あさが来た 第25週 誇り高き人生 第148回~第150回

千代(小芝風花)啓介(工藤阿須加)の結婚の日が近づいてきます。あさ(波瑠)は千代のためにドレスを準備しました。千代が「うち、着るもんは自分で 選ぶさかい、お母ちゃんは仕事しててええ言いましたやろ?」と言うと、あさは「せやけど花嫁衣裳だけは、どうかしっかり見てやってくれて、お母様に言われましたのや」と言います。

うめ(友近)が「きっと、大奥様も大旦那様も、楽しみにどっかから見てはりますやろなぁ」と言うと、千代は「おおきに。ほんなら遠慮のう、じっくり見さしてもらいます」と答えました。

和歌山では、惣兵衛(柄本佑)が咳き込んで、はつ(宮崎あおい)養之助(西畑大吾)が心配します。

東柳啓介と白岡千代の結婚式が、厳かに執り行われ、啓介は正式に加野屋の婿養子として迎えられました。披露宴のシーンはなくて、美和(野々すみ花)の晴花亭で内輪のパーティが行われます。

宜(吉岡里帆)は「西洋のお姫様みたいや。よう似合うなぁ」とドレス姿の千代をほめました。藍之助(森下大地)が「弟にも千代ちゃんにも、先越されてしもたなぁ」と落ち込んでるので、平十郎(辻本茂雄)が「藍之助。お前も頑張らなあかんで」と励まします。

榮三郎(桐山照史)はあさと亀助(三宅弘城)に、啓介が優れていると話してました。成澤(瀬戸康史)は啓介に「君は千代さんのどんなところを好ましく思ってるんですか?容姿か?顔面か?それとも人柄か?」と質問します。啓介は「それはその全部です。しかし、一番電撃を受けたのは、上方言葉です。「堪忍だす」とか「嫌や」とか「もう二度と、お会いでけへんやろ思てましたさかい」なんて言われたら、もう東京育ちの僕なんか、それだけでビリビリッと」と打ち明けました。

千代と啓介は、加野屋の近くに小さな家を借り、当面はそこで暮らす事になりました。千代は「お父ちゃん、お母ちゃん、お世話になりました」とあさと新次郎(玉木宏)とあいさつし、啓介と去っていきます。

あさは新次郎に「このごろ旦那様見てて、何かしっくりけぇへんなぁ思てたんだすけど。ようよう分かりましたわ。お茶だす。お茶飲む時のお顔、旦那様ゆうたら、昔から、えらいふ~ってうっとりした顔してお茶飲んではりましたやろ?それが、ちょっと」と指摘しました。新次郎は「そうだすのや。さすが格別なおなごや。よう分かりはりましたなぁ。お茶の香りが、何やこうちょっと違てますのや」と言います。

年が明けて、啓介と千代がやって来ました。千代がみかんをぱくついてるところへ、あさが入ってきます。うめが「おめでたでございます」と報告すると、あさは「なんて事!びっくりぽんや」と驚きました。

冬休みや、春休みになると、あさを慕う女子大学校の学生たちが、大阪に旅行し、白岡家へとやって来ます。弥七(竹下健人)佑作(杉森大祐)がそわそわしてました(笑)

あさは「西洋のおなごはんは自分の意思をきちんと持って それをはっきり口に出しはります。これからはもっとおなごも己を保って生きていかなあきまへん」と話します。そこへ惣兵衛が倒れたと電報が届きました。

和歌山で、寝ている惣兵衛の横に、養之助と赤ちゃんを抱いた節(寺下怜見)がつきそっています。帰省した藍之助が「お父ちゃん、僕やで。帰ってきたで」と声をかけると、惣兵衛は「おお」と弱々しく返事をしました。

はつが惣兵衛の背中をさすります。惣兵衛が「そないな顔せんといてぇな。笑てくれ」と頼むと、はつは「どないしよ。笑われしまへん。笑いたいのに、笑たらちょっとは力になるか思うのに、旦那様がいてへんようになったらうちもう笑われしまへん」と泣き出しました。惣兵衛は「ようよう弱いとこ見せてくれましたがな。わし助けてもろてばっかりやったさかいなぁ」と言って、藍之助と養之助を呼びます。

