おんな城主直虎 あらすじ 12話 おんな城主直虎

井伊直親(三浦春馬)は今川からの呼び出しに応じ、
奥山孫一郎(平山祐介)今村藤七郎(芹沢興人)ら
わずかな兵だけで駿府へ向かいました。

ところが、掛川城下に差し掛かったところ、
今川勢に急襲されます。直親は必死に戦いますが
孫一郎、藤七郎らとともに倒れました。

次郎法師(柴咲コウ)は龍潭寺の井戸端で
水垢離(みずごり)をしながら読経をし、
直親の無事を祈っています。

やがて直親が戻ってきて、次郎に手ぬぐいを差し出してくれました。
次郎は「戻ってきたのか?直親」とつぶやいて、倒れます。
おんな城主直虎の誕生の裏には、凄まじい悲劇が
あったんですね。


井伊直親の死

井伊の館に傷ついた男が駆け込んできて「掛川城も手前で
不意に襲われ、殿、家来衆ことごとく討ち果たされました」
と報告します。

井伊直平(前田吟)中野直由(筧利夫)新野左馬助(苅谷俊介)は
悲しみ、怒りを爆発させました。

龍潭寺、次郎は褥に寝かされてましたが、無意識に、
手を上に伸ばします。千賀、改め祐椿尼(財前直見)は
「直親、その手を離しなされ。とわを連れていくでない」
と叫び、次郎の手を取りました。

南渓和尚(小林薫)傑山(市原隼人)らは掛川の街道で
雪が積もった直親や藤七郎の亡骸を見つけます。
南渓は「ああ!」と絶叫し、雪を払い「ここは寒かろう。
井伊に帰ろう」と泣きながら、声をかけました。

次郎法師の弱々しい読経

龍潭寺、次郎がやっと目を覚ましたので、
祐椿尼、たけ(梅沢昌代)は安心します。
次郎が「殿は?駿府から知らせは?」と聞くと
外から傑山の「殿のお帰りじゃ」と声がしました。

次郎が廊下をふらつきながら行くと、
庭に数人の遺体が並んでいて
主殿には、亡くなった直親が横たわっています。

次郎が「亀、直親」と直親に触れようとすると
しの(貫地谷しほり)が「触れるでない!私の夫じゃ」と止め
「みな、そなたが殺したようなものじゃ。あの時、但馬を
成敗しておけば。かようなことには」と責めてきました。

なつ(山口紗弥加)が「姉は悲しみのあまり正気を
失っております」と謝ると
次郎は「そのとおりじゃ。しの殿のおっしゃる通りじゃ」
とふらふらと去っていきます。

井戸端で、直親から「経を聞かせてくれぬか?川名でのあの経を」
と頼まれたのを思い出し、次郎は読経しますが、歌は弱々しいです。

今川は、虎松を要求

弥吉(藤本康文)が今川からの書状を持ってきて
直平に渡しました。今川は虎松を殺せと要求してきたのです。
直平は虎松を逃そうとしますが、左馬助が駿府へ行く
と言い出します。腹を切って、命乞いしようというのでした。

駿府、今川館、左馬助が頭を下げて、許しを乞いますが
今川氏真(尾上松也)は「何度目じゃ」と怒って菓子を投げつけます。

左馬助は腹を切ってお詫びすると言うと
氏真は「そなたの老いた首をもろうても何の役にも立たぬ。
わしの欲しい首を取ってこい。わしの欲しい首はな…」
と左馬助の鼻に菓子をつめ込みました(汗)

井伊の館、左馬助の報告を聞いて、直平は「上々じゃ。
虎松が助かるのだから。後は我らがうまくやればよいだけじゃ」
と納得します。
直平は、小野政次が初めから今川と組んでいて、
井伊を裏切ったと見切りました。


