JIN-仁-2 第6話 坂本龍馬の闇


咲(綾瀬はるか)が喜市(伊澤柾樹)と話してると、佐分利(桐谷健太)福田(佐藤二朗)が帰ってきて、米屋への打ち壊しがひどいと言います。幕府が長州征伐を決め、物の値段が上がったのです。

南方仁(大沢たかお)は長崎の精得館へペニシリンの講義に来ていました。松本良順の紹介でしたが、岡田(浅野和之)という老人以外、生徒の反応は固いです。ここのオランダ人医師のドクター・ボールドウィンが、仁に不信感を抱いたからでした。仁がどこで医術を学んだが明かせませんからね(笑)坂本龍馬(内野聖陽)に3ヶ月前に手紙を出したのに、返信がないので、長崎で会える望みもあったのが来た理由の1つです。

トーマス・グラバー(ウィル・ゲラック)が目を斬りつけられ、付き添って来たのが龍馬でした。仁は喜びますが、龍馬は驚き、ちょっとよそよそしい感じです。グラバーは、涙の排水管である涙小管が斬られ、涙が止まらなくなってました。

ボールドウィンは仁に手術するよう言ってきます。断裂した部分を縫い合わせますが、癒着による閉塞を防ぐ必要がありました。シリコンチューブがないので、細い針金を使うことにします。仁が明かりが欲しいと言うと、田中久重が作った無尽灯を準備してくれました。両目に拡大鏡をつけ、手術を始めると、ボールドウィンは仁の腕にビックリし、手術が成功すると、拍手して認めてくれました。


仁が龍馬に会いに行くと、東修介(佐藤隆太)がいますが、2人とも避けている様子です。グラバー邸でも、追い出されてしまいます。龍馬は薩摩の名前でグラバーから銃を買いつけ、密かに長州へ送ろうとしていたのです。台車に積んだ昆布が崩れ、仁は銃が隠してあるのを見てしまいます。龍馬は「ひとつシークレットで頼むぜよ」と口止めしてきましたね。

写真館で2ショット写真を撮った後、仁と龍馬は丸山花月へ行きます。仁がペニシリンは粉末化しても熱に弱いので、亀山社中で扱うのは無理なので、各地に生産拠点を作りたいと話すと、龍馬は大量に作り、大量に売りさばければいいのにと残念がりました。

そこで仁は保険について説明しようとしますが「あっ!」と手で口を押えます。龍馬は「前、言うちょった。歴史を変えてしまうちゅうがはもうええがかい」とたずねてきました。仁は「今はできるものから変えたいと思ってるものもあります」と保険について説明します。すると龍馬は「講の形がええがじゃ」と思いつきました。

さらに仁が「龍馬さん、この先、暗、あ!」と言おうとすると、激しい頭痛が襲ってきます。包帯男が「俺はお前だ」「おまんはわしじゃ」と言う映像が浮かびました。仁が飲みすぎとごまかすと、龍馬は長州へ行って、負傷兵へペニシリンを使い、製造所を作らせようと提案します。仁が「ご一緒します」と答えると、龍馬は「よっしゃ!ともにこの国の明日を作るぜよ」と笑いましたね。

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船上で、勝海舟(小日向文世)のいる幕府と戦うことについて聞くと、龍馬は清のように列強の植民地にならないために、徳川の時代に終わらせ、この国を建てなおすために戦いが必要で、勝もわかってくれると話します。

恭太郎(小出恵介)が「軍艦奉行への復帰おめでとうございます」と頭を下げると、勝は幕府がフランスに援助を頼んだと怒りました。フランスが日本を植民地にすることを心配したのです。ただ龍馬について「あいつを敵だと思ったことは一度もねえよ」と話します。恭太郎は咲の所へ来て、仁が龍馬と会ってないかたずねました。仁が戦に巻き込まれないか気にしていたのです。

