あさが来た 第17週 最後のご奉公 第97回~第99回

はつ(宮﨑あおい)菊(萬田久子)藍之助(森下大地)が加野屋へやって来ました。あさ(波瑠)とはつは10年ぶりの再会です。

藍之助が「うわ~!広いなぁ」と驚いてると、はつが「ウロウロしたらあきまへん。こら、あかん言うたらあかんで」と大声を出します。あさと新次郎(玉木宏)が驚くと、菊は「びっくりしましたやろ?あのお人形さんみたいやったはつさんもなぁ、今やすっかり肝っ玉お母ちゃんだすわ」と笑いました。

はつは千代(鈴木梨央)を見つけ「会いたかったわ。初めまして。うちが、あんたのお母ちゃんのお姉ちゃんやで。おみかんのおばちゃんやで」と抱きしめます。千代は照れてましたね。

新次郎が藍之助を案内します。藍之助が「立派な机やなぁ。お父ちゃんも、昔はこないなとこで働いてたいう事やろか?」と聞くと、新次郎は「そうやで。惣兵衛さんは若い頃からお店出てはって、えらい切れ者の若旦那やいうて、有名だしたさかいなぁ。わてなんか、耳の痛い話だしたわ」と答えました。

よの(風吹ジュン)が菊と話していたので、榮三郎(桐山照史)は巾着を取りにいけず、あきらめて引き返します。

山崎平十郎(辻本茂雄)は、弥七(竹下健人)佑作(杉森大祐)の間に座ってましたが「へぇ」しか言いません(笑)雁助(山内圭哉)は「あのへぇさんな、極め付きの始末屋なんや。帳面かてな、見てみ?端から端まで小さい字ぃで、びっしり書いてはるしな」と小さな字が並んだ帳面を出してきました。

はつはうめ(友近)に「何や、こない静かな事久しぶりやさかい、ちょっとほっとしてるぐらいだす。狭い家に、一家6人。それも、元気な息子が2人もいてたら、毎日がお祭りみたいだすさかい。毎日昔のお父はんみたいに「こら!こら!」て言うてます」と話します。

「千代ちゃん、あさによう似てますなぁ」とはつが言うと、うめとあさが中身はまるで違うと言いました。新次郎が藍之助を千代に紹介します。いとこ同士、初対面です。あさとはつのおしゃべりは、まだまだ続きます。


はつは「ずっと前の事なんやけどな。あんたがうちに、バンクいうのの話してくれたん覚えてる?」とあさに聞きました。

「うちな、あの日から、いつかは返したい思て、ほんまちょっとずつやけど、お金ためてたんだす。それでそれ、こないだお母はんに渡したら断られてしもた。「お金で返せるもんなんか一つもあらへん。そんなお金あるのやったら、子供たちやおみかん、もっともっと立派に育てんのに使わんでどないしますのや」て。「ようこの子たち、立派に育ててくれましたなぁ」て。それ聞いたらうち、何や泣いてしもてなぁ。」

うめは「涙もろなるいうのは、それだけ涙流すような思いをぎょうさんして、それを乗り越えてきたことの証しやいうて聞いたことあります。おはつ様もおあさ様も、ぎょうさんのかん難辛苦乗り越えてきはったいう事だす。奥様かて、立派になった、藍之助様や養之助様とお会いになれて、どれだけ嬉しかったことか」と話します。

あさは「うちはお母はんに会うたら怒られてしまいそうだす。子育てはほんま、お母様やうめ達に頼ってしもて。ちょっともお姉ちゃんみたいなええお母ちゃんになれてまへんさかい。そのせいか、千代はこの頃、すっかりおばあちゃん子のお父ちゃん子で」と悩みを打ち明けました。

はつは「あんたがうちみたいになるのは無理やわ。小さい頃、お母はんのお化粧箱の紅に憧れてたうちと、お母はんのお化粧箱に蛇の抜け殻隠して怒られてたあんたと、どないしたら同じようなお母ちゃんになれますのや。あさは、あさらしゅう生きるしかあれへん」と話します。

あさは「そうや。うちもともと、あかんたれやったんやなぁ。とんでもないやんちゃ娘で、筋金入りのあかん子で。何やお姉ちゃんに会うたら気ぃ抜けてしもた。気ぃ付かへんうちに、自分を大き見せよてしてしもてたんやな。大人になると、誰も「アホ」とか「こら」とか言うて、おいど叩いてくれまへんさかい」と畳に仰向けになりました。

台所、うめがうれしそうに去っていってから、雁助は「仙波つね」からの手紙を取り出し「何で今頃」とつぶやきます。

はつは「男の子は男の子で、難しい事もあんのやで。藍之助はええけど、養之助はじきに兵隊に行く年だす」と話しました。

千代は藍之助と石蹴りをやって、負けたことを悔しがります。新次郎が「千代。あんたお母ちゃん譲りのなかなかの負けん気やったんだすなぁ」と話してると、平十郎が「社長。八代目が捜しておられます」と呼びに来ました。

藍之助が「今のお人、立派なそろばん持ってはったなぁ。千代ちゃんのお母ちゃんも、お店でそろばんはじいてはったなぁ。頼もしいわ。巴御前みたいや」と言うと、千代は「お母ちゃんは鬼だす」と言い出します。千代の虫歯を、あさが糸で、強引に抜いたのです(笑)はつ、菊、藍之助は和歌山へ帰って行きましたね。

***
雁助が猫に餌をやって、勝手口に入っていったので、あさがついて行くと、うめがいて「また猫に餌やってましたんか?じき女子衆が起きてしまいます。外出さんと」と話してました。あさは、雁助がうめに「わてと一緒にこの家出ぇへんか?」と言っていたのを、思い出します。

加野屋の事業は躍進を遂げました。あさは銀行に先駆け、新次郎を社長とした加野屋の商業部門を担当する加野商店を設立し、炭坑に通い詰めてその規模を更に拡大し、出炭量は今までの5倍となります。

あさはペンギンの写真を見て、五代の「加野屋にはあなたというファースト・ペンギンがいてた。恐れを見せず前を歩む者が」という言葉を思い出しました。亡くなった五代の言葉を胸に、加野屋は大阪港の海防工事に3500円という大金を寄付します。

あさが「定款。株主名簿。設立時銀行役員名簿。とりあえず提出するのは、これでよろしおますやろか?」と質問しました。平十郎は、大蔵省と大阪府に正式に設立願の届を出して、無事に認可が下りましたら、準備完了だが、大変なのはこれからだと言います。

あさと新次郎は父・忠興(升毅)の祝賀会へ招待され、千代を連れて東京へ向かいました。

雁助に手紙が届いて、加野屋をやめるという話が広がります。さち(柳生みう)によると、雁助は風邪で休んでいました。かの(楠見薫)が噂を広げたようで、榮三郎が大慌てです。

数日後、あさたちが帰ってきました。外務大臣の井上馨や大蔵大臣の松方正義らとあいさつしたというけど、話だけです。忠興は千代を見て、幼い頃のあさにそっくりで、目をこすっていました(笑)

西の五代 東の渋沢」と言われ銀行の神様・渋沢栄一に会うため、内閣総理大臣の伊藤博文に紹介してもらったが、渋沢には会えなかったというから、びっくりぽんです!あさは何かつらい決断をしたようですね。

連続テレビ小説 あさが来た あらすじと感想
連続テレビ小説 あさが来た キャスト

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