マッサン 第19週 万事休す 第114回


政春(玉山鉄二)は田中大作(西川きよし)に「大阪の出資者から、今おる社員を半分にせえ。できんならお前が、こっから出ていけ言われまして」と相談します。政春は「大将んとこの丸瓶、何で売れたんじゃ思います?」と聞きながら「わしゃ年月じゃ思うとります」と語り始めました。

「鴨居商店の貯蔵庫には、いろんな熟成期間の原酒がそろうとります。それを確かな感覚を持った大将がしっかり吟味して、ブレンドしたんが丸瓶じゃと。ウイスキー造りはっと先の未来へ続く夢なんです。今わしらが造って仕込んどる酒は、実はわしらがこの世からおらんようなった後、遠い未来に生きてくるんです。じゃけん、ここに工場を建てた時、わしゃ何が何でも、毎年毎年酒造って、樽に仕込むんじゃ言うて誓いました」

「わしの仕事はドウカウイスキーだけのもんじゃなぁ。ジャパニーズウイスキーの未来のための歴史作りをしとるんです。この先、50年100年後にはもしかしたら、本場スコットランドを超えるような、ジャパニーズウイスキーができとるかもしれん」

政春が話すと、大作は「答え出とるやないか」と言ってくれました。エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は、大作が知り合いの結婚式でなく、マッサンを励ますためにわざわざ北海道まで来てくれたことに気づいてました。大作社長、やさしいですね!

ニシン御殿、政春は社員全員を集合させ、人員整理を発表し、会社を辞めてもらう社員の名前を発表していきます。当時は組合とか、ユニオンとかないから、どうしようもなかったでしょうね。

海軍士官(柏原収史)らがやってきて、ウイスキーの試飲をします。士官が「やはりこんなものか」と言うので、政春が「こんなもの?」とイラっとし、俊夫(八嶋智人)が「そりゃどういう意味でがんす?」と突っかかっていくのを、一馬(堀井新太)が止めました。

士官は、欧州の戦争の影響でウイスキーを大量に確保する必要に迫られたと言い、ここを海軍指定工場とし、ここで生産されるウイスキーはすべて海軍買い上げとすると話します。

大作でなく、海軍が救世主になったのは皮肉です。1941年(昭和16)12月8日、帝国陸海軍はアメリカ・イギリス軍と戦闘状態に入りました。

連続テレビ小説 マッサン あらすじと感想
連続テレビ小説 マッサン キャスト

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