軍師官兵衛 4回 新しき門出

黒田官兵衛(岡田准一)は、おたつ(南沢奈央)の死を乗り越え、光(中谷美紀)と出会いました。お互いの第一印象はよかったようで、あっという間に夫婦になった感じですね。

官兵衛は伊吹善右衛門(尾藤イサオ)とともに、おたつの墓参りをしました。そして、母里小兵衛(塩見三省)らとともに、川場の普請場で手伝います。母里武兵衛(永井大)栗山善助(濱田岳)は官兵衛がすっかり元気になったと安心してました。




永禄10(1567)年、足利義昭(吹越満)は越前朝倉家に身を寄せています。明智光秀(春風亭小朝)細川藤孝(長谷川公彦)から朝倉家が攻める気がないと知らされると、各大名に書状を送ります。

小寺政職(片岡鶴太郎)は義昭から届いた書状を得意げに見せましたが、同じような書状が黒田職隆(柴田恭兵)にも届いていました。政職はお紺(高岡早紀)との間に、斎(いつき)という子供が生まれ、将来を心配しています。お紺は官兵衛に、政職が職隆に疑いの目を向けていると教えてくれました。


官兵衛は武兵衛を姫路城へ向かわせます。逆心の疑いが持たれていると知り、職隆は黒田休夢(隆大介)井出友氏(飯田基祐)ととともにどうすべきか考えました。

政職が近々狩りに出ると言うので、官兵衛は櫛橋の領内の下見に出かけます。子供の泣き声が聞こえたので、近寄って行くと、光と侍女・お福(阿知波悟美)がいました。仙吉という子が木に登り、下りられなくなって泣いていたのです。官兵衛は仙吉に「教える通りに手足を使って降りてくるのだ」と言うと、光は「無理です」と反対し「私が助けます」と上りだそうとします。

官兵衛は「とんだ跳ねっ返りだ」とつぶやき、光は「あなたこそ男のくせに」と言い合いになりました。仙吉が泣き止んだので、官兵衛が指示を出し、仙吉は降りてきますが、途中で落下!仙吉を官兵衛が受け止め、官兵衛を光が支えます。仙吉は病気の母親のため、山桃を取ろうとしていたととわかると、官兵衛は木に登って仙吉に山桃を取ってきてあげました。さらに、光にも「これで仲直りです」と山桃をプレゼントし去って行きます。光はうっとりしてましたね。

狩りが行われます。政職はキジを狙いますが外し、職隆はイノシシを射止めました。官兵衛の援護で、政職がキジを仕留めると「官兵衛はいつ家督を継いでもおかしくない立派な跡取りじゃ。羨ましいの。それに比べ斎はまだ小さい。跡取りが幼いのをいいことに、小寺家を狙う者がおるかもしれん。それが心配で心配でならんのじゃ」とわざとらしく話します。

**
夕方、政職たちの酒盛りが始まりました。櫛橋左京亮(益岡徹)が合図すると、2人の女が酒を運んできます。1人が光で、官兵衛はビックリしました。左京亮の長女・力(酒井若菜)と次女の光で、左京進(金子ノブアキ)の妹たちです。

廊下、官兵衛が「先日は失礼しました」とあいさつすると、光は「跳ねっ返りでございます。山桃、ありがとうぞんじます」と2人ともうれしそうでしたね。広間へ戻ると、政職は官兵衛に、左京亮の娘と結婚してはと提案し、職隆は「ありがたきお話」と頭を下げます。後から、左京進と力は大反対してました。

姫路城、官兵衛の結婚話に、休夢と友氏は大喜びです。これで書状の件は落着だと休夢が言うと、職隆は「いや、殿の疑いは晴れてはおらぬ。落着どころか、これは黒田家存亡に関わる一大事じゃ。やはりこうする他ないか。官兵衛、お前に家督を譲る。わしは黒田家を率いているうちは、殿のお心は休まらぬようだ。それゆえ殿は櫛橋殿との縁組を思いつかれた。一日も早く若い官兵衛をわしの代わりにと思っておられるのだろう。このまま疑いが晴れねば、殿はいずれその大本を絶とうされるだろう。我が黒田は追放されるか、逆賊として御着の軍勢に、滅ぼされる。官兵衛、これが黒田家の生き残る道なのだ」と話します。

美濃墨俣城、木下藤吉郎(竹中直人)は弟・小一郎(嘉島典俊)から「なぜ昼寝をしておる」と叱られてもボーとしてましたが、蜂須賀小六(ピエール瀧)が西美濃三人衆からの書状を持ってくると飛び起きました。藤吉郎は小牧城の織田信長(江口洋介)に、西美濃三人衆を調略したと報告します。

***
永禄10年8月、織田信長は稲葉山城を落とし、岐阜と名を改めました。信長は新たな印を用いると「天下布武」を示し「天下に武を布く。新しき秩序により、新しき世を開く。乱世は終わりじゃ。この信長が天下を統一する」と説明します。柴田勝家(近藤芳正)だけでなく、丹羽長秀(勝野洋)滝川一益(川野太郎)佐久間信盛(立川三貴)らもそろってました。近江、竹中半兵衛(谷原章介)は「天下布武。それが信長の義か。大きく出たな」と笑います。

御着城、官兵衛が信長の天下布武や楽市について話すと、斎を抱いていた政職は「職隆が家督を官兵衛に家督を譲ると申しておるが、その後どうじゃ」と聞いてきました。官兵衛が気が変わらないようだと答えると、政職は「腹を割って言えば、おことはこの子と同じ、わが子と同じように思っておるのじゃ。おことはわしの身内じゃ。いずれ職隆に代わりわしを支えてくれると信じておるぞ。抱いてやってくれ」と斎を官兵衛に抱かせます。政職は「官兵衛、この子を守ってやってくれ。頼んだぞ」と言うと、官兵衛は「命に代えましても必ずやお守りいたします」と頭を下げました。

志方城、力は官兵衛との縁組が嫌で、自害しようとしたのを、左京進が止めたというので、左京亮は大慌てです。泣いている力を見て、光は大笑いします。力の嘘泣きを見破ったのです(笑)力が無理強いすれば尼になると言い出したので、光は「わかりました。私が参ります。姉上の代わりに私が嫁に参ります」と立候補し、左京亮たちはあぜんとします。

やがて、官兵衛が家督を継ぐことになり、光との祝言が行われました。小兵衛、武兵衛、善助は踊り、休夢や友氏もうれしそうです。

****
寝所、官兵衛は「光殿でよかった。実は木下で会うた時から、そなたのことが気になっていた」と言うと、光は「私も同じでございます」と答えます。官兵衛は「1つ話しておかないとならないことがある」と、おたつのことを打ち明けました。光が「信じられませぬ。祝言の夜に他のおなごの話など」と横を向くと、官兵衛は「そなたにだけは話しておきたかったのだ。光、この先我らの間で隠し事はしない」と光の手を握ります。光は「幾久しう、よろしくお願いしいたします」と官兵衛の手に触れました。永禄11年7月、織田信長は足利義昭を岐阜に招き、9月に上洛の兵を挙げましたね。




軍師官兵衛 あらすじと感想
軍師官兵衛 キャスト

関連記事

ページ上部へ戻る