あさが来た 第24週 おばあちゃんの大仕事 第142回~第144回

よの(風吹ジュン)が早起きして、啓介(工藤阿須加)に会いに、東京へ行ってくると言い出します。新次郎(玉木宏)が「お母ちゃん、おおきにな。まあ、せやけどなぁ」と何か言いました。

千代(小芝風花)の前に、5枚のお見合い写真が並んでいます。さち(柳生みう)の実家の紹介と、榮三郎(桐山照史)の保険の取引先からの写真です。千代は「 ゆっくり見さしてもらえ言うたかて」とちょっと混乱していました。

役員室、あさ(波瑠)が「うちな、炭鉱売ろ思てますのや」と言い出し、榮三郎と亀助(三宅弘城)が驚きます。あさは「この分やったら、不景気は更に進みます。御一新以来の大きい波が来てしまうかも分かれへん。そうなる前に、資金、作っておきまひょ。政府の製鉄所が今、原料確保のために、喉から手が出るほど炭坑欲しがってますのや。今ならきっと高う売れます」と説明しました。平十郎(辻本茂雄)が「食べられる雰囲気やなかった」と晴花亭から戻ってきます。

美和(野々すみ花)のレストラン・晴花亭、啓介は「お手紙、ありがとうございました。お会いして、謝りたいと思っていました。今日は、殴られる覚悟で参ったのです」と新次郎に謝っていました。

新次郎が「ひょっとしたらなぁ、啓介さん。わての嫁のあさの事、とんでもないおなごや思いはったのやあらしまへんのか?お武家様のお家柄の東柳さんにしてみたらびっくりぽんや思いますわ。おなごが威張りくさって、男言い負かして。そやけどなぁ、それは」と話します。

すると奥の席に座っていたよのが「そうだす。千代はな、ちっとも、あささんみたいなおなごやあらしまへんのやで。おとなしゅうて、控え目で、おしとやかでなぁ」と入ってきて、かの(楠見薫)は「ほんにほんに」とうなずきました。

啓介が「僕だって、本音を言ってしまえば、千代さんを好まない訳ではない」と言うと、よのとかのが「おっ!」と声をあげます。啓介は「しかし、僕は、商家や銀行で働く自らを想像できません。ずっと、卒業したら政府で働くつもりで、官吏として、日本を動かしたいという夢を、諦める事はできませんでした。本当にすみません」と謝りました。

よのは「それやったら、お宅にお嫁に行くのやったらよろしのか?うちに婿に来るんやのうて、お嫁に来るんやったら、よろしのか?お願いします。お願いします」と啓介を拝みながら頼みましたね。

よのとかよが帰ってから、あさが晴花亭へやって来ました。新次郎は「わてらの友達にトモちゃんいうお人がいてたんだす。トモちゃんいうのはなぁ、新政府で働いてましたのやけど、中央にいてたらしがらみばっかりででけへん事がある言うて、権判事辞めて、大阪でお商売始めましたのや。商いの力で日本変えるのや言うてなぁ。鉱山や、紡績、商船、いろんなお商売やって、ほんまに大阪の町や、日本中のいろんな事変えてしもた」と話します。

半年後、ツル(村崎真彩)サカエ(横田美紀)ハト(加藤千果)が縁談などで、銀行を辞めると言い出しました。平十郎が「奥さんがあれだけ、いろいろ懇切丁寧に教えて下さったというのに、おなごは長い事働く事はできへん。もったいない話です」と言います。

サカエが「もし、大学校が出来たら、うちらは無理でも、この先のおなごの働き方は、もっともっと変わるかも分かりません」と言うと、あさは「おおきに。そうだすなぁ。きっと変わります。みんなこれからも、頑張りまひょな」と話しました。

女子大学校創立事務所、絹田(湯浅崇)が「初代校長は、成澤泉氏で、異論はございませんな?」と聞くと、一同から拍手が起こります。成澤(瀬戸康史)は「ありがとうございます!」と笑顔を見せました。

和歌山では、栄達(辰巳琢郎)が亡くなって、ひとつきが経とうとしていました。藍之助(森下大地)が帰ってくると、はつ(宮崎あおい)惣兵衛(柄本佑)に話があると切り出します。

藍之助は「これ、ボルドー液いうてな、硫酸銅と生石灰を混合したものなんや。それをこないしてな。おみかんの木に吹きつけたら、それでもう虫がつかへんようになるみたいやわ」と説明し「せやからお父ちゃん。まだ山売らんといてください」と頼みました。

はつは「うちなぁ、あの虫捕りが一番難儀してましたのや。藍之助、おおきに」と感謝します。

机の上に、お見合い写真がいっぱい並んでいました(笑)千代は、榮三郎とさちが再三見合いの話を持ってくるものの、なかなかいい返事をしません。さちは千代の初恋の相手は五代だと言うので、あさと新次郎は驚きます。

