真田丸 ネタバレ 第16話 表裏

羽柴秀吉(小日向文世)に従おうとしない真田。しかし上杉も秀吉に降ります。上杉の人質として大坂にいる真田信繁(堺雅人)は苦境に立たされました。

大坂城、秀吉から「大坂の暮らしはどうじゃ?」と質問され、信繁は「信濃の山奥で育ちましたゆえ、見るもの聞くもの珍しいことばかり。飽きる暇もございません」と答えます。

秀吉は「源次郎、悪い知らせがある」と切り出し、石田三成(山本耕史)は「上杉様は急ぎ、越後へ戻られた」と言いました。信繁が「私のことは何か?」と驚くと、秀吉も三成も「何もいってなかった」と答えます。上杉景勝(遠藤憲一)直江兼続(村上新悟)は大坂城から去って行きました。

「徳川と真田が戦になったら、真田に味方するなと言ったからでは?」と秀吉が言うと、信繁は「信じられませぬ。私はどうなるのです?」と大慌てです。

秀吉は「良い知らせもある」と言って、三成が「そなたを殿下の馬廻衆に加える。ちょうど1人減ったところであった。そなたは殿下の覚えめもでたく、かの真田安房守の息子とあれば家柄も申し分ない。というわけで、明日よりそなたは殿下の家来じゃ」と命じました。

石田三成邸、きり(長澤まさみ)に信繁は事情を話し「しかしよい機会かもしれない。殿下のおそばにいれば、羽柴の動きより父上に詳しく伝えられる」と切り替えます。信繁がきりに上田へ帰るよう言うと、きりは怒って出て行ってしまいました。

翌朝、片桐且元(小林隆)が信繁を、馬廻衆筆頭・平野長泰(近藤芳正)のところへ連れて行きます。長泰は「殿下がおられるところ、俺たちあり!2組が代わり番こで務める。赤幌衆と黄幌衆。今は赤幌が外回り、黄幌はご城中の警護。お前は黄幌だ。非番の時もここに詰め。何かあった時にはすぐに飛び出せるようにしておく」と黄色い布を渡してきました。

信繁が「どなたか亡くなられたのですか?」と聞くと、長泰は「権三が井戸に落ちて死んだんだ。本当は殺されたんだ。俺は下手人も見当がついている。十中八九、虎之助さ」と小声で教えてくれます。加藤清正(新井浩文)が立花権三(吉田ボイス)を飲みに誘って、井戸へ突き落として、殺したというのです。

秀吉は茶々(竹内結子)にご執心で、秀吉は権三に嫉妬して、清正に命じて、権三を始末したと長泰は推理していました。長泰は信繁に「お前さんも気をつけることだな。茶々様には近づかん方がいい。権三の二の舞いになるだけだ」と忠告してくれます。


千利休(桂文枝)のところへ秀吉が行くので、信繁たち黄幌衆がついていきました。大広間に入ると、利休が堺の商人たちにそろえさせた着物や装飾品が並んでいます。秀吉は羽柴秀次(新納慎也)に命じて、若い娘と年長のおなごの帯を1つずつ選ばせました。

寧(鈴木京香)のところへ行って、秀吉は帯をプレゼントします。寧は秀吉でなく、秀次が選んだと見抜いていました。きりが寧についていたので、信繁はびっくりします。秀次はきりを連れて、大広間へ戻っていきました。秀吉は寧に、九州征伐がはじまるので、九州の大名たちの妻子が、人質として送られてくるので、その世話を頼みます。

次に、秀吉は茶々のところへ行って、帯をプレゼントしました。茶々は「殿下が下さったの。素敵でしょう」と駆け寄ってきて、信繁は焦りますが、秀吉はニコニコしています。秀吉の側に戻って、茶々が「権三って死んでしまったの?」とズバリ聞くと、長泰は「権三は死にましてございます」と答えました。茶々は「やっぱりまことだったんだ」とサバサバしてます。

詰め所、長泰は「長生きしたければ、茶々様には近づくな。権三が初めてじゃないから。3人目。みんな殿下の怒りに触れて、あの世行きだ」と教えてくれました(笑)

