あさが来た 第18週 ようこそ!銀行へ 第103回~第105回

1891(明治24年)加野銀行は、堺や神戸などに支店を増やしていました。洋装のあさ(波瑠)が人力車で帰ってくると、記者たちの取材を受けます。

万事順調に見えてましたが、千代(小芝風花)があさに反発していました。千代は「表に立ってばかりで、お家の事は、おばあちゃんやうめたちに任せっ放しでなぁ。お父ちゃんにもやで。面倒は一切合財人に押しつけといて、自分は実業家気取りやて」とあさの文句を言うので、新次郎(玉木宏)よの(風吹ジュン)が注意します(汗)

千代が、御一新も徳川様も知らないと言うので、新次郎は「これこそびっくりぽんだす! これが、世代の違いいうやつなんだすやろなぁ」と驚きました。そこへ、あさが入ってきて、千代とケンカになりましたね。

あさが謝ると、新次郎は「母親のあんたが娘とおんなじ土俵に立って、どないしますのや」と注意しました。

新次郎は尼崎のおみやげを渡し「この近頃のえらい不景気、どないして乗り越えるかいう話だしたけど。いつもどおり「うん」とか「すん」とか言うてるうちに、どないかして、話まとまりましたわ。

この近頃はな「うん」「すん」言うだけやのうて、へぇさんの真似して「へぇ」も使てみてますのや。そしたらこれがなかなか都合のええ言葉でな。この3つがあったらな、社長がわてでも、どないかなりますのや。へぇさんに、お礼言わなあきまへんな」と話します(笑)

あさは、銀行だけでなく、尼崎での仕事もある新次郎に代わって、綿花を紡績会社に卸す商いを、新たに始めました。

また加野銀行では、あさは念願であった、従業員が知識と道徳を学ぶ事のできる教場を作り上げ、手代や丁稚たちに、加野銀行の支配人となった平十郎(辻本茂雄)から、商いを学ばせていました。弥七(竹下健人)は居眠りして注意されます(汗)

榮三郎(桐山照史)が「お姉さんは、千代が高等小学校出たら、自分のように家の商いさせよ思てはんのやありまへんのか?」と聞くと、千代は「嫌や!冗談やあらしまへん」と拒否しました。

新次郎が「ほんなら千代は、これから、どないなおなごはんになりたいんだす?」と質問すると、千代は「うちは、おばあちゃんや、さちさんみたいなええお嫁さんになりたいんだす」と答え、よのは喜んでましたね。


いつの間にか外出していた新次郎は、藍之助(森下大地)と一緒に帰ってきました。藍之助は「あさおばさん、お願いがあります。僕をこの加野銀行で働かして下さい」と頼んできます。

あさは「わかりました。ひとまずみんなに相談してみます。そやけどもし働く事になったとしても、身内やさかいいうて、一切ひいきはしまへん。本気で働くねやったらまずは丁稚奉公からだっせ」と許可しました。

新次郎とあさは、藍之助が嘘をついてるとわかったようですが、行方知れずになったら困るので、働いてもらうことにして、はつに手紙を書きます。

千代は高等小学校4年、今の中学2年になって、保護者面談が行われました。あさと新次郎が学校へ行くと、担任の先生は千代について、国語とそろばんは良い成績だと話します。先生から千代の進路について聞かれ、あさは進路という言葉にうっとりしてましたね。

加野銀行の昼休みに、藍之助は「銀行で働く者にとって大事な心構えて何なんでしょうか?」と平十郎に質問します。平十郎が「まずは嘘をつかん事です」と言うと、藍之助はちょっとビクッとしてました。

平十郎は「裏を返せば、銀行家には嘘が好きなお人が、たくさんおります。はったりが大事なとこもあります。そやけど、嘘で固められて人と人との仲が、よどんでしまうような店は、必ずお金の価値もよどんでいきます。私が5年前 この加野屋に来た時 実に風通しがええなぁ思いました」と榮三郎や雁助や丁稚たちまでもが、声を掛け合っていたことを伝えます。

さらに、昔大阪が銀目廃止で大騒ぎになった時、あさや雁助(山内圭哉)らが、お客様の話をきちんと聞いて、銀目手形をお金に換えたので、この町にはあの時のお金のおかげで、食いつなぐ事のできた商人が少なからずいると説明しました。

