とと姉ちゃん 第4週 常子、編入試験に挑む 第19回~第21回

常子(高畑充希)たちは、祖母・滝子(大地真央)を頼りに東京へやって来ましたが、滝子と君子(木村多江)が決裂してしまいます。滝子の青柳商店を離れ、同じ深川にある森田屋という弁当屋の2階に、住み込む事になりました。

森田屋の大女将・まつ(秋野暢子)に呼ばれて、1階へ下りて行きます。主人・宗吉(ピエール瀧)その妻・照代(平岩紙)娘・富江(川栄李奈)板前・長谷川(浜野謙太)が登場しましたが、にらまれてしまいました。お弁当ができあがると、リアカーに積んで、常子、君子、鞠子(相楽樹)が運んでいきます。

夕食は、森田屋のメンバーと離れたテーブルで取りました。常子が「すみません。お醤油お借りしてもいいですか」と取りに行くと、富江は「どうぞ」と渡してくれます。美子(根岸姫奈)がいわしがないことに不満を言うと、君子が「当然でしょ。雇って頂いてる身なんだから」と言いました。

君子たちがあいさつしようとすると、宗吉は「さっき母ちゃんから聞いたよ。あんたが青柳さんとこの人間だろうがな、特別扱いはしねえからな。泣き言言ってると放り出すぞ!働かざる者食うべからずだ。手が空いてる時は手伝ってもらうからな」と厳しいです。

照代が「お茶、よかったらどうぞ」と持ってきてくれました。君子が「ありがとうございます。わからない事だらけですが、よろしくお願い致します」と頼みます。照代は「こちらこそ。早く仕事に慣れて下さいね」と笑顔ですが、常子たちはその笑顔を怖いと感じました。

やがて宗吉が怒りだし、長谷川を追いかけ回し始めだします。常子たちはあぜんとしてましたね。

荷物が届いたというので外へ行ってみると、常子たちの荷物が届いていました。滝子が送ってきたようです。竹蔵(西島秀俊)の写真や家訓、ピカッツァの絵もありました。

夜になって、滝子は1人でお寺へ行ってお祈りをします。常子がついていくと、君子は「ここには、昔からよくお参りにきてたの」と話しました。常子が「何か、悩みがあるという事ですよね?女学校の学費の事ですか?おばあ様の家を出たという事は、もう援助は」と聞くと、君子は「私が、何とかします。内職を見つけて夜も働けば」と答えます。

常子が「では、かかはいつ寝るんですか?それまでに、かかの体が壊れてしまいます」と心配すると、隈井(片岡鶴太郎)が「そのとおりでさぁ」と現れました。隈井は「お姿が見えたもんで、ついね。今、女学校の学費がどうのこうのって?そのお金、あっしに出させてもらえませんか?」と言います。

君子は「でしたら、お借りするという事にさせて下さい。ありがとうございます。何年かかっても、必ず、お返しします」、常子は「ありがとうございます。隈井さん」と感謝しましたね。

弁当屋の仕事は、4時に起きるところから始まります。まつに叩き起こされ、すぐに火をおこして、ごはんを炊き始めました。野菜をだしで煮込んでいき、卵焼きや焼き魚を調理し、冷ましたおかずを並べた弁当箱に一気に盛り付けます。

常子と鞠子は、富江と一緒に弁当の配達をしました。富江と鞠子が同い年とわかって、愛称で呼ぼうとしますが、富江は「富江さんで」と拒否します(汗)

富江と別れてから、常子と鞠子はお寺でかがんでいる人を見つけました。病気ではないかと声をかけると、星野武蔵(坂口健太郎)という男は、ポリゴヌムという植物を日陰に植え替えて、どう成長するか観察しようとしていたと答えます。鞠子は興味を持ったようですが、常子は「早く戻りましょう。こう言ってはなんだけど少し妙な方じゃない?」と言って、立ち去りました。

まつに続いて、君子たちが歩いてると、前から滝子と隈井が来ました。まつと滝子が言い合いをはじめ、滝子が「そういえば新しい人雇ったんですってね?」と聞くと、まつは「ずぶの素人ですからねえ。老舗のやり方覚えるために、鍛え直さないといけないとこ、山ほどあるんですけど」と返します。君子たちは居心地悪そうでしたね。

君子は絹江たちとおかずを弁当に詰めてました。しかし宗吉に遅いと言われ、リアカーのタイヤに空気を入れるよう言われます。常子は「日陰でも、たくましく育ちますから。植物って、過酷な環境下でも、それに合わせて強く育つらしいんです。だから、つらい状況でも大丈夫ですよみたいな意味で、口走っちゃいました。でもこれ、お寺で出会った方の受け売りなんですけど」と君子を励まします。

