あさが来た 第13週 東京物語 第76回~第78回

牛鍋屋、あさ(波瑠)が「あっ、いてた。久太郎」と声をかけると、忠嗣(興津正太郎)が「久太郎って呼ばんといて、忠嗣や。もうえらい仕事も任されてるんやで」と答えます。

うめ(友近)が「ほんまにええんだすか?せっかく東京まで来てるのに親御様にお会いにならへんて」と心配すると、忠興(升毅)が背後から現れ、怒りました(汗)

あさが堀江のあみだ池で買ったあわおこしを出しますが、忠興の怒りは収まりません。そこで、あさが「近頃はうちが育ってきた頃とは違て、おなごも学問した方がええいう風潮になってきてるみたいだす。福沢諭吉先生が書きはった「学問のすゝめ」いう本は、お読みになりはりましたか?「天は人の上に人を造らず」いう言葉も感じ入りましたんやけど、うちがもっとびっくりぽんしたのは、3年前に刊行された第8編だす。「そもそも、世に生まれたる者は、男も人なり、女も人なり」いうこのひと言だす」と話します。

「これからはおなごかて勉強して、男の方と意見交わし合ういうのは、あっておかしない事やて思います」とあさが話してると、福沢諭吉(武田鉄矢)が「そのとおり!ザッツ ライト」と入ってきました(笑)

福沢は「男が大いに学んで世のために役に立ちたいと願うならば女もまた大いに学問をして世のためになりたいと思う。これは必定。男女とは全く同じものです」と言い、最後に「独立自尊。大いに学びしっかり働いて、しっかり稼ぐ。あなたはいつかおなごの社長になりなさい」と話します。

忠興が「あなたもしや福沢先生…」と声をかけると、福沢はあわおこわを1つ持って、去って行きました。福沢は「日本にもやっと新しいおなごが出てきたか」とつぶやきます。

これから7年後に福沢諭吉は新しい時代の女性の在り方を提案する「日本婦人論」を刊行します。福沢の書物は、この先も長きにわたってあさの心を支える事になるのです。また武田鉄矢さんの福沢諭吉、出てくるといいんですけどね。

一方、忠興は「あいつはもう一人の商売人なんやな」と忠政(林与一)の言葉を思い出していました。

東弘成館、ウイスキーを飲みながら、大久保利通(柏原収史)は五代友厚(ディーン・フジオカ)に「明治が始まって10年。おいは常々新しい時代が出来上がるには、あと20年かかると思ってる、今までの10年は、事を起こし落ち着かせるまでの始まりの時期。そしてこの先10年は政治を整え 民の産業を活発にする建設の時期。五代、お前にはますます気張ってもらわねばならん。おいもあと10年は気張ろう。そしてその先の10年でようやく新しい日本が出来上がる」と話します。

五代が「女性を育てる道を作るのを忘れているようでございもす」と指摘すると、大久保は「その中にこの国を戦いなくして強くする方法が隠されているのかもしれんのう。ファーストペンギンの出番じゃ」と答えました。

そして、あさたちが大阪に帰る日、号外を拾って読むと、大久保利通暗殺の知らせです。明治11年5月14日の事でした。


新次郎(玉木宏)の三味線の弦が切れます。よの(風吹ジュン)は正吉(近藤正臣)が新次郎の三味線をいっぺん聴いてやらんとあきまへんと言っていたと打ち明けました。

東弘成館、三坂(中川浩三)が「馬車で霞が関を出、宮中に向かっている途中で、暴徒に襲われ、ご落命と」と報告すると、五代は「うそだ」と叫んで、崩れ落ちます。

日本政府の参議兼内務卿である大久保利通が暗殺されたという話は、瞬く間に東京を駆け巡りました。うめが「ご心配なのは分かりますけども、ぼちぼち行かな汽車が出てしまいます」と言いますが、あさは「確かめたら、すぐに帰りますさかい。ちょっと行ってきます。うちはまだ、何も五代様にご恩が返せてへんのだす!うめは先に帰っといとくれやす」と五代のところへ戻ります。

加野屋、新次郎が弾く三味線を、よのが聴いていました。少し離れたところで、ふゆ(清原果耶)も聴いてましたが、かの(楠見薫)が「おふゆ。奥様がお呼びだすねん」と伝えに来ます。

よのはふゆに「あんたのお父さんから加野屋宛てにお手紙をもらいましたのや。あんたの実家の方で、えらいええ縁談があるのやそうや」と話しました。

弥七(竹下健人)が見かけた怪しい男は、ふゆの縁談の相手だったようです。新次郎は亀助(三宅弘城)に「どないや、亀助。おふゆのお父ちゃんが、うちに挨拶来てしまう前に、おふゆに思いだけでも伝えてみたら?」とすすめました。

亀助は「思いを伝えるて、せっかくこないおめでたい話が来たいうのに、そない不粋なことして、どないしますのや?わては、お兄ちゃんだす。おふゆが幸せやったらわてはそれでええんだす」とやせ我慢です。

東弘成館、五代は大久保の死にショックを受け、ウイスキーに酔っていました。五代が大久保を守りきれなかったと悔しがると、あさは五代のせいでないとなぐさめます。すると五代はあさを抱き「許して下さい。今この時だけ。今だけこのまま」と泣き続けます。

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五代が「失敬、飲み過ぎましたかな。このウイスキーは大久保さんと共に飲み干そうてそない言うてたもんで」と謝りました。

あさは「五代様、うち次こないな事されたら びっくりぽん言うて投げ飛ばしてしまいます!うちはおなごだす。殿方に急にこないな事されてびっくりせぇへんおなごはいてしまへん!それにうちこない見えても子どもの頃からお相撲強おますのやで」と言うと、五代は「こら確かに強そうや。すいません!もう二度とこんな事はしません」と笑いましたね。そしてウイスキーで献杯しました。

新次郎は亀助をレストランへ連れて行って、ビールを飲みます。美和(野々すみ花)の店で、晴花亭という名前です。亀助が「若奥さんの事ジリジリしてはるくせに」と言うと、新次郎は「あさが仕事してんの見てんのは好きなんやわ。そやさかいジリジリなんかしてまへん。それにもう今頃は船の中だす」と言い返しました。

東弘成館、あさが目を覚ますと、うめがいました。あさは飲み過ぎて寝てしまい、五代は上着をかけてくれたようです。あさは「おおきに、東京はん。おおきに、大久保様」と駅へ向かいました。

加野屋、あさは新次郎に東京でのことを話します。新次郎が五代とのことばかり聞くので、あさは「さっきからその話ばっかりして! もっと鉄道やレンガやガス灯や牛鍋の話も聞いとくなはれ!あと牛鍋屋で会うたけったいなお方の事も!いややっぱりガス灯だすなぁ。あのずらっと並ぶキラキラした明かり、ほんま千代にも見せてあげたいわ」と話題を変えましたね。

連続テレビ小説 あさが来た あらすじと感想
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