あさが来た 第12週 大阪一のおとうさま 第67回~第69回

倒れていた正吉(近藤正臣)が「私まだ生きてましたんかいな?」と目を覚ましました。よの(風吹ジュン)新次郎(玉木宏)榮三郎(桐山照史)が心配そうに声をかけます。正吉は3日もふせっていたのですね。

うめ(友近)によると、あさ(波瑠)は川口に心臓によく効く舶来の新薬が売ってるって聞いて、あっという間に出ていってしまったのでした。

寄合所、千代を背負って、あさが行くと、山屋(南条好輝)たちが炭坑の爆発について聞いてきます。あさは爆発でなく、落盤事故だと答えますが、山屋たちが加野屋がつぶれるのではと噂になっていると言いました。千代がうまいタイミングで泣き出しましたね。

五代(ディーン・フジオカ)が「実は前から気になってたんですが、あなたほんまは炭坑に爆薬を仕掛けた犯人が誰か見当ついてはるんちゃいますか?」と聞くので、あさは「いいや。誰かを疑うような事、うちはようしません」と否定します。五代は「そうですか。それはあなたのええとこや。そやけど、人の上に立つ者は時に非情にならねばならん事もある。偽善者ではあかんという事です」とアドバイスしてくれました。

明治10年、鹿児島で西郷隆盛を中心とした不平士族の反乱、いわゆる西南戦争が起こり、大久保利通(柏原収史)が薩摩の人々と戦わねばならない事態となっていたのです。

亀助(三宅弘城)が九州から大阪へ戻ってきました。ちょんまげから散切り頭になった亀助、ふゆ(清原果耶)に「ただいま」と低い声で話します(笑)手紙について聞こうとすると、あさと榮三郎に連れて行かれました。

かの(楠見薫)とよのに支えられ、正吉が亀助の前に来ます。正吉が雁助(山内圭哉)のことを質問すると、亀助は「あのお方やったら何も心配あらしまへん。あのこわもてのせえやろか?坑夫のみんなも納屋頭もみんな雁助さんの言う事はよう聞きますのや」と説明しました。あさが宮部(梶原善)を相撲で投げ飛ばしたことをばらされてしまいます。


亀助は、サトシが加野炭坑から逃げ出したこと、炭坑の後始末にはだいぶ手間取り、やり直すにはかなりの月日と費用がかかることを話しました。

榮三郎は「事故の後始末がついたらあの炭坑はもう売りまひょ。元戻すまで手ぇかけてたら、今店にある蓄え全部切り崩したかて足りまへん!ここで手放すのが一番や思います」と言い出します。

あさが「そやけど今まであの炭坑のおかげで」と反対すると、榮三郎は「炭坑のおかげで、一時店が潤うてたんは確かだす。そやけど雁助が言うてたとおり、両替商が畑違いの炭坑を営むやなんて、所詮無理な話やったんだす!そやからこないな事になったんやありまへんか?」と言い返しました。

しかし、あさは「うちは嫌だす。うちは櫛田様にあの山を宝の山にする言うて、約束して買うたんだす。それに石炭売ってお金ためへん限り、加野屋は銀行にかてなられしまへん。銀行になられへんかったら時代に取り残され」と言うのを、榮三郎は「お姉さん!もう銀行どころやおまへんのや。加野屋は一から出直しだす」と遮ります。あさと榮三郎が対立してしまいましたね。

翌日から九州の炭坑に行った大番頭の雁助の代わりに、番頭台には亀助が座るようになりました。あさと榮三郎がピリピリしてる間に、亀助がなだめ、弥七(竹下健人)が西南戦争を知らないので、亀助が解説します。

クマが鍋を叩いて「お昼だっせ!」と知らせに来ました。去年官庁が日曜日は休み、土曜日は半休と決めたので、加野屋も従うことにしたのです。

ふゆが「表に見た事のない男の人がいてて。じっとこっちを見てはるんだす。何やにらみつけてるみたいに」と言いに来たので、あさたちが外へ行きますが、それらしき人は見つかりません。きっとサトシですよね。

数日後、九州の雁助から手紙が来ます。「大旦さんの言うてはったとおり、サトシという男は松造だした。松造は初めから加野屋がこの炭坑を買うたことを快う思てへんかったみたいで。坑道に爆薬を仕掛けたのも、松造の組の手下だった事が分かりました。松造を取り逃がした事、非情に無念であり、今すぐ山をかき分けてひっ捕まえてやりたいところではございますが、ひとまず警察に任せておこうと思います」

「また、この事故で一番痛い思いをしたはずの親分さんからは、『どうか許してやって下さい。サトシは決して根は悪い男ではない』と何べんも言われています」

新次郎はあさに「今まで、何も言わんと悪かったな。松造いうのは、わての幼なじみだす。うちの店で働いてた大番頭の息子でな。わてとそいつが10の頃、そのお父ちゃんがのれん分けで。その幼なじみとお母ちゃんは、さんざん惨めな思いしたあげく町出てってしもた。あの時、松造はわてに言うたんや。人殺してな」と打ち明けました。

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「人殺し!新次郎さんのお父ちゃんのせえで、わてのお父ちゃん、消えてしもた!お前のお父ちゃんは金の亡者の人でなしや!わての一家は、お金に殺されたんや。みんな、お前のお父ちゃんのせえや!加野屋なんか潰れてしまえ」と小さいころ松造は新次郎に言い、けんかになったのです。

新次郎は「その次の日だす。松造とお母ちゃんが町から消えてしもたんは。炭坑で見かけた時はまさかて思たけど、名前も違てましたさかいな。せやけどあの強い目、あら松造の目やった」と言い、もっと早くあさに言っていたら、事故は防げたかもとあさに謝りました。涙ぐむ新次郎をあさが抱きしめます。

ふゆだけでなく、弥七もツタも怪しい男を見たという話から、サトシでなく、大工の八っちゃんがふゆを見初めたという話に発展しました(笑)亀助はふゆに「お兄ちゃんや思て困った事あったら何でも相談しなはれ」とにやけてます。

あさとうめが店の表で話してると、新次郎がサトシと一緒に帰ってきましたね。

連続テレビ小説 あさが来た あらすじと感想
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