語りました。

現在の日本を井伊家に例えて、メッセージを送ってるのでしょうか?
そんな感じを受けましたよね。

直虎が「よいな、実に但馬らしい」とほめると
政次は、武田義信が武田信玄に幽閉されたと教えてくれます。
直虎が「父が息子を幽閉したのか?」と驚きました。

政次は「大事なのはそこではございませぬ。武田と今川との同盟が
崩れかけてきておるということです。いつとは言い切れませぬが、
いずれ武田は、今川に牙をむいてきましょう」と言います。

直虎が「戦わずに済ますためには、武田の動きに目を配って
おくということか」と言うと
政次は「武田、そして松平」話しました。

百戦百勝、善の善なるにあらず

龍潭寺へ戻って、直虎が相談すると
南渓は松下常慶(和田正人)だと言い「常慶の本拠、秋葉神社は
武田に程近いし、松平にも出入りしておる。そして、その実家は
今川に仕える松下家じゃ」と言います。

直虎は、松平への遺恨はなく、瀬名(菜々緒)にも文を書きたいと
思っていたと話しました。

直虎が文机に向かってると、直之がやって来ます。
直虎は「気に入った言葉も見つけたぞ。
百戦百勝、善の善なるにあらず。戦わずして、敵を屈することこそ
最上の勝ちというものじゃ。之の字はどう思う?例えば、われが
これを目指すと言うたら?」と聞きました。

直之は「孫子は兵法の神にございますぞ」と笑い、
直虎と直之は「やってみれば、分からぬ」と同時に言い
直之は「お止めしたところで、殿はそういうお方ですから
ならば、それがしはしくじったときの備えをしておきます」
と下がって、弓で的を見事に射抜きました!

寿桂尼、復活!

寿桂尼は起き上がって、武田への文を書いています。
今川との盟約を反故にすることになるので、
武田義信の幽閉をすぐに解くようにとの警告文です。
寿桂尼が復活してました。

武田と今川との関係が崩れはじめたこの年の秋、
井伊で初めての綿の収穫が行われました。
甚兵衛(山本學)らがたくさんの綿を集めています。

旅の男・龍雲丸(柳楽優弥)が現れました。
ゴクウ(前田航基)カジ(吉田健悟)たちに
頭と呼ばれていましたね。

大河ドラマ おんな城主 直虎 あらすじ
大河ドラマ おんな城主 直虎 キャスト

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