惣兵衛は「お前らに、言うときたい事がある。わしな、ええ人生やった。ええ人生やった。誰に愛想笑いして、頭下げる事ものう、土の上に立って、自分で耕して、みかん作って、家建てて、子ぉ育てて。こないな誇りあれへん。孫まで見さしてもろて。ありがたすぎて、お釣りくるわ。せやさかい笑てくれ」と話しました。

夜、はつは布団に寝ている惣兵衛の横で、琴を弾きます。その日の明け方、惣兵衛は静かに息を引き取りました。予想外の展開で、悲しいですね。

あさと新次郎は電報を受け取って、和歌山へやって来ました。あさは「お姉ちゃん」と声をかけ、はつの手を握ります。

囲炉裏端で、みんなで惣兵衛のことを思い出しました。そして新次郎が和歌山へ来た時、惣兵衛が「初めて会うて、お琴聴いた日ぃから、わし、はつに一目惚れやったさかいなぁ。あの頃は、よう笑う事も笑わせる事もでけへんで。いや、今はええわ。今は、何やちょっと言うたら、すぐ笑てくれますさかいな」と話したのです。

数日後、加野銀行へ成澤が訪ねてきました。成澤が「慰めになるかどうかは分かりませんが、私にとって生と死というものは、あまり違いはないのです。実は、私も女子大学校設立の運動中に、大事な人を亡くしました。

しかし、生があるから死があり、死があるから生がある。この2つは常に一つのリズムとして、我々の日常を流れています。そしてこの体はただの衣服であり、本当はもっと奥にある。そしてそれは永久に滅びません」と話すと、新次郎は微笑みます。

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あさが「やっぱり、どっか調子お悪いのと違いますか?今日の朝も、あんまり食べてはれへんかったみたいだすし」と心配すると、新次郎は尼崎行きと商業会議所へ行くのをやめました。

明治36年、2年前の恐慌を乗り越えた加野銀行の預金高は、右肩上がりに増え続けます。また、淀川生命も飛躍的に契約を伸ばしていきました。

新聞に女子学生堕落論という記事がのったので、あさがいらついてると、新次郎がほほを触ってなぐさめます(笑)日の出の学生たちは内国勧業博覧会の色電球を見に行っているようです。

和歌山、藍之助が「この先、もうお前一人じゃやっていかれへんやろ?僕は長男や。やっぱり、僕がこっちに帰って」と言うと、はつと養之助が、大阪でやりたいことをやって欲しいと言いました。

千代は、新次郎とうめと話してましたが、突然につわりがはじまります。

日の出女子大学校、あさは学生たちに話していました。「先週出ました、この新聞の記事読みましたか? 東京で学ぶ女子学生がこのような書かれ方をしてる事は、私は心外でなりません。この大学校に、ここにあるような、堕落した学生がいてるやなんて決して思いませんけど。それでもここで学ぶ者は、己の行いにもっと深う責任持たなあかんのだす」

亀助、成澤、絹田(湯浅崇)が教室の後ろで聞いています。学生の平塚明、のちの平塚らいてう(大島優子)が「話、長いなぁ」「いけ好かない傲慢おばさんですこと」とつぶやいてるのに、宜が気付きました。

千代が産気づいたと宜が知らせに来て、あさは加野屋へ帰ります。そして、千代に女の子が生まれましたね。

お医者さんに作ってもらった病気の初期症状のリストを見て、あさは新次郎に「旦那様。うちと一緒に、病院行っとくなはれ。どうかお願いします」と頭を下げます。赤ちゃんの名前を考えていた新次郎は「うん分かった。ほんなら行こか」と素直に応じました。

連続テレビ小説 あさが来た あらすじと感想
連続テレビ小説 あさが来た キャスト

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