JIN-仁- 第6話 生きてこそ…


南方仁(大沢たかお)をあがめた南方大名神という護符まで出回るようになり、敵対する勢力が出てきましたね。さらに西洋医学所内部でも怪しい動きが出てきます。仁はこの世界での存在感に疑問を感じていました。未来(中谷美紀)の写真に語りかける仁を見て、咲(綾瀬はるか)は不安な様子です。

医学館から福田玄孝(佐藤二朗)がやってきました。医学館は、漢方治療の総本山で、医学で中心であり続けた本道(=漢方治療)でしたが、奥医師を西洋医学所の蘭方医に奪われ、敵対していたのです。福田は、奥医師である多紀(相島一之)が仁に会いたがっているので、医学館へ来て欲しいと言ってきます。

緒方洪庵(武田鉄矢)や松本良順は反対しますが、仁は「行きたいです!」と軽い感じでOK(笑)勝海舟(小日向文世)が、坂本龍馬(内野聖陽)恭太郎(小出恵介)を護衛につけてくれました。西洋医学所では勢力争いが起こっているようです。洪庵は良順に疑惑の目を向け、伊東玄朴(小林勝也)の派閥も怪しい動きをしています。首にアザのある男が怪しい!


この世界に来て、もう半年以上たったんですね。仁は「ここで起きることがどんなに生々しい出来事でも、リアルに感じられない。もしかして俺は本当の夢の中にいるんじゃなかろうか。永遠にさめることのない。もし斬られれば、この血は流れるのだろうか?」と疑問を感じます。吉原では健康診断が行われました。咲は野風(中谷美紀:2役)に顔がうらやましいと話します。

医学館へ行くと、多紀が仁の素性についてしつこく聞いてきました。龍馬と恭太郎がなんとかごまかしてくれます(笑)突然に福田が腹痛で苦しみ始めました。仁は胃潰瘍穿孔、胃に穴が開いて内容物がもれている、と診断し手術をすると言い出します。

咲と佐分利祐輔(桐谷健太)が道具を持ってきてくれました。医学館の人たちが冷たい視線を送る中で、仁は手術を開始します、さすがに咲はお腹の中を見るのはショックが大きかったみたい。佐分利が助手を勤め、手術は成功しました!

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奉行所から同心がやって来ます。女郎殺しの現場に、佐分利のメスが見つかったのです。佐分利は、つうという女郎の手紙を差し出します。治療する見返りとして、死んだ後に腑分け(=解剖)してもいいという許可を得ていたのです。しかし腑分けはお上への申し出が必要で、勝手にやっていた佐分利が責められ、誰かが責任を取ることになります。

佐分利が腑分けが出来なければ、仁の医術に追いつけないと叫ぶと、洪庵は「弟子の不明は私の不明。佐分利ともども身を引かせてもらいます」と静かに答えます。佐分利が「医術のため、国のためにやったと言うと、洪庵は「お前の言う道とは、自分のためだけの道や!道を開くというならば、お前は堂々と腑分けはすべしと叫ぶべきだったんやないか!道を開くということは、自分の逃げ道を作ることではない!」と怒った金八先生になってましたね(笑)

洪庵が後を託すと言うと、伊東玄朴と松本良順がちょっとうれしそうです。未来の写真に語りかける仁に、咲は「私でよければ、お話して下さいませんか」と言いました。仁は「向こうにいるときも話せない相手に話しかけていたもんですから」と苦笑いします。

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仁は、佐分利をたきつけたのは自分で、西洋医学所を辞めたいと話し、洪庵が残ることこそ「国のため、道のため」と訴えました。竜馬から「欲がまったく見えない。欲は生きる源じゃ。先生はまるで仏じゃ。もし人であるならば死人じゃ」と怒鳴られ、仁は苦笑い。「俺はこの世に対する執着がない。俺はもう死んでいるかもしれない」と考え始めます。

坊主頭の男が仁を斬る話をしていたと聞き、野風は咲に手紙を書きました。仁の危険を知らせたのです。仁が竹林を歩いていると、刺客が斬りかかってきました。咲がかけつけ、手を引き走り出します。神社の木の陰に隠れました。刺客が咲の着物を見つけ「覚悟!」と叫びます。違うカップルでセーフ(笑)野風は、好きな人の所へ自由に行ける咲がうらやましいと、咲への手紙に書いていましたね。

仁は「ここが夢の中で、死ぬのも平気だと思っていたんです」と手を震わせます。咲は「あたり前です。先生は生きておられるのですから。死んでも平気なんて2度と…」と仁の手を握りました。咲が手を離すと、仁が咲の手を握り返し「私はここで生きてるんですよね。ありがとうございます」と答えます。咲は「お礼なら野風さんへ」と返しました。仁は野風にお礼の手紙を書きます

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恭太郎が「小さい器には少しの酒しかつげぬ。生まれ持った器というのは、いかんともしがたいのかもな」と嘆くと、初音(水沢エレナ)は「小さな杯も良きものでありんすよ。大きな杯にはすぐ酒がなくなってしまいす」となぐさめます。良いシーンでしたね。

龍馬は仁が斬られたと怒鳴り込みますが、多紀から同じ蘭方医の犯行ではと言われ、動きを止めました。ペニシリン製造所は何者かに荒らされてします。未来と仁の写真は元の戻って、一歩後退です。洪庵は血を吐き「私には時間がない」とつぶやきます。高台で平成22年の10円硬貨を発見。ホルマリン君!?次回も見逃せませんね。

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