仁は龍馬に桂小五郎(山口馬木也)を紹介されます。桂は久坂玄瑞(林泰文)から聞いて、仁のことを知ってましたね。しかしペニシリン製造所を作りたいと頼むと、桂は「この戦いでは出番はないかもしれません」と断ります。高台から戦場を見ると、長州軍の猛攻に幕府軍は退却していきました。大喜びの龍馬に仁は「私にはどっちが幕軍で、どっちが長州なのかわからなくて。同じ日本人同志がもみ合っているようにしか」と悲しい目です。

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森の中を歩いていると、3人の幕府兵と遭遇したので、攻撃し負傷させます。龍馬が「これが戦じゃ。先生も行こう」と言うと、仁は幕府兵を治療しようとし「龍馬さん、やっぱり変わりましたよ。前の龍馬さんなら、敵味方なく助けたと思います。でも今は薩摩と長州のことしか考えてない。やっていることは武器商人じゃないですか。人殺しで金稼ぎしてるだけじゃないですか!あの人たちだって、龍馬さんが売った銃で撃たれたのかもしれませんよ」と怒ります。

龍馬が「わしはこの国を思うからこそやっとるがじゃ。何べんも言うけんど、これはどうしても必要な戦だがじゃ」と言うと、仁は「戦だけが国をまとめる手段なんですか?そんな方法でまとめるしか能がないなら、政権を取ったってうまくいくはずがない。うまくいかなくなったら、また戦を繰り返すだけなんです。暴力は暴力を生むだけなんです」と叫びました。

「先に殺されたら、それでしまいながじゃ。わしゃ寺田屋で殺されかけ、思うたがじゃ。どんなええ考えを持っとったち、ばっさりやられてしもうたら、それでしまいだがじゃ。まず相手を力で従わせんと、考えを述べることもできん。世を動かすことはできんがじゃ」と龍馬は胸の内をさらします。

仁が「戦争をする人はみんなそう言うんです」と責めると、龍馬は「先生は特別なお人じゃき。きれいごとばっかり言うがじゃ」と返しました。仁が笑い「龍馬さんから見たら、私は特別なのかもしれません。だけど私だって国を良くしようと思って戦ってるつもりです。私なりにですけど」と幕府兵の治療にあたると、ブーツをはいた龍馬は去って行きましたね。

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治療を終えた幕府兵が、長州兵に銃撃され、殺されてしまいます。仁は佐久間象山(市村正親)の「お前のやったことが意に沿わぬことであったら、神は容赦なくお前のやったことを取り消す」という言葉を思い出し「この人たちを生かしたら、何か歴史に問題が起るんですか。何が気に食わないんだ。何てことするですか!」と天に叫びました。

龍馬と東が戻ってきて、顔に白い布をかけられた幕府兵を見つけますが、仁がいません。仁は幕府軍に入り負傷兵を治療した後、長崎へ戻ってグラバーを診ました。仁は「保険というもののことについては告げることができ、暗殺のことを告げようとすると、猛烈な頭痛が起った。これは未来の様子を語ることは許されても、目の前の歴史に直接介入することは許されないということなのだろうか」と考えます。

岡田が国に戻るとあいさつに来て、実は自分が田中久重だと明かしました。いろんなものを作って、人を驚かせるためにやってきたが、息子と孫を殺されたとさびしそうです。仁が電球を渡すと、田中は笑顔になりましたね。

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野風(中谷美紀)が万華鏡を見ていると、ルロン(ジャン・ルイ・バージュ)が仁の講義を受けたキャメロンという男を連れてきます。一人になった野風は、南方大明神のお守りを見て、左胸を押えてました
海岸にいた龍馬は銃弾をにぎりしめ、東に「ちっくと道を間違えてしもうての。迷子になっちょったがじゃ。のう、先生」とつぶやきます。恭太郎は上役(中原丈雄)から龍馬の動きを探るよう命じられました。

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