とと姉ちゃん 第21週 常子、子供たちの面倒をみる 第124回~第126回

美子(杉咲花)が「今日、大昭さんから言われちゃったの、結婚を考えてるって」と打ち明けるので、常子(高畑充希)は驚きました。

美子は「近い将来、私も 家を出るのかと思うと心苦しいというか。だって普通だったらとと姉ちゃんの方が先でしょ?それに私が結婚して家を出たら、かかの事とと姉ちゃんに任せる事になっちゃう」と心配すると、
常子は「そんなふうに思わないで。よっちゃんが好きな人との結婚を望むなら私はそうしてほしいし、かかだってきっとそう言うと思うわ」と言います。

美子が「とと姉ちゃん今どう思ってるの?星野さんの事は?結婚は本当にしないつもり?」と聞くと、
常子は「星野さんは昔の友達よ。同窓会の時に久方ぶりに同窓生の方にお会いしたら、話が盛り上がるじゃない?」と答えました。

美子が「ちゃかさないで」といらつくと、
常子は「私もう十分に幸せよ。鞠ちゃんは自分の望む人のところにお嫁に行ってそれを見届けられた。よっちゃんだって。
それだけじゃないの。私にとっては会社と社員が子どもで、その成長を見ていられる事が本当に幸せなの」と話します。

常子が「弱音はくのが苦手なのね、心配かけまいとしちゃって」と言うと、
美子は「そういうところあるでしょう?それをもっとぶつけてほしいの。弱音はいちゃってよ」と言いました。
常子は「分かった、やってみます」と笑うと、
美子も「うん」と笑顔になりましたね。

あなたの暮らし37号が発売されるやいなや、トースター試験の記事は大反響を巻き起こしました。
編集部には多くの問い合わせや、感謝の手紙や電話が寄せられ、常子や水田(伊藤淳史)寿美子(趣里)たちは大喜びです。

ところが、男が「責任者を出せ!」と怒鳴りこんできました。
常子が社長だと出ていこうとすると、花山(唐沢寿明)が常子を引っ張り「失礼ですがどちら様でしょう?」とたずねます。
ちとせ製作所社長・田中利一(螢雪次朗)で「あんたらがこの雑誌でさんざんけなした粗悪なトースターとやらを作ってる会社だよ!
あんたらのおかげで売り上げガタ落ちだ!責任取れよ責任を」と雑誌を叩きつけました。
常子はそれを拾います。

田中が「うちみたいな小さな会社にあんな記事書くなんて、随分卑劣なまねをしてくれんじゃねえか!好き勝手でたらめ書きやがってよ!」と怒ると、
花山は「でたらめとは聞き捨てならんな。我々は公平公正な立場で試験しそれを偽りなく発表している」と言い返しました。

田中がつかみかかってきたので、社員たちが止めます。
田中は「電化製品の素人に何が分かる、偉そうに。本屋がほざくな!
お前ら覚えとけよ」と帰っていきました。
常子は「ちとせ製作所に行って話してくる。このままだと何するか分からないわ」と出かけてきます。

ちとせ製作所の前へ来ると、田中が電話で「全部?そんな殺生な。ちょっと待って下さいよ。そうじゃなくても、今方々から返品の連絡があって参ってんです。しかし、今お宅に見捨てられたら、うちはもう畳むしかなくなっちまいますよ。どうかお願いします」と話してましたが、電話を切られてしまいました。田中の妻も心配そうです。
常子はそのまま立ち去ります。

常子が帰社すると、康恵(佐藤仁美)がいて「久しぶりに手伝いに来たよ。聞いたよ、今日大変だったんだって?そんな言いがかりに負けんじゃないよ」と励ましてくれました。
花山は常子の様子を気にしてましたね。

星野の家の前へ来ると、お手伝いのなみが帰るところで「大樹君も青葉ちゃんも、小橋さんがいらっしゃるの楽しみに待ってますよ。早く行ってあげて下さい」と声をかけてくれました。

常子がブザーを押すと、大樹(荒井雄斗)と一緒に出てきた青葉(白鳥玉季)が抱きついてきます。青葉は画用紙に常子の似顔絵を描いてましたね。

星野家、常子は大樹と青葉と一緒にホットケーキを作ります。
一方、星野は光和医薬品の会議が終わったところでした。
片瀬保(黒田大輔)が「お前も家政婦さんに遅くまでいてもらって大変だろ金かかって」と言うと、
星野は「木曜の夜だけは友人に来てもらっているので」と言います。
今月だけ、女の人が来てるとわかった片瀬は「今月だけなんて言わずこれからも来てもらえばいいじゃないか。これを機に再婚なんて事も」と踏み込んで来ますが、星野はスルーしました。

星野が家へ帰ってくると、子どもたちは寝ていました。
常子がホットケーキを作ったことを詳しく明るく話すと、
星野が「お仕事で、何かありましたか?常子さんは、昔からつらい時ほど周囲に気付かれないように、明るく振る舞う人ですから。僕でよければおっしゃって下さい」とすっかり見抜いてました。

常子は「トースターの商品試験で、ある会社の商品が粗悪品だと記事を出したんです。もちろん公正に試験した結果です。でも、その記事のせいでその会社が、苦しい状況になっており。商品試験は、たくさんの人の暮らしを守りたくて、私が提案した企画です、なのに結局、誰かの暮らしを奪う事になってしまった」と打ち明けます。

