真田丸 ネタバレ 第30回 黄昏

豊臣秀吉(小日向文世)は死の恐怖に苛まれていました。
一方、真田昌幸(草刈正雄)は伏見城の増築に己の夢をかけますが、伏見一帯を巨大な地震が襲います。

大坂にいた加藤清正(新井浩文)は誰よりも早く伏見にかけつけました。地震の被害は大きく伏見城は倒壊し、木幡山に仮の宿を設けます。

石田三成(山本耕史)は真田信繁(堺雅人)と昌幸に、木幡山に新たな城を築くことにすると話しました。しかし、戦いのための城でなく、秀吉の住まいを作るので、堀の普請を昌幸に頼んできます。

昌幸は落ち込んでましたね。話を聞いた真田信幸(大泉洋)は「父上がお気の毒でならぬ」と同情しました。

秀吉たちは大坂城へ戻ります。イスパニアのサン=フェリペ号が土佐に漂着し、長宗我部元親の命により、浦戸湾へ回送されたと片桐且元(小林隆)が秀吉に報告しました。
積み荷の70万石を手に入れるため、秀吉はバテレン追放令を利用することにします。追放するのでなく、磔にしてしまいました。

細川屋敷、玉(ガラシャ)(橋本マナミ)わくさ(円城寺あや)たちは仲間が捕らえられて、動揺していました。吉蔵(水橋研二)は自分だけ助かったことを悔いて、自ら出ていきます。
きり(長澤まさみ)が「磔になって、死ぬってことでしょう?」と止めると、吉蔵は「体はな。でも、ここは死なない」と胸を押さえ、去っていきました。6人の宣教師と20人の日本人信者が長崎で磔の刑に処せられます。

大谷屋敷、信繁が報告すると、大谷吉継(片岡愛之助)は「積み荷欲しさに、罪もない人を磔にするとは。殿下はいささか長く生き過ぎたのかもしれんな」とつぶやきました。

徳川屋敷、徳川家康(内野聖陽)は「太閤殿下のお振る舞いは常軌を逸しておる。太閤様はもうろくされたのやもしれんな」と言うと、本多正信(近藤正臣)は「すぐに探りを入れてみましょう」と言います。正信は槍を振るっていた本多忠勝(藤岡弘、)のところへ行きました。

やがて真田屋敷で、こう(長野里美)が稲(吉田羊)に書状を渡します。


遊郭で、昌幸は吉野太夫(中島亜梨沙)とまったりしていました(笑)吉野太夫は「殿様のご子息は太閤殿下の馬廻り衆。殿下のご様子、なんか聞いておりませんか」と聞いてきます。
出浦昌相(寺島進)が呼びに来たので、昌幸は帰ることにしました。

文禄5(1596)年9月、明の使節団が和平交渉のため大坂城を訪れます。拾(鳥越壮真)をひざに乗せ、秀吉は「明がわしに頭を下げよった」と金印を手にごきげんでした。ところが、僧侶・西笑が書状を読み上げるうちに、怒りの表情に変わっていきます。

秀吉は「我が国は明の属国ではない。言われずともわしは日の本の国王である。戦じゃ!再び大軍で海を渡たる」と叫びますが、おしっこをもらしてしまいました。
信繁は「拾様がそそうとしたご様子」とウソを言って、三成とともに秀吉を退席させます。

加藤清正が朝鮮へ出兵する前にあいさつに来ました。三成と信繁が涙ぐまぬよう注意しますが、よぼよぼの秀吉が現れ「わしが死んだ後も、拾のこと、よろしくな」と言うと、清正は泣き崩れます。

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真田屋敷、信繁が元気ないので、春(松岡茉優)が心配しました。信繁は「わしは兄を裏切っている。そして兄に私の心はお見通しだ。私の人生で、あの人のようになりたいと思うお人が2人いた。その2人から同じように言われた。「わしのようになるな」と。一人はお家のため、人の道を捨てた。一人はお家のため、己の信念を曲げた。だから私はそうならない。心がけていた。秀吉様にお仕えした以上、豊臣家に背くは、義に背くこと。おかげで今は、息ができぬほど苦しい思いをしておる。義を貫くとは、これほど厳しいことなのか」と話します。

上野、沼田城、信幸は矢沢頼綱(綾田俊樹)矢沢三十郎(迫田孝也)高梨内記(中原丈雄)に「今、秀吉が倒れれば、世が乱れることは十分考えられる。それゆえ、この沼田城に天守を築き、難攻不落の城に作り変える。みな真田のために一層力を尽くしてくれ」と伝えました。
矢沢頼綱は「生きてるうちにまた戦に出られそうじゃの」と意気盛んでしたが、亡くなってしまいます。享年80でした。

大坂城、秀吉がいなくなってしまい、信繁、三成、且元が探し回します。やがて、秀吉は庭の石の上にぽつんと座っているのを信繁が発見しました。秀吉は「茶室はどっちだ?利休がわしに話があるらしい」とぼけています。

三成は信繁「若君に元服して頂くことにする」と言い出しました。元服した拾は、名を秀頼と改めます。
大広間、秀吉は寧(鈴木京香)茶々(竹内結子)を両側に座らせ、家康たちに、秀頼が元服したことを知らせました。

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大坂城の天守へ上り、秀吉と信繁は城下を眺めます。秀吉は「誰も見たことのない城を築きたかった」と言うので、信繁は「思い通りになったではないですか?」と聞きました。