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三成が呼びに来ます。信繁が「あの平野様はどういうお方なのですか?」と質問すると、三成は賤ヶ岳の七本槍を挙げ「加藤清正、福島正則、加藤嘉明、片桐且元、脇坂安治、糟屋武則、そしてもう一人?」と聞きました。信繁が「名前が出てきません」と降参すると、三成は「それがやつだ」と言います。

信繁が「上杉様は本当に真田と縁を切られたのですか?」と聞くと、三成は「縁を切った訳ではない。徳川と真田が戦になった時、真田に味方しないと殿下に誓われたのだ。たとえ上杉であろうと、殿下には逆らえなかった。それだけのこと」と話しました。

そして「これを返しておく。大坂のこと、親に知らせるのは構わんが、何でもかんでも書いてよいというものではない」と手紙を返し注意しました。そして三成は「殿下は本気で真田をつぶそうとは思っておられぬ。すべては徳川に対する気配りだ。徳川に貸しを作っておきたいのだ。徳川が真田を攻めたら、殿下がきっと止めて下さる。これからの世は、大名は殿下の許しなく、戦を仕掛けてはならなくなる。もはや戦で事を決する世は終わった」と言います。

御文庫と呼ばれる書庫へ行くと、大谷吉継(片岡愛之助)がいました。三成は隣の部屋へ信繁を連れて行って、大坂城の見取り図を見せ「馬廻になったからには、ご城中の配置ぐらい覚えておけ。書き留めるな。頭で覚えるんだ」と言い、襖を閉め、元いた部屋へ戻ります。

三成が「いかがですか?考えはまとまりましたか?」と聞くと、
吉継は「堺を治めるには、商人たちの力を押さえねばなるまいな」と言いました。
三成「最後には堺の商いはすべて大坂の意に従わせる所存にござる」
吉継「堺の商人の結束は固い。押さえすぎると手を噛まれる。その辺の加減は大事だぞ」
三成「それは承知の上。まず大坂へ店を出した者の便宜を図り、贔屓にすることからはじめます。我らとの商いが得になるとわかれば、商人たちは必ずこちらを向く。それを成し遂げるのに、今一番やっかいなのが…」

吉継「千利休という訳か」
三成「利休は堺の商人でありながら、殿下に直々話ができます。つまり商人たちの願いが、利休を通じて、殿下のお耳に直に入ってしまう。これは改めねばなりません。
吉継「つまり我らの目下の敵は」
三成「必ず引きずりおろしてみせます」

信繁は2人の話を聞いてました。三成はわざと信繁に聞こえるように、言っていたのかもしれませんね。

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詰め所へ戻って、信繁が長泰と話してると、大蔵卿局(峯村リエ)が「姫がお会いになりたいそうです」と信繁を呼びに来ます。廊下で、信繁が「姫は権三殿のこと、どうお思いだったのでしょうか?亡くなったというのに、お悲しいように見えないのです」と聞くと、大蔵卿局は「あのお方は哀しむのをやめたのです」と答えました。

茶々の部屋、茶々は「この小袖にぴったりでしょう」と秀吉からプレゼントされた帯を見せてきましたが、信繁は「私はそういうことはわかりません」と冷たく対応します。茶々が「奥方はおらぬのか」と聞くと、信繁は「亡くしました」と言いました。信繁は、留守の間に茶々に会ったことを、秀吉に内緒にして欲しいと頼むと、茶々は「大事ない。任せて」と笑います。

廊下を歩いてると、庭に井戸があったので、信繁は近づいていきました。そこへ加藤清正が現れ「何を見ておる。わしがしたことに何ぞ文句があるのか?殿下に頼まれた訳ではない。わしは自分で考えて、同じことしてやろうか」と突っかかってきます。

清正が信繁を持ち上げ、井戸へ落とそうとすると、羽柴秀長(千葉哲也)が「やめないか!」と止めてくれました。清正が去ると、秀長は「我らは皆、兄上についてここまでやって来た。生まれながらの大名は1人もいない。わしも大層な名前を頂き、かような立派な着物を着ておるが、元を正せば中村の百姓。あっという間であった。だから心がついてきていないのだ。虎之助もしかり、わしもしかり、そして兄上も。誰も身の丈から外れた、地位と暮らしの中で、溺れかけてる。それが今の大坂城だ」と語ります。

