あさが来た 第18週 ようこそ!銀行へ 第106回~第108回

和歌山の眉山家、あさから手紙が届きます。惣兵衛(柄本佑)が「はつ。そないな顔すんな。あいつの話、もっとちゃんと聞いたられへんかった、わしらも悪いんや」と言いますが、はつ(宮崎あおい)は「いいや。うちは藍之助が許せまへん」と厳しい表情です。

栄達(辰巳琢郎)菊(萬田久子)それから成長した養之助がいました。養之助役は、西畑大吾さんです。「ごちそうさん」の活男を演じてましたね。

加野銀行、工藤徳右衛門(曾我廼家八十吉)が訪ねて来ます。榮三郎(桐山照史)が「縁談いうのは、お嬢様の事だすのか?」と聞くと、工藤は「実は娘に愚痴こぼされましてな。お父ちゃんの言うとおり、女学校へ入ってみたはええけど、卒業して2年たっても、何にも役に立つ場所、あれへんてなぁ」と言いました。

あさ(波瑠)が「お嬢さんも早お嫁に行きたいて言うてはりますのんか?」と聞くと、工藤は「それがそないでもないのが問題ですのや。変に知恵がついてしもたもんやさかい。せっかく身につけた学が「宝の持ち腐れ」や、なんて生意気な事言いますのや」と話します。あさは頭を抱えてましたね。

晴花亭、あさは平十郎(辻本茂雄)に、工藤の娘の縁談相手を探してと頼みます。あさが「おなごかて、男はんとおんなじぐらいに働き者やと思うんだす」と言うと、美和(野々すみ花)が「そうだすなぁ。殿方かて「わては働きたない」言う方もいてますしなぁ」と話しました。平十郎は美和に見とれてます(笑)

「おなごの給仕さんも雇てはりますのやなぁ」とあさが驚くと、美和は「広告出したら、あっという間に集まりました。あささんが言うてはったとおり、自分の手ぇで稼いでみたい思うおなごがようけいてたみたいで」と説明しました。あさは「そうや。その手がありました」と何かひらめきます。

加野銀行、あさが行員の補助として、女子行員を雇いたいと提案すると、新次郎(玉木宏)榮三郎、平十郎が「それはあきまへん」とそろって反対しました。

平十郎は「おなごが、お金を扱うのは、難しいと思います。おなごは数字に弱いものじゃないでしょうか」、榮三郎は「今までどないな両替屋も銀行も、おなごが働いてたいう事はいっぺんもあらしまへん。それを加野銀行が急に雇うやなんてなったら、せっかく今まで得たお客さんからの信用、失いかねまへん」と言います。

あさは「その子たちのお給金も、信用してもらえるまで、うちが用意しよ思てます。この試みの責任は、一切うちが負いますさかい。どうかやらしとくなはれ」と頼みました。

新次郎が「このあさも、一応おなごだす。昔から店の内側で働いて、大金もよう扱うてましたけど、いっぺんも計算間違えた事あらしまへんのやで。どないなおなごが働くようになんのか、楽しみな事だすな」と賛成してくれます。こうして、加野銀行は、銀行で働く女性の募集を始めました。

100人もの女性が応募に殺到し、基礎学科試験、続いて接客実地試験を行い、最後は、あさ自らが面接をします。

高木ツル(村崎真彩)末松すず(三宅唯真)中川ハト(加藤千果)そして、工藤徳右衛門の娘・工藤サカエ(横田美紀)が選ばれました。加藤千果さんは「カーネーション」でエレベーターガール役でしたね。

あさは「今この世は、どっちかいうたら、男はんが生きやすいようにできてます。あなた方4人が、何か小さい失敗でもちょっとしようもんなら「ほれ見た事か。これやさかいおなごはあかんのや」なんて、言いとうてウズウズしてる男はんが周りにぎょうさんいてます。そういう事だす。せさかい、失敗は一つもしたらあきまへん。

…て言うてもな。フフッ。このうちも、何べんもようけ失敗してきたんだす。そやけど、志は高う持ちまひょ。悪いけど、当分の間、男子行員より1時間早出勤しとくなはれ。

あなた方4人の進む道の後ろには、ぎょうさんのこれから働きたいて思てるおなご達がいてます。あなた方は、これから外で働くおなご達のファースト・ペンギンや。道を切り開くんだす」と話しました。

藍之助(森下大地)が「おはようございます。本日も勤めさせて頂きます」とあいさつし、店へ行きます。よの(風吹ジュン)は「ああ、藍之助ちゃんの元気のええこと。あささん、もうお仕事出はりましたんやなぁ」と言いました。

千代(小芝風花)は「お母ちゃんは、ほんま銀行が好きやさかい。銀行で育てがいのあるおなごはん、ようけ見つけたさかい、うれしいてたまらへんのと違いますやろか。そういうお人だす」と悪口です。新次郎は「なぁ、千代。あんた…」と何かを話し始めました。