秀吉は「思いがかなったのは半分だけ。ゆくゆくは京から天使様をお迎えしようと思っておった。平清盛が成し遂げたことを、わしはとうとうできなんだ」と力なく話します。
信繁は「秀頼様がきっと成し遂げてくださいます」と励ますと、秀吉は「秀頼」とつぶやきました。

慶長3(1598)年正月、秀吉は上杉景勝(遠藤憲一)を伏見城へ呼び出します。秀吉が「会津へ移ってくれ」と言うと、直江兼続(村上新悟)が「恐れながら我らに何か落ち度がございましたか?」と聞きました。

三成はそうでなく、陸奥の伊達を押さえるのは上杉だけと説明します。秀吉は近づいてきて「伊達の押さえはあくまでも表向き。徳川を北から見張って欲しいのじゃ。わしが死んだ後、もし徳川がよからぬ動きをした時は、背後から関東から攻め込め。秀頼を助けてやってくれ」と土下座しました。景勝は「お手をお上げくだされ」と言うと、秀吉は「頼む」と景勝の手を握りましたね。

3月15日、京の醍醐寺で秀吉は花見を催しました。招待されたのはほとんどが女達1300人です。阿茶局(斉藤由貴)も秀吉にあいさつに来ました。
薫(高畑淳子)は稲と春とともに来ましたが、控え室に閉じこもったままです(汗)
廊下で、信繁はきりと会いました。きりが「切支丹になっていいですか?」と聞くと、信繁は「やめておけ」と即答します。

茶々と秀頼(石田星空)が花咲かじじいが見たいと言うので、秀吉は木にはしごをかけ、上に登って「枯れ木に花を咲かせましょう」と大声をだしました。ところが滑って、木から転落してしまいます。
大蔵卿局(峯村リエ)は「殿下はご無事にございます」と参加者に伝えますが、その日から秀吉は床に伏せるようになってしまいました。

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伏見、真田屋敷、稲は徳川からの書状を信幸に見せ「すべて本多佐渡守さまからの密書でございます。稲は嫁ぐ時、真田の内情を探るように、父に申し付けられました」と言います。
信幸が「なぜ打ち明ける?」と聞くと、稲は「私は源三郎様の嫁。百助の母にございます。ご安心下さいませ。これらの文は届かなかったことに」と言いました。

信幸が秀吉の様子をたずねると、信繁は「お変わりありません」とウソをつきます。信幸は「源次郎、もし殿下が危ういのなら、もうごまかすのはよせ。俺は父上のように乱世に戻ることを望んではおらぬ。しかし殿下が亡くなれば、世の中は必ず揺れる。あまりに太閤殿下が大きすぎたからじゃ。それはお前が一番よくわかっているはずだ。この先、誰が秀頼公を支えるのか?石田殿に仕切れるのか?それとも徳川殿が一層力を持つのか?その時、真田は誰につけばよいのか?徳川はまことの殿下のお加減を知りたがっている。ならばそれに乗るのも1つの手。徳川に伝え、どう出るのかを見極める」と言いました。

大谷屋敷、信繁が苦しんでいると相談すると、吉継は「己自身で決めた道を進めばよいのだ。己が正しいと思う道を行けばいい。それが真田左衛門佐が進む道じゃ」とアドバイスしてくれます。

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真田屋敷、信繁は信幸に、そして碁盤に向かっている昌幸に「太閤殿下のご容体についてでございます。先日の花見以来、お加減すこぶる悪く、日に日にお体がお弱りになっているのが、はためにも明らかにございます」と伝えました。

遊郭、昌幸が「殿下はどうやら危ないらしいぞ」と言うと、吉野太夫が出ていこうと襖を開けます。すると出浦がいて、吉野太夫を刺殺しました。太夫の手に、くないが握られています。出浦は「この女は忍びだ。佐助」と呼ぶと、佐助(藤井隆)が現れ「本物の吉野太夫は京の郭におりました」と報告しました。昌幸が「昌相、よう気づいたな」と驚くと、出浦は「同類は目を見ればわかる」とかっこいいです!

徳川屋敷の正信は「死んだか。役立たずめが」と残念そうでした。
信幸は忠勝のもとへ行き「本日は極めて重大な知らせを持ってやって参りました」と言います。

真田屋敷の縁で、昌幸は薫を隣に座らせ抱き寄せました。すると、こうが仙千代、稲が百助を連れてきます。

秀吉は形見分けとして、且元に金子15枚、三成に金子50枚と脇差しを与えますが、信繁のことは「誰?知らん」と覚えてません(泣)
三成と且元は、信繁に秀吉のことを任せ、去って行きました。

信繁が屏風の陰に控え、目を閉じ、呼吸を整えていると、秀吉が顔を出し「真田安房守の息子だな?」と聞いてきたので、信繁が「あの?」と答えます。秀吉は「後だ。来い」と屏風の陰に隠れ「遅いな市松は」と言いました。信繁が「もしや?」と聞くと、秀吉は「秀吉じゃ。これからでかけるぞ。お前も来い。面白いところへ連れて行ってやる」と笑います。

信繁が「これから上杉様とお会いになるのでは?」と聞くと、秀吉は「上杉は後じゃ。わしは利発な若者が大好きでな。お前も一目で気に入った」と初めて信繁が秀吉と会った時の繰り返しです。

信繁が「福島様は今日はお見えになりません。今日はもう床へお入り下さいませ。吉野太夫のところへはまた改めて参りましょう」と秀吉を寝台に寝かせました。そして信繁が「今日はゆっくりおやすみくださいませ」と布団の上から秀吉をやさしく叩きましたね。

大河ドラマ 真田丸 あらすじ
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