JIN-仁-2 第4話 江戸から消える


1865年冬、南方仁(大沢たかお)は坂本龍馬(内野聖陽)から手紙を受け取ります。龍馬は、西郷隆盛(藤本隆宏)中岡慎太郎(市川亀治郎)に会い、薩長同盟のため走り回っていたのです。さらに長崎で亀山社中を立ち上げました。

仁も龍馬に手紙を書きます。上様と和宮からおわびを兼ねたお礼を頂いたこと、恭太郎(小出恵介)の差控が解かれたこと、仁友堂で横松(中江大樹)と考えた遠心分離器が出来上がり、血液型判定ができ輸血が可能になったこと、ペニシリンの粉末化に実験を繰り返してることを伝えました。

橘咲(綾瀬はるか)のことを書こうとしますが、プロポーズを断られたことを思い出し「咲さんも元気にやってます」としか書きません
1866年、仁は江戸で4度目の正月を迎えます。龍馬の護衛に、三吉慎蔵とともに東修介(佐藤隆太)がつくことになりました。再会に龍馬はうれしそうでしたが、東は浮かぬ顔です。

多紀元琰(相島一之)が仁の所へやってきました。川越松平家の先代の息女で、現藩主の妻・恵姫(緒川たまき)を診て欲しいというのです。首にこぶができたのでした。多紀から「この手術には徳川260年の由緒あるお血筋の存亡がかかっておるのじゃ」と言われ、仁は「血筋ですか」と頭痛を感じます。仁はこの世界に自分の先祖がいて、自分が関わってしまったら、どうなるだろう、これがタイムスリップの目的かと心配しましたね。


誰が仁と川越へ行くかという話になり、咲が行くと言い出します。部屋に戻った咲は、山田純庵(田口浩正)たちを説得できたと、胸をなでおろしてました。2人は出発します。川越道中で、咲はニコニコ顔で仁についていきましたね
大井宿へ着くと、宿のお初(畠山彩奈)という娘がお茶を持ってきてくれます。仁がお茶を取ろうと、お初の手に触れると、ビクッと静電気が起きたようになります。でも感じたのは仁だけで、お初は何ともなかったようです。

主人の文左衛門の案内で2階へ行くと、2つの布団が並べて置かれてました。文左衛門が罰せられないよう、仁と咲は同じ部屋に泊まることになります(笑)表へ出ると、咲とお初が折り紙を折っていたので、仁も加わり「イカ飛行機」を作りました。あわてて「空飛ぶイカ」と言い直し、飛ばしましたね。

仁と咲は、間に屏風を置いて寝ることにします。未来の飛行機を折った話から、咲は仁の祖母の祖母くらいに当たるという話になりました。咲は「この屏風の向こうは百数十年後なのでございすね」と言います。

それから咲が川越藩の事情を聞くと、仁は現藩主は婿養子で、家の血筋を継ぐのは恵姫だと説明しました。でも恵姫はこぶができ、藩主とうまくいかなくなり、尼寺へ入ると実家へ戻ったのです。しかも側室が妊娠中で、このままでは川越藩直系の血が途絶えてしまうというのでした。

咲が「武家の女子はお家の為に子を有無のが使命であり、幸せであると育てられますゆえ」と話します。仁は「結婚は母も兄も素直に喜べるお相手とと思っております」と咲にふられたことを思い出し「それは咲さんもですね」と聞きますが、返事がありません。咲は「私の子は仁友堂でございます。先生」とつぶやきましたね。

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恵姫に面会しますが「治療は無用じゃが、金はもろうて行くがよい」と去ってしまいます。そこへ側室の子が生まれたと知らせが来ると、恵姫にこれで尼寺へ入れると答えました。咲は女同士ならわかることもあると、恵姫の所へ説得に行きます。

頭巾から髪の毛が出てると、咲は恵姫に櫛(くし)を出します。恵姫は「天子様の菊の御紋に、徳川の葵」と驚きました。仁が和宮に礼を受けられるほどの名医と説明し、恵姫を納得させます。仁がこぶを診断すると腫瘍は良性で取り除けそうです。しかし爪がスプーンネイルなので貧血と見抜き、手術で出血した場合に輸血が必要と説明しました。

咲は遠心分離器を使った血液型判別法を恵姫に解説し、仁を関心させましたね。仁のA型に対し、恵姫はO型とわかります。恵姫の親族たちを集め、手術のため血液型検査をして、万一のときは血液の提供をお願いしますが、断られてしまいました。

恵姫が登場し「こぶを取ったあかつきには、わらわは殿とやり直し、子をもうけたいと思うておる。この血はその子にも継がれるであろう。ならばそれは一滴残らず、我が一族のものであって欲しい。それは皆も同じかと思い南方殿にお願いした次第であったが、無念じゃ」と話します。

すると年老いた孝(浅茅陽子)が「先生、血を調べるお部屋は?この老骨でお役に立つなら、血でも骨でもお取り下さい。奥方様、子をもうけるは女子の戦、どうか助太刀させて下さいませ」と名乗りを上げると、みんなも立ち上がりましたね。

恵姫の手術が始まります。3人の藩医はその様子に驚きました。腫瘍は摘出できますが、出血が起こります。でも少なかったようで、手術は成功しました。

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龍馬は薩摩と長州の話し合いの場をセットしますが、桂小五郎(山口馬木也)は薩摩から手を差し伸べるべきと会おうとしません。龍馬は怒って、西郷の元へ行きます。西郷の隣にいた大久保一蔵(眞島秀和)はこちらから頭を下げ盟約を結んでもらう必要はないと言いました。龍馬は黙っている西郷に「腹を見せんがかい西郷!」と叫び、仁が手術をさせてと土下座したことを思い出させましたね。

仁と咲は川越を去ることになります。恵姫は「咲殿、意地を張るとろくなことがない」と話しました。実は恵姫を説得するとき、くしを出しただけでなく「実は私にもお慕いしていた方がございました。もう決して一緒になることはできませんが。私が意地を張ってしまったからにございます。人として張らねばならぬ意地でございました。悔いはございませぬ。けれど時折ふと思い浮かべてしまうのでございます。その方とその方によく似た子と一緒に暮らす姿を。奥方様、意地を張ってはろくなことがございませぬ」と恵姫に伝えたのです。

大井宿で、仁が「私に気がねしないで下さいね。医者になることと女性としての幸せは両立できないものでないし、私に気にせず結婚を」と話すと、咲は「私の幸せは仁友堂を未来へ残すことと申し上げたはずです」と答えます。仁が「でも子供がすごく好きじゃないですか。それに武家の娘さんじゃないですか」と言うと、咲は「よくそのようなことをおっしゃいますね。私の幸せを勝手にお決めにならないで下さいませ」と怒りました。仁が「なんであのとき私は断られたんですか」とたずなると、下から騒ぎが聞えてきます。

怪我をしたお初が運ばれてきたのです。紙飛行機が川に落ちそうになり、取ろうとしたお初が転んで、腹に木が刺さったのでした。

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龍馬は、寺田屋で東と三吉と滞在しています。風呂に入っていたお龍(東風万智子)が、捕り方が来たのを察知し、知らせに来ました。龍馬はピストルで応戦しますが、左手を斬られます。倒れた龍馬が気配に振り向くと、東がいました。

仁と咲はお初の手術を始めます。ところが仁の右手が消え、やがて仁が咲の前から消えてしまいました。ホルマリン君!?

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