松平元康の危機

今川館の小野政次(高橋一生)は、すっかり氏真のお気に入りに
なっていました。直平の思った通りです。

三河では、一向一揆が勃発し、松平元康(阿部サダヲ)は
僧侶のみならず、一向宗徒たちにも背かれて
危機に陥っていました。

松平の勢いはそがれ、それは今川にとっての幸いとなります。
氏真は政次や関口氏経(矢島健一)たちと大笑いです。
今川義元が倒され、今川家は滅亡へ向かっていくと思ったら
一時は今川が持ち直したこともあったのですね。

祐椿尼が井伊の館へ行って、虎松に会おうと誘いますが
次郎は「そのうちに」と元気がありません。

老婆(吉田妙子)たちが次郎に助けを求めてきますが
昊天(小松和重)が会うのを止めてくれます。
南渓は次郎に「館にこれを持っていってくれぬか?
おおじじ様が戦にお出になることになった」
とお酒の入ったつぼを託しました。

井伊直平

次郎が井伊の館へお酒を届けると
井伊直平は膝に虎松を抱いて、直由、左馬助と笑顔です。
次郎が「何ゆえ、おおじじ様が戦にお出にならねばならぬのですか」
と質問しました。

直平は「我々が今後、今川の戦に出ることが虎松を助ける条件で
あったのじゃ。駿府の蹴鞠小僧に、お前の首などいらぬ。
元康の首を取ってまいれ。そう言われたのであったか?」
と左馬助に聞いて、笑います。

次郎が「お三方がいなくなったら、井伊はどうなるので
ございますか」と心配すると、
直平は「何を言うておる、我らは必ず戻ってくる。
仮に、もしもがあったとしてもじゃ。それはもはや天命じゃ」
と近づいてきて、次郎の手を撮りました。

そして直平は「どこかの誰かのせいなどではない。仏さまが
お決めになったことじゃ」と言います。
直由は「次郎様、守るべきものを守るために死んでいける男は
果報者にござるのですよ」と話しました。

祐椿尼が盃を持ってきたので、次郎は「では少しだけ」と言います。
直平は「小さい時に寺に行ってしもうたからの。酒を飲んだことも
なかった。そなたと一度、こうしとうての」とお酌をしました。

そして「実はわしはずっとそなたが男子であればと思うておった。
なれど女子でよかったぞ。そなたとは逆縁にならずとも済みそうじゃ」
と笑います。次郎はお酒をぐいっと豪快に飲み干しましたね。

新野左馬助と中野直由

井戸端で、次郎が座り込んで、酒を飲んで、酔っ払ってると、
南渓が「おいおい、大事ないか?次郎」と声をかけてきます。

次郎が「私は何故、かように生まれついたのでございましょうか?
井伊の一人子でありながら、男子でなく。誰かを守るために
戦に行く訳ではなく。さりとて、守るべき愛し子もなさぬ
無用の長物」と愚痴り、眠りました。
南渓は次郎の頭をポンポンとたたきましたね。

井伊直平は、今川に反旗を翻した天野氏を攻めるため出陣しますが
その陣中にて、不審な死を遂げました。

新野左馬助と中野直由は、反乱を起こした引馬城の飯尾連龍討伐で
討ち死にを遂げます。3人は消えるように去っていきました。
井伊家を支えた男たちが、ほどんどいなくなってしまいましたね。

小野政次の帰還

小野政次が3人の男とともに、井伊谷へ帰ってきました。
祐椿尼が「久しぶりです、但馬守。生きておったのですか」
と嫌味を含みながらチクリと言います。

政次は「はい。今川に捕らえられ、出るに出られずにおりました。
しかしながら、こたび、ご隠居様、新野様、中野様のご忠義が
認められ、こうして戻って参れることになりました」
と白々しく説明しました。

そして政次は「井伊はただいま心細かろうと、太守様がおつけ
くださいました目付の方々にございます」と
近藤康用(橋本じゅん)鈴木重時(菅原大吉)
菅沼忠久(阪田マサノブ)を紹介します。

さらに政次は「太守様のご意向により、今日より
それがしを虎松様の後見としていただきます」と言うので
祐椿尼は「お待ちなさい!いくら太守様でも
井伊の家督に口を挟むことはできぬはずです」と焦りました。
政次はただの後見だと言って、氏真からの書状を出します。


次郎と政次の再会

井戸端で、次郎がお酒を飲んでいると、政次がやってきました。
次郎が「生きておったのか?」とびっくり!

