あさが来た 第8週 京都、最後の贈り物 第43回~第45回

九州のあさ(波瑠)のもとに、祖父・忠政(林与一)が危篤という知らせが届き、あさはすぐに京都へ向かいます。

今井家、布団の上の忠政が、忠興(升毅)久太郎(興津正太郎)と話してると、はつ(宮崎あおい)が入ってきました。忠政は「あ、あさか?」と勘違いすると、はつは「違いますえ。おじいちゃん、お久しぶりでございます」と言い、忠政は「ああ、はつか。どおりでお行儀のええ座り方してると思うてた。わし、この子のこと心配してたんやで。苦労してたと思てたけど、達者でええ顔してるやないか。出ていった時とちっとも変わってへん。卵さんみたいにかわいいわ」とうれしそうでしたね。

そこへ、あさが「おじいちゃん!死んだらあかん」と大きな音をたてながら入ってきます。忠政が「おう、あさ」と声をかけると、あさは「何や、よかった。生きてはった」と答えました。忠政が「もうわしは死んだと思てたんかい。わしは幽霊か」と笑うと、あさは「そうだす。うちが着く前に、幽霊はんになってしもてはったらどないしよて。もしそやったら、幽霊はんでもええさかい、会いたいて。生きてはって、ほんまよかった」と安心します。あさの髪型が変わりましたね。

加野屋、あさが帰ってこないと、よの(風吹ジュン)が文句を言うと、新次郎(玉木宏)正吉(近藤正臣)雁助(山内圭哉)があさをかばいました。よのが「そうだすか。そうやってみんなして、うちの事いけずな姑扱いしたらよろしいがな!それが年取った者の役目いうもんや。そやけど」と泣きそうになるのを、正吉がなぐさめます。

泣き声が聞こえるので、新次郎が行ってみると、ふゆ(清原果耶)でした。新次郎は「はれ?おふゆちゃん?どないしましたんや?」と声をかけます。


うめ(友近)が来たので、新次郎がふゆが泣いていた訳を説明しました。ふゆは亀助(三宅弘城)に頼んで、実家へ手紙を書いて送ったのです。返事が届いたのですが、雨にぬれて文字が「しに…」と書いてあったように見え、家族が死んでしまったとふゆは思いました。新次郎がよく読んでみたら、妹が西へ行くと書いてあったのです。

新次郎が「お父ちゃんもお母ちゃんもご無事でよかったな」去ってから、うめはふゆに「あんたまさか、おあさ様の旦那様に、よからぬ気持ち持ったりしてまへんやろな?」と注意します。

よのはその様子を見ていて、かの(楠見薫)と顔を見合わせ「ほほ~う」と笑顔になりましたね。

翌日、忠政は囲碁に勝って「最後の勝負はわしの勝ち逃げじゃ」と笑うので、あさは「最後?何でだす? おじいちゃん。何でそんな事言わはるんだす」とたずねました。忠政は「お~ほれほれ、最後にあさの何でどす?何でどす?て聞けたがなぁ。これからも、会う人会う人に何でや? 何でや?て聞いて、あさが誰ぞに何でどす?て聞かれたら、ちゃんと教えてあげんやで」とアドバイスしてくれます。

忠政は家族を呼び寄せました。忠政は忠興には「今、今井があるのはお前のおかげや。あの世行って、ご先祖様に、大手振って、威張って会う事ができる。おおきにな」と言い、梨江(寺島しのぶ)には「あんたはよう、こんなアホな真面目な息子を支えてくれておおきに。孫たちをよう育ててくれておおきに」とお礼を言います。

久太郎には「久太郎。お前寝小便するなよ」ですって(笑)はつには「お前は優しいお子や。人に優しくできるのは、強い者にしかできひん。お前やったら大丈夫や。きっと大丈夫や」と話しました。

忠政はあさを呼び寄せ「あさ泣きなあ!わいはお前の笑た顔が好きなんやで。笑え。ええ気持ちや」とほほをつまんでましたが、やがて息を引き取りましたね。

葬式が終わって、忠興はあさとはつを呼びます。忠興が京都から東京へ引越すことになったと言うと、あさは「東京に行って何しはんのだす?何か新しい事でも始めはんのだすか?」と質問しました。忠興はバンク・銀行を作ると説明します。

忠興が「今井は今、政府に勧められて、ほかの商家と共に、国立銀行を作る話を進めてるんや。それを、わしに強う勧めてくれはったんが…」と話してると、五代友厚(ディーン・フジオカ)が現れましたね。


五代のすすめで、久太郎が銀行の商いを勉強するため、アメリカ留学するというので、あさは「ぼっくりぽんや」と驚きました。

あさが「うちは両替屋とか銀行いうもんが、ええもんやて思われへんのだす」と言いだします。梨江が「まあ、あの子」と出ていこうとするのを、焼香に来た正吉が止めました。

五代は「確かに、お金は一つ間違えたら人を苦しめ、命さえ奪う事になりかねない。そやけど、人を救う事ができるのも、お金なんです。お金は、使う人や使い方で、なんぼでも価値が変わる。金にもなれば、ゴミにも毒薬にかてなる。銀行はお金を金にできる志のある人を応援する場所なんです」と言います。そこへ正吉が「なかなか、興味深いお話だすなぁ」と入って行きました。

あさが去って行こうとすると、五代は「あささん、加野屋もいずれは銀行にならなあかん。これから、いろんな新しい産業が出来る。何かを始めるためには、必ずお金が要るんです。

産業だけやない。家や、妻子を守るために、お金を用立てする事もできる。単に、信用でお金を貸すだけやない。志のある人を応援する。お金で人を救う事ができる! それがバンク、銀行なんです。志のある者が増えれば、人も町も元気になる!あささん。私がしたいのは、そういう事なんです」と説明します。

新次郎は「五代様。先日は、家内が大事なもんをお借りしたみたいで。大事なもんをお貸し頂くやて、やっぱり洋行帰りのお方は、おなごに親切なことだすなぁ」とピストルを返すと、五代は「誰にでもという訳やありません。失礼」と去って行きました。ライバル同士という感じでしたね。

縁側、梨江が「はつ、これを持って帰っとおくれやす。うちがやりくりしてためたお金や。お父はんに怒られる事はありません」とお金を渡そうとすると、はつは「お母はん、これは受け取られしまへん」と断りました。

梨江は「たまには弱み見せなさい!親が子のために何かしたい思て、何が悪いのや?はつ、あの時山王寺屋はんを助けられんでほんま堪忍。大きなお店にお嫁に行けば幸せになれるてそう思てたのに…。うちらが浅はかやったんや。ほんま堪忍」と謝ります。はつは「お母はんにはもうこれ頂いてます。お母はんが昔、あんたは幸せになれるて言うてくれはった言葉、何べん思い出した事か。そやからうちはほんまにお金なんか要りまへん。これさえあったらええんだす」とお守りを出しました。忠興はその様子を見てましたね。

連続テレビ小説 あさが来た あらすじと感想
連続テレビ小説 あさが来た キャスト

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