榮三郎が入ってきて、後藤屋について話します。江戸の昔は、小さい古着屋だったが、加野屋が払ったお金で、繕い物も扱うようになって、商いを広げて、今の仕立て屋になったのです。

「先代までが守り続けた250年の伝統と、新しい大阪の町でも信用を保ち、それに加えて、嘘偽りのない風通しのよさ。これが加野銀行です。信用第一。これほどの強みはありません」と説明しました。

藍之助が加野銀行の看板をふいていると、千代が「藍之助おにいちゃん?」と声をかけてきます。藍之助は「すっかり娘さんらしなって。あ、今の僕はお千代ちゃんのいとこやあれへん。君と僕とでは立場が違てるさかい。お帰りなさいませ、お嬢さん」と言い換えます(笑)

役員室、あさが随筆連載の依頼を受けた本を見てると、新次郎が来ました。新次郎に「あさはこれから千代がどないなってほしい思てますのや?」と聞かれ、あさは「へぇ、うちは…」と話し始めます。

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あさは新次郎に「やっぱりいつかはここで、一緒に働いてくれたらて思てしまいます。そやけど、それはうちの勝手な願いだす。藍之助の言うてたとおり、自分の道は選ばしてあげなあかん。そのためにも千代には女学校行ってほしいと思てますのやけどな」と話しました。

「ぎょうさん学ぶ事は、きっとこの先、千代がいろんな道に進むためのテケツになる思うんだす。進路だす!うちさっき聞いた進路いう言葉の事ずっと考えてましたんや」と切符を出します。

そして、バイオリン弾き、学校の先生、お医者様、看護婦などに進めると、あさが妄想しました。

あさが「将来のために、よりぎょうさんの道に進むためのテケツを持つには、やっぱり高等女学校は出といた方がええんだす。文明開化で新しい産業もぎょうさん興って、働く機会や場がみんなに開けるようになります。

そもそもおなごの方が向いてる仕事かて、ぎょうさんあるはずだす。そないな道を自分で選んで進めるやなんてなんて夢のある事だすやろ」と話します。

話を聞いていた千代が入ってきて「うちはそないなテケツ要りまへん!女学校行く気も、お家の仕事を手伝う気も、あれへんよって!うちの事やのに勝手に自分の夢膨らまして。もう勘弁してほしいわ」と怒って出て行ってしまいます。

千代の部屋、千代は「お母ちゃんはほんま分かってへん。おなごで高等小学校出てからもまだ学ぼうとする人やなんて、ほとんどいてしまへんのやで!学校で、1人か2人いてるかどうかやいうのに」と文句を言いました。

新次郎が「男かて、上の学校行くのは、20人に1人いてるかどうかだすわな」と言うと、藍之助は「僕はその、20人に1人になりたかったけどな。まあ、うちの田舎で言うたら、高等小学校出ただけでも、十分な学歴なんです。けど、世話になってる庄屋さんとこの子が、中学出て、東京の学校へ行った。それが、ほんま羨ましゅうてたまらへんかったんです」と話します。

千代はよのの部屋へ行き「おばあちゃん、一緒に寝てもええ?」と言い「うちのお母ちゃんてちょっとも殿方に好かれそうなお人やあらしまへんわなぁ?」と悪口を言いました。よのは正吉(近藤正臣)があさのことを、本当の娘のように大事にしていたと話します。

あさは眠りながら、玉利、福沢諭吉、新次郎、うめの言葉を思い出してましたが、声を出して起きました。新次郎が何が起きたのか聞くと、あさは「すんまへん。船が難破する夢見てしもて。そやけど、うちの船はこれからどこ行ったらええのやろか?」とつぶやきます。

加野銀行、工藤徳右衛門というお客さんが来て「どこぞに、ええ縁談の話ないやろか思いましてな」と榮三郎に頼んできました。

和歌山のはつ(宮崎あおい)に、あさから手紙が届きます。惣兵衛(柄本佑)栄達(辰巳琢郎)菊(萬田久子)は安心したようですが、はつは厳しい表情でしたね。

連続テレビ小説 あさが来た あらすじと感想
連続テレビ小説 あさが来た キャスト

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