新次郎は「なぁ、千代。あんた京都の女学校へ行かへんか?女学校いうのはな、なにも職業婦人目指す者が、学ぶとこやあれへんのやで。大事なんは、修身や礼節を重んじる教育やて、文部省かて言うてます」とすすめます。しかし千代は「ごちそうさんだした」と逃げてしまいました。

あさはサカエたちにそろばんの練習をさせています。千代が表へ出ると、はつが「千代ちゃん?おはようさん。まあすっかり娘さんらしゅうなって。ひょっとして学校行くとこ?」と声をかけてきました。

千代が「はつおばさんはどないしはったんだす?藍之助おにいちゃんに会いに?」と聞くと、ちょうど藍之助が通用口から出て来ますが、はつに気付いて、元へ戻ります(笑)

居間で、はつ、あさ、新次郎、藍之助が座っていました。藍之助は謝りながらも、菊に「あんたは、ほんまやったら、大阪一の山王寺屋の跡取りやったんや。行ってきたらええ」と言われてと明かします。はつは驚きながらも、強引に藍之助を連れて帰ることにしました。

加野銀行、開店5分前、4人のおなご行員も勢揃いします。弥七(竹下健人)は「へえ。これがおなごの制服だすか」、榮三郎は「うん。みんな、よう似合てますで」とほめてました。銀行が開店し、お客さんもおなご行員がいるので、驚いてましたね。

藍之助とはつが話してると、よのとかの(楠見薫)がお張り子さんの道具を忘れてたと入ってきます。はつが「お邪魔してしもて、ほんますんまへん」と謝ると、よのは「何言うてますのや。お邪魔やなんて。あんたなぁ、ほんま言うたら、この家で生まれましたんやで」と言うので、藍之助は「え?」とビックリします。

よのは「いっぺん帰って、なぁ、ちゃんとお父ちゃんやおじいちゃんや、お菊さんとよう話して、きちんと筋通して、改めて出てきたらよろし」と藍之助に話しました。

うめ(友近)から、はつと藍之助が和歌山へ帰ったと知らされ、あさは「そんな…」と唖然としてましたね。

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和歌山へ、藍之助とはつが帰ってきます。惣兵衛が怒らなかったので、藍之助がほっとしてましたね。

女学校のパンフレットを見て、あさはええ女学校みたいと感心します。新次郎は「そないな事学んでいるうちに、家の仕事手伝いたいって思うかもわからへん。ちょっとも思わないかもわからへん。そやけど、それは千代が決めることだす。わてらは船を動かす船頭やあらへん。いつでも振り返ることができる港にならなあかん」と語りました。

あさが「うちは船頭の方が向いてます」と言うと、新次郎は「あきまへん。そら、あさは港になる言うのは難しいやろけどな。あさはほんまジッとしているのが苦手だすさかいな」とあさの肩をもみます。

そして新次郎は「あさにはあさの船がりますやろ。銀行や商店もうまく回るようなって、実業家や言われて、娘も大きくなってきた。次はあさはどこに向かうのか?」と言うと、あさは「今は進み切って先が見えしまへん。旦那様がいてくれないと難破してしまいそうだす」と弱気になり、新次郎の手をつかみました。新次郎は「しゃあないな」とあさを抱きしめましたね。

よのが千代に、京都見物に行って、女学校がどんなところか見に行こうと誘います。千代が「いやや!おばあちゃんまで。おばあちゃん騙されたらあきまへん。お父ちゃんもお母ちゃんもうちが邪魔やさかい
女学校にかこつけて追い出そうとしてますのやで」と言いました。

よのは「ほう。そないにひどいお父ちゃんとお母ちゃんなんだすなぁ。そないや親はあらへんてわかってはるますのに、まあお母ちゃんのこととなると、行けず言うようにできてますのやな」と千代の口をつまみます(笑)

あさが千代のために作ったからくり人形が出てきました。幼い千代はまったく興味を示さなかったのです。あさが幼い千代をぎゅっと抱きしめていたと、よのが話します。

加野銀行、工藤徳右衛門が銀行へ来るのを、サカエが嫌がってました(笑)萬谷与左衛門(ラサール石井)がお金を借りに来ます。維新前に加野屋とつきあいがあったのですが、萬谷は担保がなく、酔っ払っていたので、あさが追い返してしまいました。

京都見物へ行っていた千代とよのが帰ってきます。千代は京都の町が気に入ったと笑顔です。そして千代は京都の女学校へ通うことになり、1人で旅立って行きました。花霞寮へ行くと、同室の娘は愛想がありません。

新次郎はあさを2人で旅へ行こうと、和歌山へと誘いました。加野炭坑以外では、結婚してから初めての2人だけの旅行です。

連続テレビ小説 あさが来た あらすじと感想
連続テレビ小説 あさが来た キャスト

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