星野は「誰かの暮らしを守る事が、自分の幸せだと感じられる常子さんだからこそ、あなたの暮し」のような雑誌が作れるんですよ、きっと」と励ましてくれました。

そして大樹は電気釜の不備のせいで、右足にやけどを負ってしまったと言い「確かに商品試験で粗悪品だと書かれた会社の人たちは、厳しい状況に置かれるかもしれません。でも、それによって良いものを作ってくれるようになるのだとしたら、それは必要な事なんじゃないでしょうか」と話します。

常子は「15年たっても、やっぱり星野さんに励まされてる。私の気持ちがかすんでいると、いつもまっすぐに光をさしてくれた。星野さんは昔からそうでした」と笑顔を取り戻しました。
やっぱり常子のことを理解して、元気にしてくれる星野、ぜひ2人には結婚して欲しいですよね。

ちとせ製作所を訪ねますが、田中社長は「帰れって言ってんだろう!あんたと話す事なんかねえんだよ。さぞいい気分だろうなあ、うちの商品コケにして、あんたらは消費者の味方だもんなあ」と怒ります。

常子は「商品試験は、消費者のためだけのものではありません。商品試験は、生産者の方々に向けたものでもあるんです。
2か月かけて、いろいろな商品試験をしてきましたが、何の落ち度もない完璧なトースターは一つもありませんでした。これは、生産者の方々から見ても、非常に残念な結果ではないでしょうか。

これは、まだまだ改良の余地があり、努力するメーカーに、成功する機会があるという事ではないでしょうか。安全で使いやすいトースター。どんな商品が求められているか紹介する事で、消費者の思いを生産者の方々にもお伝えしています。私たちは、今回の結果を踏まえて、安全でいいトースターを作って頂きたいだけなんです」と帰ろうとしました。

田中は「言いてえ事はいっぱいあるけどよ。あんたの言う事も、一理あるかもしれねえ。うちは決して手抜き作業なんてしてねえし。自分とこの商品に自信だってある。だけど、売る為には、大手より、安くする事が必要だって思ってた。
本当に、いいトースターはまだどこも作ってねえって言ったよな?だったら、うちが作ってやるよ。うちは、小さいけどな、技術は一流だっていう自負はある。よし作ってやるよ」とやる気を出してくれましたね。

花山は「そうか、ちとせが新しい商品をね。やっと答えが出せたようだな。商品試験を続けるべきかどうか、揺らいでいただろう」と言うと、常子は「すみません。もう迷いません」と言います。

花山は「生産者がいいものだけを作ってくれれば、人々の暮らしは向上する。主婦は家事という重労働から解放される。そのためにも商品試験は続けなくてはならないんだ。
母が死んだのは、私が18の時だ。朝誰よりも早く起きて、重労働の家事をこなし、さぞ苦労した事だろう。私には、あの時力になってやれなかったという思いがある。

常子さんから、商品試験のアイデアを聞いた時、鳥肌が立ったよ。これこそ、あなたの暮しが存在する意義だとね。商品試験は、あなたの暮しの看板企画として、末永く続けていくべきだ。そのために、君は社員が毎日、幸せに働いているかどうかを、いつも気にかけている番人になれ。

そして、社員が仕事の事で、外部と面倒な事になったら、まずは君が出ていって謝れ。謝るという事は、会社の代表として一番大きな仕事だ。私は私のやり方で戦う」とペンをかざしました。
常子は「はい」と笑顔を見せましたね。

星野家、大樹が「りんご」、青葉が「ゴジラ」、常子が「ラッパ」、大樹が「パン」としりとりをしていました(笑)
星野が帰ってきたので、しりとりに誘うと、星野は「お父さん、しりとり苦手だから遠慮しとくよ」と断ります。

星野家の外、星野は青葉も大樹も木曜日を心待ちにしていたとお礼を言って「これ、ほんの気持ちですが」と封筒を差し出しました。
常子は「いや、受け取れません。こちらの方こそお礼を言いたいくらいですので」と断ります。

帰りかけた常子が「これからも必要であれば、こうしてまた」と言うと、
星野は「いえ、それは。常子さんもお忙しいのに、そこまで甘えられません。お気持ちだけで十分です」と断りました。
常子は「そうですよね、すみません、出過ぎた事を。失礼します」と帰って行きました。

帰宅した常子が真っ暗な部屋で座り込んでると、布団に寝ていた美子が「今日はどうだった?」と聞いてきます。
常子は「楽しかったわよ。大樹君と青葉ちゃんとしりとりしたりして。でも、今日でもう終わり星野さんのお仕事も一段落ついたみたいだし」とさびしそうに話しました。
星野と常子、これでお別れかと思っていたのですが、次週予告で2人のツーショットが映ってましたね。

あなたの暮らし出版、常子は「本格的にアイロンの試験を始めるにあたって、皆さんが使う中で気付いた事を洗い出して、どんな項目を試験すべきか決めていきましょう」と社員たちに説明します。

美子や美寿々、織江たちはアイロンが得意なようですが、扇田(三谷昌登)松永(石田法嗣)は苦手なようです。
常子が「どうしたもんじゃろのぉ」と悩んでいると、と、康恵が「あたしに任せな」と登場します。
康恵は「私みたいな手伝いを連れてくるよ。子育てに一段落した主婦の友達が結構いてね。どうだい、適任だろ?」と言いました。
この康恵の申し出により、商品試験は新たな展開を迎える事になるのです。

連続テレビ小説 とと姉ちゃん あらすじと感想
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