あさが来た 第9週 炭坑の光 第52回~第54回

大久保利通(柏原収史)が「東京に来て、我が国の大蔵卿になってくれ」と頼むと、五代友厚(ディーン・フジオカ)は「私は官に戻る気はありません。今、私がやりたいのは、この国を外国と対等に貿易できる国にする事や」と断りました。

大久保が「そこまで国の事を思うこの男が、官ではなく大阪にこだわるのは、おなごのせいらしい」と言うので、美和(野々すみ花)は「五代様のような、男らしい方に思われるとは、鶴か、シラサギのような、優美なお方なのでしょうね」とたずねます。五代は「うんにゃうんにゃ、彼女はそげな優美なおなごではあいもはん。言うなれば、ファースト・ペンギンじゃ」と答えました。

九州のあさ(波瑠)は炭で真っ黒になりながら働いています。驚く亀助(三宅弘城)に、あさは坑夫たちの気持ちをわかるため、一緒に働いて近づこうとしてると話しました。

納屋頭たちと根気強く話を詰めていくうち、福太郎(北原雅樹)が「俺も炭坑に来る前は、やりたい事があったと。小さい頃、母ちゃんが、読み本を拾っちきちくれた事があって。それにあった絵が好きでのう」と地面に絵を描き始めます。

あさが猫かと思ったら、福太郎は犬を描いてのでした(汗)福太郎は「俺は、姉御ん事、好かん事ならん。あんたを、信じてみる」と言ってくれます。あさの説得に、反対する者は1人ずつ減っていき、ついにサトシ(長塚圭史)の組だけが残されました。

加野屋直営の販売所が出来ます。みんな大喜びでしたが、サトシたちだけが飯場へ閉じこもってしまいます。

大阪の農家、はつ(宮崎あおい)が止めるにも関わらず、惣兵衛(柄本佑)がまた出かけてしまいました。

菊(萬田久子)が「あの、アホ息子が」ときゅうりを折ると、よの(風吹ジュン)がやって来たので、菊は開き直って、きゅうりをかじります(笑)よのと菊が仲良く話すのを、はつと栄達(辰巳琢郎)が笑って見てましたね。

加野屋、18才になった榮三郎(桐山照史)が帰ってきます。榮三郎は正吉(近藤正臣)雁助(山内圭哉)に、旦那衆が新次郎の悪口を言うのが悔しいと話しました。

「びっくりぽんやわ」という声が聞こえてきて、新次郎(玉木宏)が台所へ行くと、ふゆ(清原果耶)と話していたはつでしたね。


新次郎は、はつを送って行き「わてら同じだすなぁ。置いてけぼりの、さみしい者同士や」と言います。荷物を受け取ろうとして、はつと新次郎の手が触れ、新次郎は川へ落ちてしまいました。

「仲のええこって」とおばさんに冷やかされます。はつは「もし加野屋のお母様が言わはったみたい、新次郎様のお嫁になるのがうちやったら、今頃どないなってましたんやろ?何言うてますのやろうちは。えらいすんまへん」と言いました。はつと新次郎が夫婦になってるはずだったんですね。

美和の浴衣の会、榮三郎がやって来ます。新次郎が三味線を弾くのを聞いて、榮三郎は「はぁ~お兄ちゃんのこないな顔、初めて見たわ」と感心してました。

九州、加野炭坑、カズ(富田靖子)たちがあさの体を気遣ってくれます。あさが「おおきに。せやけど、今うちがここを離れる訳にはいかしまへん。うちが始めよ言うた炭坑の改革がまだ始まったばっかりだす。みんな、それに向けて頑張ってくれてはるのに、うちだけそないわがまま言うたら」と話しました

すると、治郎作(山崎銀之丞)が出てきて「わがままやなかと!わがままっちいうとは、自分のやりたいよう、勝手気ままに、動く者の事っちゃ。あんたはその逆たい。自分の事はほったらかしで。もっと自分を大事にせえ。バカ!」と言います。

バカと治郎作が言ったのは、あさのことが好きだからとカズが説明すると、治郎作は照れていましたね。

治郎作が「おおきに。あんたに元気がないと、俺だちも元気が出ん。あんたに負けんよう、男も女も、一生懸命働いとる。みんなが毎日、楽しそうに石ば掘って。こら、あんたのおかげたい。あんたに感謝しとる。あんたの気持ちちゃんと伝わっとるけん」と言うと、福太郎、伊作(中山義紘)紀作(平田理)たちが「おおきに」とお礼を言います。亀助は泣き出してしまいました。

亀助はサトシが大阪に行ったことがあるかと聞きますが、治郎作も宮部(梶原善)も知らないようです。あさは夢を見ていました。新次郎が来たと思って、目を開けると、五代でしたね。

**
五代は「海の中は危険がいっぱいや。どんな敵や困難が待ち受けてるかも分からへん。そんな時に、海に群れの中から一番先に飛び込む勇気あるペンギンのことをファースト・ペンギンというんです」と説明します。

あさが「ファースト・ペンギン?」と驚くと、五代は「ファースト・ペンギンは勇敢や。最初にチャレンジするものには、必ずリスクがある。そやけど誰かがそれをせえへんかったら、ペンギンたちは、永遠に食べ物を見つけることができず、前にも進まれへん。

私は加野屋はすぐに潰れるて思てました。そやけど加野屋にはあなたというファースト・ペンギンがいた。恐れを見せず、前を、進む者が。胸張って、堂々と海に飛び込むんや。それだけ伝えに来ました」と去って行きました。

あさは大阪へ帰ることになり、飯場にいるサトシに外からあいさつします。「もうちょっとお話しできたらよかったんだすけど、うちの言葉が足りず、サトシさんに不愉快な思いさしてしまいました。せやけどうち、この新しい決まりがこの炭坑のために、ここで働くみんなのためになるいう考えに間違いはないて自信も持っております。せやさかい、どうかもういっぺん考えてみとくなはれ。どうかよろしゅう」と頭を下げました。

すると中からサトシの「新次郎さんは元気ですか?」と声が聞こえます。亀助が呼びに来て、あさはサトシとちゃんと話さず、大阪へ戻ることになりました。

加野屋、あさは帰ってくるなり、新次郎のところへ向かいます。食事をしてましたが、正吉は「お前、今夜だけはチントンシャン弾いてもええで」と榮三郎と一緒に出て行って、あさと新次郎を2人きりにしてくれました。

新次郎は「まずは黙ってゆっくり顔見せとくなはれ」と顔を触ってきて、あさもうれしそうです。そして新次郎はあさのために三味線を弾いてくれましたね。

はつの元へ惣兵衛が帰ってきました。どこへ行っていたか聞くと、惣兵衛は「和歌山や」とみかんを出します。

加野屋、正吉はみんなを集め「実はな、私、今日限り加野屋の身代を譲る事にしましたんや。そこでや、私に代わってこの加野屋の身代を継いでもらうのは…」というところで終わってしまいました。次週も見逃せませんね。

連続テレビ小説 あさが来た あらすじと感想
連続テレビ小説 あさが来た キャスト

関連記事

ページ上部へ戻る