宗吉と将棋を打っていた長谷川に、照代が「松のお弁当に、こっちが、竹のお弁当と。長谷川さん、リヤカーまで運んでもらえる?」と紙を置いてから、頼みました。

常子と鞠子がリアカーで運ぼうとしてると、宗吉が顔を出し「おい、何やってんだ。それぐらいの量、チャッチャと配れよ。配達先間違えんじゃねえぞ」と注意してきます。

君子が竹のお弁当を、常子と鞠子が松のお弁当を、それぞれ配達して森田屋へ帰ってくると、宗吉と絹江がお客さんに怒られていました。お客さんは「まったく冗談じゃねえ! 今日は奮発して松を頼んだって、みんなに自慢して蓋を開けりゃあよ! こっちはいい笑いもんだよ。まったく」と怒るので、絹江はお金を渡して、帰ってもらいます。

君子が「お弁当に、何か不都合でも?」と聞くと、宗吉は「おい、お前ら。ちゃんと弁当は届けたんだろうな?」と聞き返してきました。常子たちが間違いなく、指示通りにと答えると、照代は「それがどうやら、松と竹のお弁当の届け先を間違えちゃったみたいなんです」と説明します。

宗吉が「高い金払って、安い弁当つかまされりゃ怒るのも無理ねえよ。ったく。大事な五八さまだったのによ」と言うと、照代は「お得意様よ。五と八で五×八=四十。つまり、始終来てくれるお客さん」と説明してくれました。

長谷川が「ひょっとしたらなんですけど、リヤカーに弁当運ぶ時に、台にぶつかっちまって、弁当の上に載っかってた紙、落としちまいましてね。拾って載せ直したんですけど。その時に、松と竹、入れ代わっちゃったのかななんて」と打ち明け、宗吉が「てめえ!長谷川、この野郎!」と怒ります。

まつは「こうなっちまったら、間違って竹の弁当を配っちまった一軒一軒に謝って、お代返すしかないね。私らが、落しちゃいけないものは2つあるんだ」と聞いてきました。宗吉が「またその話かよ。味と信用だろ?」と先に答えてしまいます。

宗吉が「とにかくな、俺は謝りになんか行かねえぞ。てめえらがやった事なんだ。てめえらで尻拭いしてこい」と言うので、君子や常子が謝りに行くことになりました。

お客さんに行くと、叱られて、君子たちはがっくりします。長谷川がおわびにシベリアをくれましたね。

常子は「やっぱり、行きましょう。お客様に謝りに。伺ったのは、竹のお弁当を届けてしまったお客様にだけです。間違えて松のお弁当を届けたお客様にも、謝らなきゃいけないと思います」と言い出し、また謝りに行きました。

隈井が様子を見にやってくると、まつが「ちょっとごたごたがあってね」と話します。宗吉も怖い顔で出てきましたが、隈井が「一局いかがかと思ってさ。ねっ」と言うと、宗吉は「あんた、指せる人だったのかい?」と笑顔になりました。

竹のお客さんに謝りに行くと、先ほどとは対照的に、あきれた反応ばかりです。

隈井が宗吉に将棋で勝ったころになって、君子たちが森田屋へ帰ってきました。宗吉は「バカ野郎!何考えてんだ!間違えて松を配った客の所にも謝りに行っただあ?恥の上塗りをしに行ったようなもんじゃねえか」と怒ります。

まつが「常子。どうして松を配った人にも、謝りに行ったんだい?」と聞くと、常子は「私はそういう、心意気が大事なんじゃないかなと思ったんです。たとえこちらが損な目に遭うような事があっても、間違った筋は、通しちゃいけないっていうか。長くお店を続けていく上で、そういう事が大事なんじゃないかなと思ったんですけど」と説明しました。

まつは「気に入った!あんた、分かってるじゃないか。店をやるって事は、そういう事が大事なんだ。目先のもうけにとらわれていたら、いずれ、足すくわれる。君子さんもそれが分かったから、行こうって勧めたんだろ? 宗吉!お前の方が商い分かってないようだね。明日からも、みんな、よろしく頼むよ」と笑顔を見せます。

照代は「よかったですね。改めてよろしくね。ひょっとして笑顔が怖いですか?よく言われるんです。目が笑ってないから怖いって。気を付けてるつもりなんですけど、こういう顔つきなんで怖がらないでね」と言いました。

青柳商店へ戻った隈井から報告を受けて、滝子は「へえ。そんな事を、常子がねえ。やっぱり、あの子はうちに入るべき子だねえ」と関心します。

連続テレビ小説 とと姉ちゃん あらすじと感想
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