花燃ゆ 第35回 孤高の戦い

四境戦争が始まりました。宿の一室、伊藤利助(劇団ひとり)うの(大西礼芳)と一緒にいたところ、高杉晋作(高良健吾)は咳き込み、血を吐いてしまいましたね。

広島幕府軍本陣、幕府軍総督・徳川茂承(八田浩司)副総督・本荘宗秀(諏訪太朗)幕府老中・小笠原長行(長谷川公彦)陸軍奉行・竹中重固(若杉宏二)ら幕府軍が集結し、長州攻めの構えです。

下関長州軍駐屯所、野村靖(大野拓朗)は幕府軍が芸州口、石州口、周防国大島口、小倉口、萩口の五方面から兵を進めていると説明しました。山県狂介(永岡佑)前原一誠(佐藤隆太)伊藤はいましばらく時を稼ぎたいと話します。

山口城、小田村伊之助(大沢たかお)は毛利敬親(北大路欣也)毛利元徳(三浦貴大)に、自分が広島へ行って、毛利家の罪状をすべて否定し、時を稼ぐと話しました。心配する元徳に、伊之助が海軍総督の高杉がいると説明します。高杉小忠太(北見敏之)は複雑な表情です。敬親は「伊之助、そうせい」と承認しました。元徳が美和(井上真央)銀姫(田中麗奈)に、伊之助が広島へ向かったと教えてくれます。


奥御殿、都美姫(松坂慶子)は自分の甲冑を準備し、袴姿の侍女たちは薙刀を持っていました。都美姫が戦う覚悟だと言うと、銀姫、潮(鷲尾真知子)園山(銀粉蝶)鞠(石橋杏奈)は「私も」と賛成します。

ところが美和は、興丸とともにどこまでも逃げると話しました。さらに山口城の見取り図を広げ、敵が攻めてきた時の備えを説明します。銀姫は「はあ~」と感心してました。美和は日出(江口のりこ)に、万一の時の差配を頼みます。鞠が「なぜ日出様に?」と聞くと、美和は「おそらく一番、肝が座った方かと。幕府軍相手に、ひるまず、騒がす、一杯食わせるくらいの気骨をお持ちでいらっしゃいます」と答えました。日出が「お任せください。一杯どころか、二杯三杯も食わせてごらんに入れます」と言うので、みんな大笑いになりました(笑)

広島国泰寺、伊之助は徳川茂承らに、敬親や元徳がははやり病にかかり、家臣たちも脱藩したとしらばっくれます。伊之助は捕らえられてしまいました。

杉家、梅太郎(原田泰造)は滝(檀ふみ)亀(久保田磨希)寿(優香)に伊之助のことを伝えます。滝は長防臣民合議書を読んでました。そこへ雅(黒島結菜)が下関へ発つとあいさつに来ます。

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長州軍駐屯所、高杉は利助に、雅が来たがってると困った顔です。うのは野村たちと笑顔で話していました。中原復亮(堀井新太)が「高杉様、幕府軍、進軍が始まった模様」とかけこんできます。前原は「薩摩軍が出兵を取りやめたぞ」と知らせに来ました。

広島幕府軍本陣、薩摩藩だけでなく、広島藩、宇和島藩が出兵を取りやます。幕府軍は残りの兵で、周防国大島を攻めてきました。

慶応2(1866)年6月22日、丙寅丸、前原は、幕府が万に長州は千の兵しかないと言います。高杉は「その万の兵がみな、本気で長州を滅ぼしたいと思うとるなら、志のない、寄せ集めの兵など恐るるに足らん!この扇1つで十分じゃ」と扇を広げました。高杉、山田顕義(達淳一)が「撃て」と命じ、幕府方の軍艦への砲撃が開始されます。

山口城、園山から幕府軍を撤退させたと報告を受け、都美姫はほっとした様子でした。7つ口、雅が来て、百合之助(長塚京三)が残した種が入った袋を美和に渡します。お返しに、美和が薬袋をプレゼントしようとしますが、雅は浮かない顔で「おなごがおりました。旦那さまにお妾がおったのです」と話しました。

美和は、久坂玄瑞(東出昌大)が「京の女と情を通じた」と言っていたのを思い出します。京の長屋、辰路(鈴木杏)は玄瑞の子・秀次郎と暮らしてましたね。

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兵学者・大村益次郎(一岡裕人)が初登場し、石州口で幕府軍を圧倒します。座敷牢の伊之助は、本荘宗秀に和議を持ちかけ、外へ出ることに成功しました。本荘が報告すると、徳川茂承は長州から断固戦うと返書が来ていると示します。

丙寅丸、芸州口での苦戦が伝えられると、高杉は「いよいよ勝機じゃ。彦根と高田が逃げた知らせを敵に触れ回るんじゃ。幕府軍はてんでバラバラ。ここが勝負場。さらに奇襲をかけ、敵を混乱させる。皆の者、長州男児の腕前を、日本中に知らしめるんじゃ。残るは最後、大砦」と命じました。

九州小倉口、幕府軍は九州諸藩2万を集結させていました。高杉は「今日、これより門司、田の浦に奇襲をかける。先手必勝、我らが流れを作れ。酒盛りはそれからじゃ」と兵たちを鼓舞しますが、血を吐いて倒れてしまいます。

奥御殿、潮が高杉の戦いを銀姫と美和に報告しました。幕府海軍主力艦・富士山丸へ小舟で砲撃したものの、破壊に至らなかったのです。美和は「せわぁない」と言って、畑を作って、百合之助の種を植え始めました。日出、鞠、志乃(高橋由美子)たちも協力してくれましたね。

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高杉の病状を知った美和は雅に、実は玄瑞にも女がいたと打ち明けます。そして高杉を信じて、萩の家で待っていて欲しいと話しました。

丙寅丸、高杉は夜が明けるのを待って、富士山丸への砲撃を開始します。やがて第14代将軍・徳川家茂が逝去し、幕府軍は戦意喪失してしまいました。幕長戦争は長州藩の歴史的勝利に終わります。

山口城、伊之助は敬親から全幅の信頼を得ました。さらに美和は都美姫から中臈(ちゅうろう)へ任じられましたね。

大河ドラマ 花燃ゆ あらすじと感想
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