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浜松城の庭、本多忠勝(藤岡弘、)が女たちに薙刀の指導をしていました。徳川家康(内野聖陽)本多正信(近藤正臣)がやってくると、忠勝は「稲、こっちへ来なさい。娘の稲でございます」と稲(吉田羊)を紹介します。

家康が「平八郎、いよいよ真田討伐だ。今、秀吉に許しを請うておる」と言うと、忠勝は「何ゆえサルの顔色を伺わねばなりませぬか」と不満そうです。家康は「そう言うな。ここはあいつを立ててやるのだ」と言うと、稲が「父上、真田討伐、稲も行きとうございます。憎き真田、この手で滅ぼしてやりとうございます」と薙刀を振りました。家康は「稲、その心がけだけで十分じゃ。そなたの力を借りずとも、真田ごときひねり潰してくれる」と言います。

上田城の真田昌幸(草刈正雄)元に、徳川家康が大軍勢を集めているという情報が届きました。真田信幸(大泉洋)が「なぜすぐに攻めて来ぬのでしょう?」、出浦昌相(寺島進)が「家康は何を待っているのだ」、昌幸が「上杉の援軍はどうなっている?」と話し会います。

高梨内記(中原丈雄)がかけこんできて「殿、一大事でございます。上杉が援軍を断ってきました。秀吉に命じられたようでござる」と報告しました。地図の上の真田と上杉の領地に白い碁石、徳川領には黒い碁石が置かれてましたが、上杉も黒い碁石に置き換えられます。信幸は「大坂の源次郎だ。源次郎に秀吉をとりなしてもらうのです」と思いつきました。

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大坂城、信繁は秀吉に意見を聞きます。秀吉が「家康め、真田攻めの許しを求めてきた。源次郎、わしは若い頃の家康しか知らぬ。お主の見立てを聞かせてくれ。この文はやつの本心と見てよいか?やつは本気で服従を誓ったのか?それとも罠か?」と言いました。

信繁は「本心ではないと思います!家康を信じてはなりませぬ。家康は用心深い男です。もし断りなく真田を攻めれば、殿下は必ずお怒りになられる。真田にお味方なされるかもしれぬ。家康はそれを恐れたのではないでしょうか?すべては真田に勝つための算段!家康の本心ではありませぬ!」と主張します。

秀吉が「どう思う、佐吉?」と聞くと、三成は「これが真田の一族でなければ、今の話、少しは信じられるやもしれぬが、家康から真田を守るための詭弁のように聞こえます」と答えました。

信繁が「殿下の前で、そのような小細工が通用するとは思っておりませぬ」と言うと、秀吉が「ここは源次郎の言うことにも一理ある。のう秀長?」と聞き、秀長は「確かに、理屈は通っております。」と認めます。秀吉は「家康に一杯食わされるところであったわい。これから京の公家衆に会ってくる」と出て行きました。

詰め所へ戻って、信繁が長泰に「殿下は大したお方ですね。あそこまで偉くなられたというのに、我らのような者の話に、きちんと耳を傾けて下さる。素晴らしいことだと思います」と話してると、且元が信繁を廊下へ連れ出します。

片桐且元は「浜松へ使者として行くことになった。向こうは寒いのか暑いのか見当もつかぬ。厚手の着物も持って行った方がよいかな?」と聞くので、信繁は「いらぬでしょう。過ごしやすい季節です」と答えました。

且元は「お主には辛いことになってしまった。これも戦国の世の定め」と言い出し、信繁は「どういうことですか?真田攻めはなくなったんですよね?」と確認します。且元は「殿下は家康の真田討伐をお認めになられた。わしが向こうに着き次第、真田攻めが始まる」と言うので、信繁は「話が違います。今、徳川全軍に攻められたら、真田はひとたまりもありません」と廊下を飛び出します。

信繁が「真田が滅びてしまう。殿下!石田様!」と叫びながら、迷路のような廊下を歩いて行くと、向こうの廊下から茶々が微笑んできましたね。

大河ドラマ 真田丸 あらすじ
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