エール 60話 蝶々夫人でオペラハウスに立つ

双浦環(柴咲コウ)はプッチーニの
「蝶々夫人」公演のオーディションを
受けに、イタリアへ行きました。

しばらくして一次審査に通ったと知らせが
来ます。環は今村嗣人(金子ノブアキ)と
抱き合って大喜びしますが、嗣人の顔は
無表情になっていました。

嗣人の個展が開催されます。その翌日、
新聞に嗣人の個展の評価がのりました。
「ただただ凡庸。すべてがものまね。
若き日本人画家への期待が裏切られた」
と酷評で、嗣人はいらだちます。

イギリスから舞台プロデューサーの
アダムが環を訪ねてきました。

嗣人の友人の利彦(関口アナン)によると
「蝶々夫人」の初演が散々だったので
プッチーニは起死回生として日本人の役を
日本人でやろうとしているというのです。

* 金子ノブアキさんの熱演

少し酔っぱらった嗣人が、アダムの話は
何だったのかと聞くと、環は「蝶々夫人」の
キャストを一新するので、ロンドンの
オーディションを受けないかと誘われたと
答えました。

環が受けに行っていいかと許可を求めると
嗣人は「許すも、へったくれもない
行きたければ、いけばいいと言います。

環がうれしくないの?とたずねると
嗣人は「うれしいさ。うれしいに決まってる
だろ!」と立ち上がり、両手を広げ叫び
ました。

嗣人が俊彦たちとトランプをしている時
友人らが環についていろいろ聞いてきます。
嗣人は「もういいって!」と怒ります。
金子ノブアキさん、熱演でしたね。

* 近衛はなさんの励まし

環はオペラハウス公演の最終オーディション
を前に、ロンドンのホテルにいました。
里子(近衛はな)が訪ねてきて
「自信ある?」と心配してくれます。

環は「ある、ない…。ただ楽しみなだけ」
と答えました。

里子は「実は私、昔バレエで世界を目指して
いたの。20才の時あきらめた。
差別と対格差がどうしようもなくて。
正直くやしい。あなたは私とは違う。
今、あなたの前にオペラハウスがあるの。
それをつかみとることに集中して。世界を
ぎゃふんと言わせて」と励ましてくれます。

* 環と嗣人

パリのカフェの店主・フィリップ(ピーター
・フランクル)が嗣人に、このカフェで
個展を開いてみないかと誘ってくれました。

手前に座っていた外国人の人は
存在感ありましたね。

嗣人がアパルトマンへ戻ると
環が帰ってきていました。
嗣人が「どうだった?」と聞きますが
環は元気がありません。

嗣人が「またチャンスはある」と抱き寄せる
と、環は「違うの。合格したの。私、オペラ
ハウスに立つ」と言います。

嗣人は笑ってから泣き顔になって
「フフフ、傑作だ!俺は街のカフェで個展を
開かないかと言われ、いい気分の時に
君はオペラハウスだ。バカみたいだ。
何を喜んでいるんだ」と言うと、
自分の絵をペンで刺しだしました。

環が「やめて!あなたは才能がある」と
慰めますが、嗣人は「どうしてわからない
んだ!その優しさが、人を苦しめるんだ」
と床に両手をついて、泣き出します。

そして嗣人は「君の失敗を願ってる。
どんなに喜ぼうとしても、心の底から
嫉妬があふれてくる。俺は君といる僕が
嫌いだ。君といると俺はどんどんいやな奴
になる。俺は君という光の影でいるのは
耐えられない。環、歌を諦めてくれ。君を
愛してる。頼む」と環を抱きしめました。

しかし環は、嗣人を抱きしめず
手は膝の上のままでしたね。

* 蝶々夫人の環

環がカフェへ飛び込むと、フィリップが
コーヒーを出してくれ「おめでとう。
どうするんだい?」と聞いてきます。

環が「私は光でいたい、傲慢ですか?」と
聞き返すと、フィリップは「自分に嘘を
つく事が最大の罪です。それでいい。
それが君の人生です」と答えました。

春、「蝶々夫人が環によって蘇った。
オペラハウスに続き、ニューヨーク公演も
成功」と新聞記事がでます。

批評家のピエールが絵を売ってと頼んで
きますが、嗣人は断りました。
その絵は、蝶々夫人の環の絵でしたね。

金子ノブアキさんの怪演によって
柴咲コウさんの若き日の双浦環が
引き立ちました。本当に濃厚な
スピンオフでしたね。

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