エール 62話 黒川芽以さんと山口太幹くん

佐藤久志(山崎育三郎)が「昔々ある処に
新しい家族になじめないちょぴり大人びた
少年がいました」と言って、幼い久志
(山口太幹)に本を渡し、バトンタッチ
します。

大正8年、福島、久志は
父・弥一(日向丈)とその再婚相手
玲子(黒川芽以)と食事をしていました。

玲子から「新しい学校に慣れた?」と聞かれ
久志は「玲子さんの心配には及びません」と
答え、弥一に注意されます。これは久志が
まだ裕一と出会う前の頃のお話なのです。

* 藤堂先生、久志に独唱をすすめる

小学校、藤堂先生(森山直太朗)の
オルガンに合わせ、皆で歌を歌います。
他の生徒たちは着物ですが、久志だけは
洋服に蝶ネクタイでした。

練習の後、元気がない久志を
藤堂先生が呼び止めます。先生は「君の歌
すごく良かった。今度独唱してみないか」と
褒めますが、久志はいつの間にか
いなくなっていましたね(笑)

3年前に久志の両親は離婚し、母は出ていき
ました。父が再婚したあとも、久志は母を
忘れられずにいたのです。

久志は家へ帰って実の母・麻友(深澤しほ)
からの手紙を読みました。どうか体に気を
つけて、お父さんの立派な跡取りになって
下さいとあります。

女中・幸代(池津祥子)が洗濯物を持って
来たので、久志は麻友からの手紙を隠し
ました。

幸代は、久志が麻友の手紙をこっそり読んで
いる事を知っていて、引き出しにしまって
おくよう言います。久志が麻友はどこにいる
かと聞きますが、幸代は知らないと答え
ました。

* 久志、母親と再会するが

久志は、麻友からの手紙にある消印を頼りに
麻友の実家へ向かいます。大きな家を訪ねる
と川端康成似の老人が出てきました。

麻友という人がいるかと聞くと、老人は
ずいぶん前に引越してしまい、行先も
わからないと教えてくれます。

久志が神社の鳥居のところで途方に暮れて
いると、偶然にも麻友が通りかかりました。
久志が声をかけようとすると、麻友の夫
(佐藤誠)が赤ちゃんを連れて現れ
麻友が笑顔で迎えました。久志は手紙を
破り捨て、去っていきます。

* 「うさぎ追いし、かの山」

久志が誰もいない小学校の教室で
落ち込んでいると、藤堂先生が来ました。
先生が「佐藤、どうした?」と聞き
久志が「何でもありません」と去って
行こうとすると、先生が止めます。

藤堂先生は久志のブレザーをストーブ前に
かけてくれ「どうしたんだ、佐藤」と
改めて聞きました。

久志は「何もなかった。何かあると思った
のに、何もなかった」と答えます。

藤堂先生は「そうか」とそれ以上聞こうと
せず「うさぎ追いし、かの山」と故郷を
歌い、久志にも大きな歌うようすすめ
ました。先生は「やっぱり君は良い声を
している」と褒めてくれます。

* 久志、家に帰る

久志が家に帰って来ると
玲子が「どこにいたの?本当に心配してた
よかった」と迎えてくれました。

久志が「あの?はんぺん、まだありますか?
お母さん」と聞くと、玲子は「もちろん」
と笑顔で久志を抱きしめます。幸代も
うれしそうです。

大人になった久志は、裕一(窪田正孝)
鉄男(中村蒼)に「あんな大きな声で歌った
のはあれがはじめてだった。ぐちゃぐちゃに
なった気持ちがバーッと出て、すっと消えて
ああ、歌っていいなって。藤堂先生には
感謝してる」と振り返ります。

鉄男は、はんぺんをくれました。
裕一のリクエストに応え、久志は「うさぎ
追いし、かの山」と静かに歌いましたね。

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