政次は「直親の内通ゆえに今川に捕らえられてな。
今日までお戻しいただけなかったのじゃ。厳しいおとがめを受け
大変であったが、もう政を任せられる者もおらぬようになったと
戻されたという訳だ」と白々しいです(汗)

次郎は「何故じゃ?どうやって助かった?
裏切るつもりで、裏切ったのか?それとも裏切らざるを
得なかったのか?どちらじゃ、鶴!」と政次の袖をつかみます。

政次は次郎の手を払い「恨むなら直親を恨め。下手を打ったのは
あいつだ。何度も同じことを繰り返し。井伊は終わるべくして
終わったのだ」と去っていきました。

祐椿尼、南渓に後見を頼む

龍潭寺、祐椿尼が「このうえは和尚様に後見に
なっていただくしかございません」と頼みます。

南渓は「次郎を後見にということは?次郎は井伊の家督を
継ぐ者の名じゃ。覚えておるか?あの子は追いつけられれば、
川に飛び込んででも活路を開く子であった。

たった1人、今川と戦うて、みごと出家の許しを勝ち取ってきた。
あれは女子でこそあれ次郎、次郎の器じゃと思わぬか?」
と言いました。

次郎、亀となって生きていく

そこへ昊天の「血迷ったか、次郎!」という声が聞こえてきます。
南渓と祐椿尼が庭へ行くと、次郎が槍を持っていました。
南渓は「鶴を狩りにでも行くか!よし、ではわしも行く!
傑山、弓を持て!次郎が小野の屋敷に行くらしいからの」
と乗ります。

次郎は何度も槍を地に打ち付け
「どうしろと言うのじゃ!われのせいで直親が死んだ。藤七郎も、
孫一郎も。おじじ様も、左馬助おじ上も、中野様も。
我は災厄をもたらすだけじゃ。われには災厄をもたらす
力だけはある。ならば、これ以外、われに何ができると言うのじゃ」
と絶叫し、うずくまり、泣き出します。

小坊主が「次郎様は井伊の竜宮小僧では、
ございませんでしたか?」と聞きました。

南渓は「己を責めたとて、死んだ者は帰らぬ。
じゃが、生きておる者は、死んだ者を己の中で生かすことができる。
例えば、しのぶことで。例えば、習うことで。
時には、習わぬことで。他にはないかの」と語りかけます。

次郎は「亀に、この身を捧げる。亀の魂を宿し、
亀となって、生きていく」と言うと
南渓は「それが、おぬしの答えなのじゃな」と言いました。

井伊直虎、誕生

井伊家の館、祐椿尼は「夫婦約束のときに、作っておいた着物
なのですよ。こんな時に役に立とうとわ」と真っ赤な着物を
次郎に渡します。

次郎が「直親は最後に、戻ったら一緒になろうと言うたのです。
かような意味だったのかもしれません」と打ち明けました。

主殿に、南渓と政次、鈴木、近藤、菅沼、さらに
奥山朝利の息子・奥山六左衛門(田中美央)
中野直由の息子・中野直之(矢本悠馬)が集まっています。

南渓は「井伊は今まさに存亡の時を迎えておる。
次に井伊の家督を継ぐのは虎松だが、虎松はまだ幼い。
まことに僭越ながら、井伊の末席に連なる者として
今日は私より虎松の後見となる者を推挙したい。
その者の名は、井伊直虎と申す」と話しました。

やがて、華やかな衣装に身を包んだ次郎が姿を現し、上座に立ち
「われが井伊直虎である。これより井伊はわが治めるところとなる」
と宣言します。

大河ドラマ おんな城主 直虎 あらすじ
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