エール 88話 窪田正孝さんと森山直太朗さん

駐屯地の小屋で、裕一(窪田正孝)は
藤堂先生(森山直太朗)と楽器担当の
3人と話します。

藤堂先生が「本番は明日だ」と言うと
裕一は「練習だけで胸が熱くなりました。
明日少しでも皆さんの力になればいいんです
けど」と言いました。

神田憲明(山崎潤)は「必ずみんなの心に
届きます」と言います。

藤堂先生が元気のない岸本和俊(萩原利久)
に声をかけました。すると岸本は「自分は
今日で少し死ぬのが怖くなりました」と
話しはじめます。

* 「死ぬのが怖くなりました」

「自分は娘に会ったことがないのです。
自分は悪い人間でした。捨てた女が黙って
俺の子供を生んだのです。

それを知って、会いに行って断られました。
頭の隅でちらっと聞こえた赤ちゃんの声が
離れないんです。

このままじゃ会わせてもらえない。ちゃんと
した人間になろうと思い、戦っております」

岸本の話を聞いて、藤堂先生は「もう会う
資格はあるさ。帰ったら会いにいけ」と
言いました。

裕一が「岸本さんは死ぬのが怖くなかった
んですか?」と聞くと、岸本は「自分の人生
は思い出したくないことばかりでした。

死んだら忘れられると思ってました。今日
隊長殿や仲間にめぐりあえ、すばらしい時間
を過ごすと大切な記憶ができて、死ぬのが
怖くなります。

今まで失うものがなかったのに、今かけがい
ないのもが、だから怖いのであります」と
答え、藤堂先生たちも同意しました。

藤堂先生は「恐らくあと少しの辛抱だ。
みんなで生きて帰ろう。はるばる来てくれた
古山のために、あれを歌おう」と言って
「あゝあの顔で、あの声で~」とみんなで
合唱してくれました。

* 突然の惨劇

翌朝、藤堂先生は裕一に「俺が死んだら
渡してくれ」と昌子宛ての手紙を託して
きます。裕一は「嫌です。絶対生きて帰って
きて下さい」と言いつつ、受け取りました。

「歓迎 音楽の天才 古山先生」と看板が
できあがっていて、裕一は恐縮します。

岸本がイギリス兵から奪ったという缶詰を
持ってきてくれました。裕一が喜び「本番前
に練習しておきますか」と言い、岸本が
「何度でも」と笑顔をみせた途端、銃弾が
岸本の頭に当たり、岸本は倒れます。

イギリス軍の奇襲です。岸本は動きません。
藤堂先生が来て、裕一を車の下に押し込み
去って行きました。

日本兵は応戦しますが、イギリス軍の機関銃に
次々倒されていきます。

藤堂先生が腹を撃たれるのが見えました。
裕一は駆け出して行って、先生を抱えて
塹壕の陰へと引きずっていきますが
裕一は「どうしよう、何をすればいいんだ」
と混乱します。

藤堂先生が「古山、すまん、俺のせいで」
と謝るので、裕一は「先生のせいじゃ
ありません」と言いました。

藤堂先生が「手紙、持ってるか?」と聞くと
裕一は「ちゃんとここにあります」と答え
藤堂先生は「最後にお前に会えてよかった。
昌子と慶太、頼む、もう一度会いたかった」
と息絶えます。

* 「何も知りませんでした。ごめんなさい」

裕一が藤堂先生にしがみついてると
東次郎(近藤フク)が「ご無事でしたか」
とやってきました。

裕一が「神田さんは?」と聞くと
東は「手榴弾でやられました」と答え
裕一は「僕、知りませんでした。
ごめんなさい」と謝ります。

東が「知らなくていいこともあります」と
言うと、裕一は「僕、何も知りませんでした
ごめんなさい」と東に抱きつきました。

まもなくインパール作戦は中止されます。
9万の将兵が投入され、生還者は1万数千
しかいなかったのです。

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