千代は「おばあちゃん、すっかり弱ってしもた。うち、こないなんやったら、お嫁さんにはなられへんかっても、もうじき出来るかも分からへん大学校に入る方がまだおばあちゃんに喜んでもらえるんやないやろか?」と言うと、宜は「そないな事言うたあかん!大学校はほんまに勉強したい人が入るとこです。必ず学んだ事身につけて何かの役に立つようなるて、そないな覚悟持った者だけが入るとこなんやさかい、そんな中途半端な気持ちで入ったら、うち許さへん!」と怒りました。

成澤がやってきて「田村宜君。是非1期生として我が日の出女子大学校に入学してもらえないだろうか?君は献身的に働いてくれたのみならず、私の考えを非常に理解してくれている。また理解しようと学んでくれている。君のような女性が内側に入って、学生たちを精神的に先導してくれたら私はどれだけ心強い事か」と頼んできます。宜は大学校へ通えることになって、よかったです。

よのが「今はもう甘いのはおリンゴのすりおろしたのしか喉通らへんようになってしもて」と言うので、千代はりんごを買って帰ってきました。

加野屋前で、あさと話していた千代がりんごを落としてしまいます。そのりんごを拾ってくれたのは啓介で「もしかして君がまだ独り身だなんて…そんな奇跡はあるだろうか?」と聞いてきました。千代は笑顔になりましたね。

千代が「おばあちゃん?」と声をかけると、寝ていたよのが「ええ香りやなぁ」と目を開けました。千代の隣に啓介が座っているので、よのは「まあ、びっくりぽんやなぁ」と驚きます。

よのが「ほれ、見てみ。もう、お嫁さんみたいやがな」と言うと、かのが「ほんに、ほんに」と答えました。よのが「どうぞ、幸せにしたって、なぁ?よろしゅう」と頼むと、啓介は「はい」と返事します。

それから、2週間後、よのは加野屋のみんなに囲まれて、静かに息を引き取りました。

あさは優良事業に育て上げた炭坑を売りに出します。よのが亡くなり、かのは親類のもとへ身を寄せることになります。うめ(友近)から「かのさん、無理したらあきませんで、お互いもうええ年なんやさかい」と言われ、かのは「ほんに、ほんに」と答えました。

和歌山、養之助(西畑大吾)が帰ってきて、はつ、惣兵衛、藍之助が迎えます。はつが便りがなかったので心配していたと言うと、養之助は「苦手な手紙書くより、その間に走った方が早う帰れると思うて。ただいま」と答えました。はつは「お帰り」と笑顔です。

成澤は、日の出女子大学校は大学部3専攻と付属高等女学校生の募集を行い、家政・国文、英文、各学部30人ずつの募集し、まずは100人集まれば万々歳ですと説明しました。

弥七(竹下健人)佑作(杉森大祐)が「あれがお千代様のお婿さんやて」とのぞいています(笑)啓介は大学院で2年学んでから、千代と結婚するとあさと新次郎に話しました。新次郎と啓介は、千代はあさと似てないようで、なかなか強いところがあると意見が一致します。

晴花亭、宜の母親・フナ(高橋由美子)が「うちとこは、子どもを大学校にやるような分際ではございません。大学校でまで勉強しても何の役に立ちますのやら」と宜の大学校入学に反対しに来ました。あさは「この大学校に入る学生は、日本全国の学びたいおなごの代表にならなあきまへん。道を作りますのや。うちは宜さんに是非その先駆けになってもらいたいんだす」と話します。

そこへ、亀助が「奥さん、えらいことです」と走りこんできました。大学校の応募者が200人になったというのです。その知らせを聞いたからか、フナは宜の入学を許してくれました。

日の出女子大学校は創立の日を迎えます。あさと成澤はお互いを讃え合い、握手しました。入学生は家政学部80名、国文学部90名、英文学部10名と予想をはるかに上回ります。

入学式の祝辞で、白岡あさが登壇しました。「あさが来た」の一番最初のシーンにつながります。「皆様、この度は我が国初の女子の大学校 日の出女子大学校に、ご入学おめでとうございます。こないなご挨拶致しますと、何や仰々しおますのやけど、学問いうのは実は何も特別なもんやあらしません。みんなが笑って暮らせる世の中を作るには、女性のね、柔らかい力が大切なんです」

和歌山、藍之助は大阪へ戻ることになり、両親や養之助、節(寺下怜見)倉掛(中村育二)が見送りました。穏やかに終わると思ったら、難波銀行も七十九銀行も支払い停止になったと知らせが入ります。大阪恐慌、明治維新後の大阪に最大のピンチが訪れました。

連続テレビ小説 あさが来た あらすじと感想
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